こんにちは。たけのこです。
2年前のことです。
しがない数学徒さんの動画から、同じく灘卒のYoutuberナツミートさんを知りました。
そこから、ナツミートさんに興味を持ち、動画を時々観ていました。
変わった方だな・・という印象は持っていましたが、昨年度雷獣チャンネルで、東京都立大学に入学されたと知りました。
東京都立大学?
どうされたんかなと思い情報を探したところ、ブログに心境を書かれていて、興味をもって読んだのを覚えています。
かなり長文で、話が逸れる部分もあり難しかったのですが、つまり、「灘時代に成績が悪かったことをコンプレックスに感じていて、それをかっこよく100%挽回できるのは東京大学進学しかないと思い込んでいた。しかし、受験勉強に対する自分の限界を悟り、前に進むためにどうするか考えた時、東大進学という完璧を諦め、まずは4年制大学に進学することにした」と読み取りました。
東大という理想の高さや、4浪という時間の長さはすごいです。
しかしながら、心境の変化の筋道としては多くの人が辿るもので、おそらく灘に合格できる優秀さと、家庭の経済力があったことで、多くの人がもっと少ない幅で妥協し割り切って進むところを、ここまで苦しまれたのだと思います。
私が親の世代だからでしょうが、気になったのはナツミートさんのお父様のエピソードです。
- お父様は、ナツミートさんが東大文一を目指している理由を「カッコいいから」とするのに対して、父親として満足な答えであると言った。
- 6浪して国立医学部に進学されるという苦労をされた経験を持たれている。
- ナツミートさんが3浪の時、自分が3浪時仮面浪人のために受けた阪大経済学部に不合格になったことを話した。
- ナツミートさんが4浪時東大を目指すのをやめると伝えたとき、自分が3浪時仮面浪人のために関学商学部を不合格になっていたことを虚栄心から黙っていたことを謝った。
お父様は同年代なので、どうしても気持ちを考えて切なくなります。
上記エピソードから、お父様は、ナツミートさんの姿を自分の若い頃に投影し、自分が苦労しているからこそ息子の気持ちがわかり、息子が納得するまで自分ができることはしてあげよう、と思われていたんだと思います。
自分の仮面浪人失敗のエピソードも、できれば話したくなかったけれど、ナツミートさんを励ますために少しでも役にたてばと話されたものと思います。
自分の息子だから、ただでさえかわいいわけですが、きっと灘の優秀な人たちの中で苦労された息子さんのことを不憫に思い、なんとか挽回させてやりたい。自己肯定感を取り戻してやりたい、きっとこの子ならできると、本人に信じさせたかったし、自分も信じたかったんだと思います。
息子さんが自分の判断で前へ進む選択をされ、これからも心配は続くのは理解しつつ、一区切りついて安心されたでしょう。
ナツミートさんが、自分の道を見つけて、歩いてくれることを祈られてるでしょう。
ナツミートさんの周りには、ベテランちさん、かべさん、しがない数学徒さんなど優秀な方たちがいらっしゃいます。彼らからの影響をうけて、きっと自分は何がしたいのか、何ができるのかを考え続け、納得する道を歩まれるんでしょう。
ナツミートさんのことはこれからも気になりますが、情報を知るたびにお父様の気持ちを常に想像してしまいそうです。
2023/7/11追記
雷獣のサブチャンネルで知ったのですが、ナツミートさんは2023/7/1に単独ライブを開催されたそうです。どのような内容だったのか全容はわかりませんが、かべさんは「ナツミートさんが自らやりたいと行動したこと」に涙ぐまれていました。
ナツミートさんは、先輩たちに愛され、見守られているんだなぁと感じます。きっとナツミートさんが先輩から可愛がられるような純粋な部分をたくさん持たれているからでしょうね。
2023/12/19追記
急にブログへのアクセスが増えたのでどうしたのかと思ったら、この記事が原因でした。
なんと、ナツミートさんのお父様は、衆議院議員の伊東信久氏なのだそうです。
そのことが雷獣チャンネルで紹介されたんです。
雷獣チャンネルで好きな企画として「あるあるシリーズ」を紹介したことがありますが、この企画のひとつのように動画になってました。
タイトルは『【究極】ナツミートが教える「国会議員の息子あるある」』。
ちょっと笑っていいのかわからない部分もありましたが、いつものように楽しいトークでした。
最初にこの記事を書いた時は、お父様が国会議員などとは全く想像しておらず、親としての気持ちを想像して単純に思ったことを書いていました。
お医者さまというだけでも一般の人とはちょっと違うかもなぁと思っていましたが、まさか国会議員でもある有名な方だったとは。驚きです。
アクセスが増えたのは、おそらくこの動画を見て、「ナツミート 父親」などで検索されて、このブログにたどり着かれた方がおられるのでしょう。
まぁ、親としての気持ちに一般人も国会議員もないとは思うのですが、誰も見に来ないと思って書いたブログ記事がたくさんアクセスされて、ナツミートさんや雷獣チャンネルってやっぱりすごい方たちなんだなと思いました。
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