こんにちは。たけのこです。
行ってきました、ホーム最終戦。「ホーム最終戦セレモニー」と「青山敏弘選手の引退セレモニー」もありました。まだ余韻がすごいんですけど、記録しておきたいと思います。
リーグ戦19試合目の観戦
シーズンチケット2024を購入した時、19試合全部行けるかな・・と思ってましたが、結局全部行けました。
ま、何より試合観戦を優先してスケジュールを組んでいるので当然といえばそうですけどね。
最初の試合が2月だから、約10か月。常に楽しみなイベントがある状態で過ごせたわけです。幸せでしたよ。ほんとに。
19試合。中には悔しい試合もありましたけどね。これといった変化のない私の生活の中で、毎回ドキドキするドラマに参加させてもらいました。
サッカー観戦って、見るのではなくて参加できるのが楽しいなと。
ピースウイングが出来てから特に、思うようになりました。
試合前の気持ち
J1第37節の他の試合は、前日にありましたよね。注目の柏vs神戸戦は、1-1の引き分けでした。
神戸と勝ち点4差になってしまったので、今日もし敗戦となれば、優勝の可能性はなくなります。
3連敗中。コンサドーレ札幌戦ではいつも、なかなか点が取れないイメージがあり、一抹の不安は正直あったんですよね。
青山選手の引退セレモニーもあるし、負けることにだけはなってほしくないなと、ヴィヴィくんだるまにお祈りしてました。
だけど当日。いつものシーズンチケットの席に座ると、もう何かすごいことが起こるイメージしかなくなってました。
周りの席が埋まった
さすが最終戦。周りの雰囲気が違いました。
私のシーズンチケットの席の周りは、企業が購入されているみたいで、いつも座る人が違います。
空席の時も、結構な確率であります。でも今回は次々と人がやってきて、空席は全くありませんでした。
私の隣の方は初めて来たみたいで、「すげーね。角度が急やね。」と言われてました。歌は歌ってなくて手拍子は時々くらいでしたね。
私がほとんどの歌を歌って、ずっと手拍子し続けているのをどう思われてるのかな~とちょっと気になりましたけど、気にせず歌い続けてました。
東俊希選手が大活躍
試合が始まってしばらくすると、今日は東選手のキレがすごいな…と感じました。
いつもすごくよいプレーをたくさん見せてくださるんですけど、その中でも今日は特にキレている感じ、しました。
サッカーがよくわからない私でも、そう思えるくらい。
主人が言ってきました。「俊希、今日すごくいいね。」
やっぱりそうなんだ。と思っていたら、東選手からのアシストで加藤陸次樹選手のゴールが決まり、東選手のフリーキックが直接ゴールになりました。
東選手の活躍、すごすぎました。
後半は、トルガイ選手のPK、ピエロス選手のゴールが決まり、青山選手、柏選手も交代で出場されました。
いつも思うけど、スキッベ監督の采配はすごいですね。
順位が確定していなくても、ドラマを演出するメンバー選出、交代策を取られるんですよね。
去年のエディオンスタジアム最終戦もそうでした。もちろん、選手の方たちが、試合に出るにふさわしい力を持たれているからできることなんでしょうけどね。
今回も、川辺選手→青山選手、東選手→柏選手の交代は最初から決めていたのだそうです。
また、青山選手と中島洋太朗選手をいっしょにプレーさせることも、決めていたとか。
ありがたい演出でした。
結果、5-1での勝利。とっても楽しかったです。
ピエロス選手、移籍の噂が出ていますけど、本当なんですかね。
後半ピエロス選手が出場されてからさらに安定した気がしましたし、2点も取ってくれて、ぜひともいてほしい選手なんですけどね。
ご家庭の事情で海外に行かれるなら仕方がないですが、他のJリーグチームに移籍とかは嫌ですね。
ホーム最終戦セレモニー
仙田社長のスピーチで、青山選手、柏選手への感謝とともに、クラブの状況説明がありました。
観客動員は去年の実績で言うとJリーグで2番目、売り上げで言うと去年の1.7~1.8倍になるのだそうです。
それでも、クラブ経営は厳しく、難しいものだと言われてました。
「サンフレッチェ広島は地方の1クラブでなく、Jリーグをひっぱっていく存在になる」とのことです。
驚きました。
