こんにちは。たけのこです。
将棋の渡辺くん第6巻、読みました。
(ヴィヴィくんのタオルたちは、たまたまあったので、一緒に写っているだけです。)
1巻~5巻も持ってますが、6巻が一番面白かった。
藤井新名人がこれまでに比べてたくさん出てくるんですが、すべて負けてしまう渡辺くんの姿をコミカルにもストレートに描いていて、ある意味すごい。
自分が渡辺くんだったり、渡辺くんの奥さんだったとして、負けてしまった事実をこんな風に描くことができるだろうかと想像すると、難しい気がします。
100歩譲って、漫画のネタとして描くとしても、描かなければならないとしても、それでもこんなふうに明るく描けるかなぁと、どんな気持ちなんだろうと、その心情を想像してしまいますね。
からっと明るく描けてしまうほど、藤井くんがすごすぎて、それを認めてしまえるのかな。
それとも、ほんとは描きたくはないけど、漫画のネタとして割り切っているのかな。
どうなのかわからないけど、読者としてはまんま描かれているように見えて、面白いです。
「いつもヒール役」というのは、悪いけどちょっと笑ってしまいました。
たしかにこれまで、なんとなく見ていた頃の将棋でさえ、いつも羽生さんや藤井くんがヒーローで、なぜか私も「勝って~」と応援していて、相手の渡辺さんには全く感情移入はしていなかったな、と。
顔なのか、雰囲気なのか、なんなのか。正直、確かにヒーロー側には見えてなかったです。
こんなに愛すべき主人公なのに、です。
「将棋の渡辺くん」を読むようになってからは、渡辺さんは主人公のひとりになってますけどね。
最近は藤井新名人と渡辺名人の対局は、いつも渡辺名人を応援してました。
解説の先生によると、藤井さんとの対局ではいつも以上に渡辺名人が慎重に指されているらしいと知り、その心中を想像して、とにかく応援してしまうのです。
藤井新名人がだれかと対局していて、相手の方を応援してしまうのは、渡辺さんくらいです。
「将棋の渡辺くん」の沼にはまっているのかもしれません。
最後のおまけ漫画「転生しても最強棋士だった件」が面白くて、読後感最高でした。
第7巻も楽しみ。
人気なのもわかります。これは自信を持ってオススメできます。
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