なぜか書き始められないブログ
今日のサンフレッチェ対湘南ベルマーレの試合。
もちろん観戦には行ったんですけど、何を書こうかまとまらず…翌日の夜になって、やっと書き始めてます。
ブログを書くお仕事ではないし、そんな時は無理に書かなくてもいいんですけどね。
これまで観戦に行ったら毎回書いてきたから、あまり内容がないにしても、やっぱり思ったことを記録しておこうかな、と。
すばらしいコレオ
試合開始時、スキッベ監督とウマルコーチの最後のリーグ戦ということで、ドイツとトルコの国旗をモチーフにしたコレオがありました。

完成度高かったです。とってもきれいでした。観客が多いから、密度が高いですよね。出入口もちゃんとカバーされていました。
試合の展開
前半、得点できそうなのにできなくて、だんだん嫌な予感がしてくるのは、今シーズンによくあったパターンのとおりでした。
その予感どおり、先制されてしまい…だけど去年と違い、試合終了間際に逆転する予感があったのも、今シーズンのパターン。
さすがにそんなうまくはいかないかもな…と思いもしたけど、またまた菅ちゃんのコーナーキックからの逆転劇を再び、見ることができました。

劇的な展開での勝利で、盛り上がりましたね~。
試合を通して特に思ったのは、田中聡選手はやっぱりスーパーですね。
あと、中村草太選手はやっぱりワクワクしますね。
私としては、特に推しである菅ちゃんと木下選手が得点に絡んでくれたし、最高の結果でした。

シーズンチケット席とのお別れ
2年間お世話になったシーズンチケットの席で観戦する、最後の試合でした。
座った瞬間、なんか特別な気持ちになっちゃいました。
見慣れたこの角度でみるピッチ、スクリーンは最後なんだなぁ…と。

高い確率で空席だった私の隣の席も、昨日はちゃんとお客さんが座られていて。
あまり観戦に来られたことがない方みたいで、劇的な展開にすごく感動されてました。
勝って、ほんとによかった~と思いましたね。
また来よう、と思われたんじゃないですかね。
チケット代は支払われているんだろうけど、空席はやっぱり寂しいですからね。
空席の試合が多いのは、会社でもらえるチケットなんでしょうか…?
たまに座られる方がいらっしゃると、どういうチケットなのか聞きたくなるんですけど、勇気が出ず、結局最後まで聞くことはできませんでした。
この席をまた買いたくなったとしても、おそらく購入は難しいでしょう。
なんともいえない寂しさがあります。お世話になりました。
渦巻く不安と寂しさ
ゴールが決まった後のコール&レスポンスの時は、いつものように大きな声で選手の名前を叫べたんですけど、その他はいつもより声を出して応援できませんでした。
スキッベ監督やウマルコーチ、松尾コーチとのお別れが発表されているし、契約更新しない選手が何名かわかっています。
それに、まだ発表されていない選手の移籍があるかもしれない。
そう思うと、何を見ても「この姿が見られるのは、これが最後かも」なんて考えてしまい、いまひとつ純粋に見られませんでした。
考えても仕方ないんですけどね。
わかってはいるけど、思ってしまう感情をコントロールはできませんでした。
自分の中に2人いて、1人は試合を見ているけど、1人は別のことを考えている。それが同時進行している感じでした。
永遠にいてくださる監督や選手はいない、ってことはわかっているんですけどね。
今ほど必死で観戦していなかった頃は、楽でしたけどね。
別れが寂しいのは同じですけど、そこまで気もちを揺さぶられることはなかったから。
えー変わってしまうのか…寂しいな、くらいでしたから。
今はもう、身近に普通にいた大切な人が、いなくなってしまうくらいのインパクトになってしまっているので、精神的にしんどいです。
スキッベ監督の退任と、心に残る複雑さ
スキッベ監督は、Jリーグの試合では今日が最後。
水曜にACLエリートの試合がまだありますが、
退任の挨拶には、ユーモアと温かさがあって、
「やっぱりこの方が好きだったなぁ」と再確認する時間になりました。

でも、胸の奥には、どうしても渦巻くものがあって。
——次はヴィッセル神戸の監督になられるのかな。
それを考えると、素直に挨拶を受け取れない自分がいました。
隣の席の方も同じようなことを話されていて、
「やっぱり、同じ気持ちの方はいるんだな」と少しだけ安心しました。
よく考えると、火のないところに煙は立たないわけで、報道されている情報からすると、おそらくスキッベ監督は神戸の監督になられるのでしょう。
そのことは、広島とは関係ないし、広島の退任に際して発表することでもないから、触れられないだけなのでしょう。
スキッベ監督のグッズが販売されたり、プレゼントお渡しのブースが設けられたりする話を聞いて、「まさかライバルクラブの監督になられるようなことはないだろう」なんて想像していたんですけど。
それは、私の勝手な妄想ですし。
ビジネスとして考えると、全然ありだよなと。

そう思うと、もっと自分もドライになった方がいいんだろうな、と思いました。
ライバルチームの監督になってほしくない、と考えるサポーターの人はたくさんいると思うけど、そう考える人がいるからって、ライバルチームの監督になるのを避けるわけではない。
だったら、「ライバルチームの監督になってほしくない」「ライバルチームの監督になられるなんて残念だ」なんて思っても無駄、というか。
思うのは仕方ないけど、思っても仕方ないんだから、切り替えるしかないっていうか。
なんだかある意味、お別れの寂しい感情やもやもやから、少し冷めることができた気がします。
4年間残してくださったものに対する感謝は変わらないですし、存在の大きさや人柄が好きなことは変わらないですけどね。
これからどうされるかに関しては、考えたり感情を動かしても、意味ないよなと。

人は別れたあと、整理がつくと少しだけ前を向けるものなんでしょうね。
気がつけば、
「次はどんな監督が来てくれるんだろう」
そのワクワクに、気持ちがゆっくり移動しているのを感じています。
別れは寂しいものです。
でも、その先には、新しい出会いが待っているんです。
今はその言葉を、自分へのお守りみたいに握りしめています。
まだ水曜日のACLの試合がある
監督とのお別れについては、だいぶ感情の整理がついてきたのですが、これから次々発表されるであろう、選手の契約更新や移籍の話には、また気もちが乱される日が待っているでしょう。
もともと、12月はクリスマスや年末もあるし、ボーナス支給があるし、好きな季節だったんですけどね。
サッカーが好きになるほど、なんだか嫌な季節だなぁと。最近、そればかり思っちゃいます。
ただ、水曜日にACLエリートの試合があるので、それまでは少しまぎれます。
とはいえ、監督、コーチ、ジェルマン選手、マルコス選手の最後の試合なので、また純粋には見られないかもしれないですけどね。
去年は同じように、リーグ最終戦の後、ACL2の試合がありました。
青山敏弘選手の最後の試合として、感傷もありましたが、今考えると松本泰志選手も最後だったんですよね。
その時はまだ、発表されていなかったですけどね。
同じように、水曜日がサンフレッチェの選手として最後の選手もいらっしゃるかもしれないわけで。
そう思うと、ひとりひとりの選手をよく見て、記憶にとどめたいなと思います。
平日ナイターゲーム。どれだけ寒いんでしょうね。
でも楽しみです。観客が1万人を超えるといいんですけどね。




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