観客が増えたし、グッズも売れてるみたいだから、少し経営が楽になっていくのかと思っていたので。それでも苦しい台所事情なんですね。
それでもJリーグをリードする存在になるって。大きな宣言ですけど、社長が言われるんだから、クラブとしてその覚悟と可能性があるんだろうな。それをサポーターに宣言することにより、サポーターの意識も高くなるのかなと、思いました。
スキッベ監督のスピーチは、松尾コーチの翻訳に味付けもあるのか、ユーモアに満ちていました。
「なぜこんな小さなスタジアムを作ったのか」って、確かにこのスタジアムではどんなに満員になり続けても、観客動員1位になれないかもしれませんね。
おそらく「もっと大きなスタジアムでも、今のサンフレッチェなら満員にできたのに」という意味ですかね。
スキッベ監督は来季も続投。青山選手もコーチとしてトップチームに入られるそうです。
青山敏弘選手の引退セレモニー
引き続き、青山敏弘選手の引退セレモニーがありました。
青山選手、冷静に淡々とスピーチされていました。もしかして涙なしかなと思うくらい。
私的に、涙ぐんでしまったのは、川辺駿選手への背番号6の引継ぎシーンです。
青山選手の川辺選手を「はやお」と呼ぶところ。鳥肌ものでした。
スクリーンに映る川辺選手の表情も、なんとも言えずぐぐっとくるものがありました。
去年の林卓人選手から大迫敬介選手への背番号1の引継ぎに続き、感動の演出でした。
時代が変わっていくこともあるし、背番号6の重さは川辺選手が一番感じられているでしょうし。
川辺選手のチーム復帰される時の動画で、青山選手へのリスペクトを示されていたのを思い出して、涙が出てきちゃいましたよね。
もうひとつ涙が出てしまったシーンは、千葉ちゃんが泣いていたことです。
佐藤寿人さん、李忠成さんとともに花束を持って出てこられたんですけど、その中でひとりずっと泣かれてて、それを見た青山選手もとうとう涙を流されていたように見えました。
あんなに泣かれたら、泣いちゃいますよね。
千葉選手。サンフレッチェにおられた時、キャラクターが好きな選手でした。青山選手と同級生だったとは、今回初めて知りました。
昨日、新潟で試合があったはずだから、今日来てくださったのかな。まだシーズン中で、残留争いの中なのにと思うと、さらに涙が出ました。
場内ラウンドと柏選手のスピーチ
青山選手のセレモニー後、いつもの試合後のように選手の場内一周がありました。
サウスサイドの前に来た時、柏選手のスピーチがありました。
契約満了の連絡があった際のエピソードを明るく。紫のユニフォームを11年間着られたことの誇りと居合わせ。5つ目の星を取ろう。
短いながらも、ポイントを押さえた素晴らしいスピーチでした。
柏選手のラジオを聴いているので、話がお上手で声が素敵なのは知っていましたが、さすがでした。
その後、胴上げもされてました。
引退されたら、クラブのスポークスマンとしてものすごい活躍をされるだろうなと思っていました。まだ引退の時期ではないとご自身思われていて移籍されるのでしょうけれど、どこに行かれても最終的には広島に戻ってきていただきたいなと、心から思います。
最後は、選手スタッフの方たちが花道を作り、青山選手を送っていました。
たくさんの人が席を立たず、最後まで見守っていました。
すごくいいクラブだなぁ、と、改めて思いました。
来週は運命の最終節
自力優勝があるのはヴィッセル神戸だけですけど、サンフレッチェ広島、町田ゼルビアにも優勝の可能性があります。
ヴィッセル神戸のみホームゲームで湘南ベルマーレと対戦。広島と町田はアウェイでの試合になります。
どう見ても、神戸が有利なのは間違いないですね。しかも、サンフレッチェの対戦相手は、強い強いガンバ大阪ですし。
ヴィッセル神戸が引き分けか負け。かつサンフレッチェ広島が勝ち。
このパターンならサンフレッチェの優勝になりますが、果たしてどうなりますか。
ピースウイングでパブリックビューイングがあるそうなんですが、私は直前にあるクラシエカップの準決勝も見たいので、自宅でDAZN観戦予定です。
奇跡が起こるか起こらないか。ドキドキする1週間が始まります。
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