今日は、自分でもちょっと驚く出来事がありました。
YouTubeで、いつも楽しみにしていたチャンネルに、初めて“低評価ボタン”を押してしまったんです。
そのチャンネルは、サッカーを程よくエンタメにしてくれて、
難しい話題もふっと軽く感じさせてくれる、そんな存在でした。
チャンネル登録まではしていませんが、
おすすめに出てくると、ほとんど必ず再生していました。
正直、サッカー系のYouTuberさんの中でも好きでした。
でも、今日の動画だけは、胸にずしん…と響いてしまって。
タイトルが
「スキッベ監督が、神戸の監督に決定したように見えるもの」
だったのです。
朝、目覚ましを止めてから何かひとつ動画を見て、決心して起きるのが習慣です。
そのひとつ見る動画に、その動画を選んだんです。
まだ他の情報は全く見ていなくて、
「あぁ…きっと夜の間に決定的なニュースが出たんだろう」と覚悟して開いたんです。
けれど中身を見ると、あくまで“仮にそうなったら”という話で、
「もしそうなれば、中野選手も…?」
というような、広島にとって過去のつらい記憶を思い出させる内容でした。
たぶん、今の私は、
スキッベ監督退任決定というだけでショックで、
そこへ「神戸の監督になるかもしれない」という話を聞いて倒れそうになっていたところです。
ほんとだったらどうしよう、どうやって立ち直れるだろう?と心配しつつ、
現実になるのをただ、恐れている毎日。
そこに、決定したようなタイトルを見せられたり、「誰を連れていくのか」なんていう話をされて、
心の中の弱いところに、ずしんと触れられたんだと思います。
自分でも驚くような反応でした。
気づけば、コメント欄を全部読み、共感したコメントに次々と“いいね”を押し、
そして動画に対しては、低評価ボタンを押していました。
朝の忙しい時間で、もう起きなきゃいけないのに、お布団の中で夢中で。
後から振り返ると、あれはちょっと我を忘れていたな…恐いくらいだな…と感じます。
でもあの時は、正気だったし、
そうせざるを得ないくらいの感情が動いていました。
“それだけショックだった”
ということなんですよね。
職場から帰宅して、朝のことを思い出し、
コメント欄がどうなったのか、もう一度見てみようと思ったら、
その動画は見つかりませんでした。
おそらく、削除されたのだと思います。
私が見た時点でも、たくさんコメントが書かれていたし、
もしかしたら、私と同じように感じた人が多かったのかもしれません。
そのYouTuberさんも、きっと悪気があったわけではなく、
サッカーの話題をもっと面白く、もっと広く届けたい、
そんな気持ちだったのだろうなと、今は思います。
サンフレッチェのサポーターでなければ、そこまで反応するような内容だとは
気づかないのかもしれませんしね。
誰にでも、行き過ぎてしまう日があるものですし、
たぶんYouTuberさんも、視聴者の反応からまずいかもと気づかれたのかもしれません。
そう想像すると、なんだか少しホッとしました。
それに、こういう時のための“低評価ボタン”でもありますよね。
視聴者の気持ちを静かに伝えるための、小さな意思表示のひとつ。
今日の私は、そのボタンを人生で初めて押してしまいました。
押す人いるのかな?低評価するなら、見なきゃいいんじゃないのかな?と思っていたのに。
そのチャンネルが好きだったからこそ、反応してしまったんだなぁ…と、
今は少し落ち着いて、そう思っています。




コメント