こんにちは。藤井総太さんの登場をきっかけに将棋を見るようになった、たけのこです。
将棋は指したことありません。ルールもそんなにわかっていない。けれど面白い。
理由は、過去の記事で説明しました。
ライブ中継を何度も見たくなる対局
昨日から何度も見ている動画があります。
昨日行われた、第71期王座戦挑戦者決定トーナメント 「藤井聡太七冠vs村田顕弘六段」の動画です。
こちら、12時間半にわたる長い動画なのですが、繰り返しているのは11時間45分頃からの部分です。
この時には、村田六段が90%の確率で勝つという優位な状態なのですが、ここからの藤井七冠の好手で対逆転劇が起こるのです。
将棋用語で、「毒まんじゅう」というそうです。
両者一分将棋になる中、ドラマは起こりました。なぜか何度も見たくなってしまうんですよ。
すごすぎて。
AbemaTVだと、AIの候補手が出てきて、その手を打つと次に何パーセント有利の評価になるのかが表示されます。
それも答え合わせ的に面白いんですが、こちらの動画は、AI候補手が出なくて、解説棋士の先生の予想や、実際に指された手に対する反応のみでした。それがまた新鮮でよかったんです。
大橋貴洸七段の解説がよい
大橋貴洸七段と言えば、プロ入りが藤井七冠と同期である、少し派手めのスーツでよく対局されているというイメージでした。
そして、大橋七段の解説は初めて見ました。話しているところを見るのも初めてでした。
スマートで上品な方で、解説もわかりやすかったです。もっと解説を見たい方ですね。
そういえば、この前の名人戦の解説の中で、「AIの好手を指す率が藤井七冠に次く第2位なのは大橋七段」という情報がありました。
とても強い方です。大橋七段は藤井七冠に勝ち越している数少ない棋士のお一人です。確か、昨年の王座戦で藤井さんが挑戦者になれなかったのは、大橋さんに負けてしまったからでした。
すごい方なんです。だけど、最後の25手詰の部分に関しては、「危険」と察知はされていたけれど、見切られてはいなかった。
藤井七冠のことを「恐ろしいですね」と何度か言われてましたが、その感想がAIの評価値とは違う形で感じられました。
我が家の驚き具合
昨日、会社から帰宅した際に、すぐAbemaTVで見始めたのですが、その時にはもう少し前の段階でしたが、すでに村田六段が80%ほどの優勢になっていました。
藤井七冠が唯一持っていないタイトル「王座」。挑戦者決定トーナメントなので、ここで負けると今年の八冠はなくなります。
さすがに今年の八冠はないか。まぁ、一気に全部取るより、来年の楽しみになるのもいいのかな。
村田六段、すごいなー。どんな流れだったんだろうなー。
なんて、思ってました。
夫が帰宅し、「藤井くん、王座は無理みたいだわ。村田六段すごいよ。」と説明し、評価値を見て「あーほんとだね。さすがに無理か。」なんて話をしてました。
村田六段が99%になっていましたからね。
それで、サンフレッチェの記事をブログに書いていたところ、急に大逆転になっている様子に気づいたわけです。
その瞬間は見逃してましたね。もっと集中して見ていればよかった。
解説動画をチェック
いつも、藤井七冠の対局があるとすぐに解説動画を上げてくださる方がいて、それをいくつか見てどんなことが起こり、何がすごかったのか把握します。
よく見ているのが、この2つののチャンネルです。
毒まんじゅうのすごさがなんとなくわかりましたよ。
まとめ
藤井七冠の逆転はこれまで何度もありますが、解説動画を何度も見るまでのことはなく、ましてや対局の動画を何度も見ることなんてほぼないのですが、これはライブ中継動画を見たくなりました。
大橋七段も解説や、藤井七冠の妹弟子である中沢女流二段の聞き手もよかったんですかね。
三回はじっくり見ましたよ。
解説動画のアユムさんによると名局賞になるかもしれないそうです。
まだ見ていない方には、おすすめ動画です。
最近は、「将棋の渡辺くん」第6巻にもハマっています。
今すごく売れていて、何度も売り切れになっています。こちらもほんとにオススメです。
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