気づけば、このブログを始めて2年が経ちました。
書いた記事は、まあまあの数。でも、見られた回数は、まあまあ少なめです。
ときどき思います。
この文章、誰かに届いてるのかなって。
アクセス数を見ては、「あぁ今日はゼロか」なんてちょっと落ち込んで、
それでもまた、数日経つと何かを書きたくなってる。
誰にも読まれないかもしれない。
でも、「もしかしたら誰かが読んでくれるかも」って思えるから、
ノートに書くよりも、ここに書きたくなるんだと思います。
それが、わたしにとってのブログの意味なのかもしれません。
言葉を並べて、自分の中をのぞいて、少しだけ整理して。
それをそっと、だれかに差し出すような気持ちで投稿ボタンを押しています。
たくさんの人に届かなくても、
どこかで読んでくれた「ひとり」が「わかるなあ」って思ってくれるかもしれない。
そんなふうに思えるだけで、
ブログを続けてきてよかったなって、思うんです。
最近は、アクセスが少ないことが、むしろ気楽で。
「まぁ、どう思われてもいいや」なんて思えるようになってきました。
肩の力が抜けると、なんだかいろんなことが書けるようになって。
ちょっと前のわたしなら、躊躇してたような話も、
今ではするっと書いている自分がいます。
不思議ですよね。
もし急にアクセスが増えたりしたら、逆に恥ずかしくなるかもしれません。
誰にも見られないのも寂しいけれど、たくさん見られるのもこわい。
人の気持ちって、ほんとに難しい。
でも、気楽に書くようになってから、ブログがもっと好きになりました。
ここは、わたしの気持ちが自由に歩き回れる、小さな散歩道のような場所です。
アクセス数を気にしないで書けるようになったことで、
この場所はますますわたしらしい場所になってきました。
このブログが、どこかの誰かにほんの少しでも届いていたら嬉しいな、
そんなことを思いながら、今日もひとつ、静かに投稿ボタンを押します。
読んでくださって、ありがとうございました。
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