こんにちは。たけのこです。
天皇杯 愛媛FC戦、勝ててよかったですよね。
いつもレノファ山口を見るためにJ2も見てるので、全然油断はしていなかったものの、やっぱりベスト16に残った愛媛FCは強くて、前半ひやひやしました。
まさかサンフレッチェが、先日の名古屋グランパス戦と同じスタメンとは思いませんでしたしね。
疲れが取れているのかが心配でしたし、
天皇杯はどうしても、J1以外のチームに負けてしまうイメージが強いので、ただひたすらお祈りしてました。
ほんとに勝ててうれしかったです。
次は9/11Eピースでガンバ大阪と対戦なので、チケット購入して観戦します。
森脇良太選手が広島ゴール裏に来られた動画を見て
Youtubeで、愛媛FCの森脇良太選手が、広島ゴール裏に挨拶に来られているのを見ました。
サンフレ依存症さんの動画です。いつも試合前後の様子やイベントなどを動画にしてくださっていて、ありがたく視聴させていただいてます。
これを見て、いろんなことを思い出しました。
サンフレッチェ広島は選手に選ばれないクラブなの?
2012年。サンフレッチェ広島がJ1リーグ年間初優勝しました。
その年、森脇選手はサンフレッチェ広島におられました。試合もほとんど出場されてたと思います。
優勝に貢献されて、優勝後のテレビ番組や優勝パレードにも参加されてたんですけど、その後すぐ浦和レッズに移籍されたんですよね。
私は衝撃でした。
「優勝したチームでプレーするより、別のチームに行きたかったのだ」ということに、驚いたんですよね。
今考えたら、年俸だとか、チームの環境だとか、監督だとか、いろんな要素で全然ありなんだろうとは思うんですけど、その頃はただ驚いたし、ショックでした。
それまでも、柏木陽介選手や、海外移籍経由でしたけど槙野智章選手が浦和レッズに移籍してしまっていたので、なんとなく「浦和レッズって誰もが所属したくなるすごいチームなんだなぁ」って、思ってました。
関東圏にあるチームだし、キー局のテレビ番組でもよく取り上げられている気がするし。
サポーターも多いから、資金が豊富で年俸も高いのかなぁとか。
サンフレッチェ広島は、地方のクラブだし、条件もよくないから選手も長くは所属したくないのかなぁとか。
サンフレッチェ広島をずっと応援しているのに、徐々にそんなイメージを持ってしまっていました。
そのイメージが、自分の中で決定的なものになったのが、森脇選手の移籍でした。
J1で優勝してもサンフレッチェではだめなのかぁ、と。寂しさに拍車をかけてくれたというか。
いつも言ってくれていた「広島、さいこう~!」というのも嘘だったんだなぁとも思いましたしね。
そんなことを思っていたので、サンフレッチェ広島から浦和レッズに移籍した選手のことは、あまり見ないようになってました。
イメージを変えてくれたのは塩谷司選手
サンフレッチェを応援しつつ、どこかでそんなネガティブなイメージを持っているものだから、選手が活躍されると、「ああ、たぶん次には移籍してしまうのかな」と思っちゃってたんですよね。
契約更改の時期になると、移籍のニュースの心配ばかりでした。
活躍された、ぜひともいてほしい選手から移籍してしまうと思っていたので。
そのイメージを変えてくれたのは、塩谷司選手です。
「広島と5年契約を締結」というニュースを聞いて、驚いたんです。
サンフレッチェを選んでくれる選手もいる、というのを初めて意識しました。
考えてみれば、青山敏弘選手とか、佐藤寿人選手とか、森崎兄弟とか、活躍しつつずっといてくださった選手たちは、みなさん広島を選んでくださっていたのでしょうけれど、私がはっきり意識したのは塩谷選手だったんですよね。
なんでしょうね。なぜか広島で長くプレーしてくださるイメージを持ててなかったんです。
それが、海外移籍された後に、サンフレッチェに帰ってきてくださり、引退までサンフレッチェでプレーすると言ってくださっています。
なんかね。サンフレッチェ広島への自信が持てました。選手から選ばれるクラブなんだなって。
将来的にはもっと選ばれるクラブになってほしい
正直に言えば、今も少し不安はあります。
出場機会が減ってしまった選手が出場機会を求めて移籍してしまうのはわかるのですが、中心で活躍されていた選手が移籍されたりすると、「やっぱりサンフレッチェは選ばれなかったのだな」と残念に思ったりします。
でも最近は、広島出身ではない選手も、広島でプレーしたいという発言をしてくださったりします。
加藤陸次樹選手が代表ですね。
ユース出身ですけれど、他のJ1クラブから移籍してきてくださり、あのようにはっきり言ってくださる選手がおられ、だいぶネガティブなイメージはなくなりました。
新スタジアムもできて、観客も増えているので、資金力が向上すれば環境もよくなるでしょうし。
将来的には、むしろJ1の中でもよい条件のクラブになれるかもしれませんよね。
森脇選手に対する今の気持ち
森脇選手の浦和移籍からもう、10年以上経つんですね。
年月が経ったからなのか、森脇選手のキャラクターなのか、現地に行かれていたサポさんたちの人格がすばらしかったからなのか、よい雰囲気でしたね。
ブーイングは純粋なブーイングでなく、ネタになっている感じでしたしね。
最後は、「森脇オレ!」のコール。チャントはそういえば覚えてないですね。なかったのかな。
多くのサポさんが、「ひろしま最高~!」からの浦和移籍にはいい気持ちはしなかったと思いますが、
このようなコミュニケーションがとれるくらい過去のことになり、よかったのではないですかね。
今思えば、浦和レッズに移籍したかった森脇選手の気持ちもわからなくはないですしね。
ただ、私は心が狭いんでしょう。あの時のショックはまだ忘れられませんね。
「サンフレッチェ広島を愛し、ずっと一番に大切にしてくれた選手」というブランディングがあるとすれば、そうではないのは確かです。
だから私は、選手引退後にぜひ広島に帰ってきてほしい、とまでは思わないですかね。
帰ってこられたら来られたでうれしいんでしょうけど、帰ってきてほしいとまでは思わない。
微妙なとこです。
「森脇選手のすばらしい経験を、広島で後輩たちに伝えてほしい」というポストをされている方がいらっしゃって、それを読んだ時に思いました。
「サンフレッチェ広島を特別に愛してくれる選手」にやっぱり一番惹かれるので。
そのような選手が、引退後もサンフレッチェ広島に携わってくださることにより、サンフレッチェ広島のよさが引き継がれていく気がするので。
森脇選手のキャラクター、大好きですけどね。
どうしても、移籍時のショックが忘れられなくて、そんなことを考えてしまったわけです。
ちょっと正直に書いてしまった。アクセスないし、誰も読まないからいっかな。
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