広島FMから流れた声
2025/10/28。広島FM「サンフレッチェ・ラジオ・サポーターズクラブ “貢藤十六のGOA~L”」。
ゲストは、菅大輝選手こと菅ちゃんでした。
大好きな菅ちゃん。
その声があまりにも素直で、温かくて、私はつい夜更かし。
Radikoで3回ほど繰り返し聴きました。
広島に来てくれて、ありがとう
「広島の街の雰囲気は最高ですね」
「奥さんとは、広島に来てよかったねって話してます」
──その言葉を聴いた瞬間、胸の奥がじんとしました。
北海道からやってきた菅ちゃん。
奥様と3人のお子さんと一緒に、広島での暮らしを楽しんでくださっていることが、
何よりもうれしかったです。
広島の空の下で笑ってくれていること。
それだけで、もう、ファンとして幸せな気持ちになります。
それでも、寂しさはある
井上潮音選手と小原基樹選手の移籍の話になったとき、
「寂しいっすね」と言葉を絞り出すように話されていた菅ちゃん。
気軽に誘ってごはんを食べに行っていた仲間たち。
その笑顔が日常からいなくなることの、ぽっかりとした寂しさ。
想像はしていたけれど、やはり寂しかったのか…と、しんみりしちゃいました。
でも、きっとそれもサッカーの世界。
だからこそ今いる仲間と、
今できることを、全力でしようとされているんですよね。
刺激しかない日々
「淡々とみんな普通にやってるんで、すごいなと思います」
「自分では足りないところが多い」
「でも今は刺激しかない」
やはり、いつもどこかひかえめで、謙虚な方ですね。
27歳。
決して若手ではないけれど、
まだまだ成長できる場所を見つけたという、選手の言葉。
広島のサッカーに向き合うその真剣さが、
一つひとつの言葉から滲み出ていました。
タイトルを獲ったら、紫に染める
そして、笑いながらこうおっしゃってました。
「どこかのタイミングで、紫やります!タイトル獲ったらやります!」
その瞬間、スタジオの空気が少し柔らかくなったように感じました。
もしルヴァンカップを優勝したら、
あの明るい髪がチームカラーの“紫”に染まる。
──素敵な約束ですね。
きっと現実になります。
神様は結果を知っているのか
決勝戦まで、あと2日。
ふと、こんなことを思います。
神様はもう結果を知っているのか。
それとも、これから関わるすべての人の思いと行動で、
運命はまだ形を変えていくのか。
私は、後者であってほしいです。
サポーターの祈りも、選手の努力も、
ちゃんと運命に届く世界であってほしい。
菅ちゃん、紫の頂へ
札幌で築いた経験を胸に、
広島という新しい場所で再び勝負をされている菅ちゃん。
その努力が、汗が、祈りが、
すべて報われる瞬間を願ってやみません。
ルヴァンカップ。
どうか、どうかこの手に。
紫の歓喜の夜に、
「広島に来て本当によかった」と、
心の底から思ってもらえるように。
さいごに
ミシャ監督への感謝、
仲間への想い、
そして家族へのやさしさ。
ラジオを聴きながら、
一人のサッカー選手としての人間らしさに、心が温かくなりました。
今週の土曜日、国立で。
菅ちゃんが、
仲間たちとともに、
紫に染まる笑顔でピッチを駆ける姿を、信じています。




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