こんにちは。たけのこです。
先週、初めてサンフレッチェ広島レジーナの試合を生観戦し、すごくよかったので、それをブログに書きました。
書きたいことが次々出てきて、何日にもわたり書き続けてやっと書き終えたんですが、皇后杯があることを知り、またまた広島広域公園第一球技場に行ってきましたよ。
皇后杯準々決勝「サンフレッチェ広島レジーナvsマイナビ仙台レディース」現地観戦記
車で広域公園へ
2024/1/14。広島広域公園第一球技場で開催される最後の試合である、皇后杯。
対戦相手はマイナビ仙台レディースでした。
先週、WEリーグのノジマステラ神奈川相模原戦を観に行き、めっちゃよかったことと、その時に会場のアナウンスで1週間後に皇后杯があることを知り、絶対行こうと思いました。
まず、チケットどうやって買うんだろうと調べたんですけど、情報が出てこないんです。
どういうこと?と調べ続けてやっと判明したのが、準々決勝までは無料だということ。。
うれしいけど、え、なんで?でした。無料だとめっちゃお客さん多くて席が無いんじゃない?というのも心配でしたよ。
そこで、試合開始1時間半前に着くように行きました。
主人が午後から用があるというので、一人で観戦することにしたんですが、現地までは送ってくれるというので、近年では久しぶりに車で広島広域公園に行きました。
通常、サンフレッチェの試合の時には駐車場には止められないので、どんなことになっているか不安でしたが、普通に駐車場に入れました。
知らない人に声をかけられる
駐車場には車がたくさん停まっていたので、うわやっぱり人多いわ・・と思っていたんですけど、ほかにも広域公園でイベントがいくつかあったみたいでした。
車を降りて、第一球技場に歩いて向かっていると、「今日、何かあるんですか?」と知らない人から声をかけられたんです。
「これからサンフレッチェ広島レジーナの試合があるんです。」と答えると、「へぇー」と言われ、広域公園にいる人たちが、レジーナを見に来ている人ばかりではないことに気づきました。
周辺を見ると、補助競技場や、第二球技場にテントがあったりして、何か別のイベントで来られているんだとわかりました。
普段、サンフレッチェの試合の時しか広域公園に来たことがなかったので、ちょっと新鮮でした。
WEリーグと違って、看板やグッズショップがない
皇后杯は準々決勝までチケットが無料だからなのか、WEリーグの時にはあった選手の看板やグッズショップ、キックターゲットなどはなく、ノーマルな広域公園の状態でした。
スタグルは少しありましたけど、たくさん人が並んでいたので、寄りませんでした。
そういえばフレッチェもいなかったです。
選手紹介も写真はなく、文字だけでした。
普段、WEリーグではたくさん手間とお金をかけて、会場を華やかにしてくださっているのだな、と実感しました。
入場者数は1200人台
会場に到着した11時半頃にはまだたくさん席があり、普通なら2000円かかるSS席に余裕で座れました。
しかも通路側もたくさん開いていて、出入りしやすい席でした。
しかし、時間が経つごとに人が増えていき、隣との距離があまりない状態にまでなったので、やはり無料だったからかなと思ったのですが、入場者数は1200人強でした。
上の方はあまり埋まっていなかったのですかね。無料なのに、意外と人が少なかったです。
レジーナの試合の魅力に気づいていない人が、まだたくさんいるっていうことだと思います。
それか、新スタジアムでの開催を待っているのかも。
DAZNやYoutubeを見ている人はたくさんいて、みなさん興味は持っていると思うんですけどね。
なかなか現地観戦には至っていないのでしょう。私もそうだったから、わかります。
一回観に来れば、ハマる人絶対増えると思うんですけどね。
新スタジアムがきっかけになるといいですね。
肝心の試合は?
