2024年が始まりました。
2023年春に休職したことをきっかけに始めたブログ。
なんだかんだで9か月続いているんですが、何で続けられているのかというと、誰も見に来ないブログだから、気軽に書けていて、だから続けられているってとこあります。
アラフィフの私ですら、テレビってものをほぼ見なくなりました。
メインはYoutube視聴、たまにABEMAやらPRIME VIDEOという世界観になってますが、2023年秋クール、ドラマ「いちばんすきな花」だけは、最初から最後までチェックしましたよ。
最後まで挫折しなかったし、毎週楽しみにしてました。リアルタイム視聴とTVer視聴が半分くらいずつだったですかね。
ドラマ考察のYoutuberさんが動画を上げてくれて、いろいろと解説したり感想をまとめてくださるので、それを聴くのも楽しみでした。
全部はチェックできていないですけど、たとえば「無限まやかしさん」。
なるほどーっていうことが多くて、逆にドラマ本体より解説聴く方が楽しみだったかもしれないです。
自分としての正直な感想
頭がよくて面白い話をしてくださるYoutuberさんたちの解説を聞きすぎているから、ほんとに陳腐で恥ずかしいのですが、自分としての感想を書いておきます。
私には正直、面白いけど、難しくて期待外れなドラマでした。
「男女の友情は成り立つか」というテーマだという話だったので、私は最後までどんでん返しを期待していました。
例えば、「赤田さんが本当はゆくえちゃんのことを好きだった」とか、「ゆくえちゃんと椿さんが本当は、恋愛として好き同士だった」とか「夜々ちゃんと紅葉くんが互いに必要な存在と気づいて恋愛に発展する」とか。
最初から「男女の友情は成り立つ」というシーンが多かったから、実はそう思っているようでも違う展開になることもある。それがドラマになることで意外性があるし、視聴者にも考えさせてくれるのかなと最終回まで期待してたんですよね。
でも結局最後まで、そんな展開にはなりませんでした。
面白いのは面白かったんです。
年齢も職業も異なる4人の男女がひょんなことから親しくなる展開や、それぞれ違うイメージを持つ知り合いが美鳥ちゃんという同一人物だったこと。
だからって、かならずしも5人で居心地のよい仲良しになるわけではないこと。
主人公4人それぞれのものの考え方、周りの人との人間関係、なるほどなーと思わせるエピソード。
自分にも、自分の周りの人間にもそんなことがあった気がするなぁと思わせる場面がちりばめられていたり、そういうことだったのかという伏線回収があったり。
主人公の4人の行動、会話はかわいいですしね。ちょっとした意外性もある。
すごく楽しめました。それは確かなんです。
でも、最終回を見て、結局何だったのかと考えるとわからなくなってたんですよね。
はっきりとした盛り上がりや、主題がわかりにくいというか。
藤井風さんが出てきて主題歌を歌ってくださるのはよかったんですけど、そのあたりから「どういうこと?」という気持ちになっていたので、純粋に楽しめなくなっていました。
結局、私はわかりやすい恋愛ドラマが好きっていうことなのかもしれません。
そういえば、ジブリ作品でも似たようなことが
スタジオジブリの中でも、特に宮崎駿監督の作品について、似たようなことがありました。
世間で面白いと言われているので見に行くんですけど、いつもよくわからなかったんです。
例えば「千と千尋の神隠し」。
見ている間は面白いんですけど、結局最後なんだったかわからなくなってしまって、微妙な感想になってしまっていました。
私としては、最後に千とハクが結ばれるのかな~?なんて期待してたんですよね。
でもそんなことはありませんでした。
最後はトンネルの向こうの不思議な世界から元の世界に戻って終わるんです。
なんだったんだろう。不思議な別の世界での経験で主人公が成長した物語、ということなのかな?
という感想でした。
なんかちょっと難しく感じたんです。
誰にも言えなかったんですけど、いつだったか会社で少しだけ親しい人と会話に困ってこの話をしたことがあり、その人も同じような感想だったことで、意気投合したことがありました。
互いに、なんとなく自分の感性がおかしい気がして、人に言えなかったってことまで似てました。
「いちばんすきな花」の自分の感想も、なんか恥ずかしくて、誰にも言ってないです。
少ない確率ですが、このドラマを全部見ていて、同じような感想を持っていて、かつ何か恥ずかしくて誰にも言っていないという人と偶然この話をしたら、それがきっかけで感性似てることが判明し、仲良くなれるかもしれません。
誰も見ていないブログだから、書いてしまいました。
ブログって、見ようと思わなければ見ないものなので、人の迷惑になりづらいところがいいですね。
ブログを書いていると、見られる記事とみられない記事の差がすごいんですけど、この記事はきっと何年置いていても誰も読まないかもしれないです。
もしここまで読んでくださった私以外の方がいらっしゃったら、すごいですよ。
ほんとにありがとうございました。
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