今日、会社を出て電車に乗り込んで、なんとなくスマホを開いたときのこと。
Yahoo!ニュースにふと出てきた記事が目に留まりました。
「池上丈二とレノファ山口」──

あ、池上選手の記事だ、って思って、何気なく開いたんです。



レノファ山口の背番号10。
レノファ山口のバンディエラ。今や“チームの顔”みたいな選手。
でも正直、一昨年前レノファ山口の試合を見るようになるより前のことは、知らなかったんですよね。
結構長い記事でしたが、読み進めていくうちに、引き込まれました。
百円シャワー、公園の管理棟、ポスターで光を遮ったミーティングルーム……
今じゃ信じられないような環境から、池上選手はレノファでプロとしてのキャリアを始められたとのこと。
彼は山口県出身ではありません。ユース出身でもありません。
それでも、強くクラブを愛して、ずっとレノファ山口と契約されています。
これまでのキャリアの中で、移籍しようと思えばできる機会もあったにもかかわらず。
違うチームに行けば、もっと条件のいいところもあったかもしれないにもかかわらず。
でも、それでも「山口に残る」ことを自分で選んでこられたということ。
こういう話には、とても心を打たれます。
記事の中で、山口のことを「好きなんでしょうね……なんでだろう。言葉にならない」と話されていた池上選手。
きっと、積み重ねてきた年月や、地域とのつながりが自然と染み込まれているんでしょうね。
そんな思いを持った選手は、サポーターからも、地域の人たちからも、愛されるし、
そういう選手がいてくれるチームって、絶対に強くなれると思うんです。
青山敏弘選手とサンフレッチェ広島のように。
私自身はサンフレッチェ広島のサポーターなんですが、一昨年前ひょんなことからレノファ山口の試合を見るようになり、応援するようになりました。



2025シーズンが始まる前に、たくさんの選手が移籍してしまい、せっかく覚えて親しみを持っていた選手が、何人もいなくなってしまいました。
それで、なんとなくレノファ山口への関心が薄くなってしまっていました。
でも、この記事を読んで、レノファ山口にもこんなよい話があったのだなあと、初めて知って、
なんかまた、もっと応援したくなりました。
8月11日、維新みらいふスタジアムで行われるヴァンフォーレ甲府戦に現地観戦に行く予定です。
今年3回目の現地観戦。12000人プロジェクトの、ちょっとでも足しになればいいなと。
このニュースを読んでから、さらに楽しみになりました。
今年、現地観戦した2回は、どちらも敗戦でした。
とにかく、レノファ山口の勝利を見たい。
池上丈二選手がここまで思いを寄せるクラブが、
もっとたくさんの人から愛されて、もっと強くなっていってほしい。
そう心から思いました。
とても読み応えのある、多くのJリーグサポーターに読んでいただきたい記事でした。
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