前回観戦で感じたのと同様に、客席とピッチが近いので、やっぱりボールを蹴る音、選手の声、コーチや監督さんの声がよく聞こえて、ド迫力でした。
全体的にレジーナの方が押していて、点が入りそうな雰囲気を感じる中、惜しいシーンがあるもののなかなか点が入らないシーンが多かったです。
でも、ひとつのチャンスをものにして、勝利してくれました。
上野真実選手、難しいシュートに見えましたけど、うまくゴールしてくれました。
公式戦6試合連続得点。決定力がすごいです。
これでベスト4。レジーナはトーナメント戦、強いですね。
私的に目立っていた選手
瀧澤千聖選手
前回の試合もそうでしたが、やっぱり今日もめちゃ目立ってました。
対応してくれる範囲が広くて、いろいろな場面で気づくといてくれるんです。
ボールを奪おうとするプレスがすごくて、高確率で奪ってくれるし、攻撃にからんでゴールの可能性を感じるシーンをたくさん作ってくれていました。
やっぱり10番がふさわしい選手ではないかなと思いました。
中嶋淑乃選手
中嶋選手は、WEリーグカップ優勝でレジーナを気になり始めた時から、一番最初くらいに認識した選手です。
代表に選ばれているし、ゴールシーンも見ていて、うまいのは知ってます。
でも、テレビで見ている時は、意外とプレーがあっさりしているように見えていたんです。
走っている時もそんなに速く見えなかったり、淡泊なプレーに見えたり。
わりとエモーショナルな感じのプレー、選手が好きなので、ちょっと違うのかなーと思っていたのですが、今回よくよく見てみると、あっさり見えるだけでめちゃくちゃ速いし、しつこくボールを奪おうと動かれていることに気づきました。
うますぎて、私のような素人にはわかりにくかったのだと思います。
すごく守備を献身的にされていて、これまで感じていたイメージは誤解していたなぁと思いました。
特に瀧澤選手とのパス交換からの攻撃は、すごく速くて、わくわくしました。
渡邊真衣選手
今回、初めてすごさに気づいたのが、渡邊真衣選手です。
すごくボールを奪ってくれていました。
ポジション取りがよくて、いてほしいところにいてくれて、すごく中盤を安定させてくれている選手なのだなと気づきました。
髪の色や、髪型が控えめで、これまで気づきにくかったのだと思います。
やっと気づきました。
左山桃子選手
これまでどうしても呉屋絵理子選手ばかり注目していたのですが、左山桃子が3バックの中心としてバランスを取ってカバーしてくれていることに気づきました。
呉屋選手や市瀬選手が攻撃参加されることがあるんですが、その際には必ず、カウンターされても大丈夫なようにポジションを取られています。
当たり前なのかもしれないのですが、危ない!と思ったら左山選手が跳ね返してくれる場面が多々あり、頼りになる存在でした。
唯一広島出身選手でもあり、人気ですよね。
「ぶらサンチェ」中区編でも、左山選手ファンの高校生が出演されてましたし、私の主人もレジーナでは左山選手のファンです。
松本茉奈加選手
今か今かとずーっと待ち続けて、後半30分、やっと松本選手が交代で出場されました。
今回は高橋選手との交代で、トップ下に入られました。
1本シュートを打たれたんですけど、相手の選手に当たってしまいました。
好きだからそう感じるのかもしれませんが、やっぱり、松本選手が入るとチームに活気が出る気がします。
もっと長時間見たいです。スタメンでも見たいです。
ポジション争いが大変かもしれませんけど、持ち味を生かして、もっと前に出てほしいです。
スタジアムの外で「ありがとうございました」と言われ恐縮
「広島ナイト」の歌が終わって、会場を出ました。
階段を下りて、エディオンスタジアムへの坂に入るところで、座布団を忘れたことに気がつきました。
迷ったんですけど、長年エディオンスタジアム観戦時に使っていた座布団。
このままお別れするのは惜しくなり、取りに戻ることにしました。
球技場から出てきたサポさんたちと、たくさんすれ違いました。
勝ったからみんな、明るかったですね。幸せそうでした。
球技場に戻ると、残っているお客さんはかなり少なくなっていました。
座布団を取って、改めて周囲を見ると、よく座っていたエディオンスタジアムのバックスタンドが見えました。
あー、あそこによく座って試合を見たなぁ。ちょっとノスタルジックに入っちゃいました。
少し景色を眺めてから球技場を出て階段に向かっていると、「ありがとうございました」と言われました。
え?と声の方を見ると、サンフレッチェ広島の仙田社長でした。
周囲を見ると、私しかいないので、私に言ってくださったようでした。
とんでもない。今日無料だったし、いい試合を見せてもらってお礼を言いたいのはこちらなのに。
でも緊張してしまい、立ち止まって、会釈するので精いっぱいでした。
社長さん、そういえばこの前のノジマステラ戦にも来られてました。
サンフレッチェの試合の時も、結構な確率で正面入口の近くでサポーターを見送ってくださる場面に遭遇してました。
きっと、素敵な社長さんです。サンフレッチェ広島レジーナの雰囲気がよいのは、社長さんから始まっているのかもしれません。
最後にほっこりしました。
皇后杯の準決勝がめちゃ楽しみ
来週は、京都で皇后杯の準決勝があります。浦和レッズレディースとの試合です。
京都までは行けないですけど、BSで放送があるそうなので、テレビ観戦しようと思います。
実力的にはどうなのかわからないのですが、トーナメント戦は一発勝負なので、今のレジーナなら何かを起こしてくれるのではないか、という予感がします。
2024/1/20追記 準決勝をテレビ観戦
いやー結果は残念でしたけど、めちゃくちゃ面白かったです。
前半、浦和レッズレディースの勢いがすごくて、テレビ解説で「なでしこジャパン」の選手も数名おられると入り、もしかして実力差が大きいのかなと思ったのですが、先日のベレーザ戦みたいに2点取られたところから、レジーナのペースになりました。
2点もリードされてしまったので、正直逆転までは予想できなかったですが、延長後すぐ、とうとう逆転。
いつもスマートに見えた中嶋選手の気持ちの入ったゴールに、興奮しました。
選手のみなさんの「絶対勝ちたい」という気持ちが、画面からもすごく感じて、釘付けでした。
残念ながら追いつかれて、PKで負けてしまったんですが、相当疲労があったでしょうし、浦和側のゴールでの実施だったから難しかったのでしょうね。
たくさんのサンフレッチェサポさんたちが、テレビ観戦したと思います。
レジーナの試合の面白さにも気づいたと思うし、新スタジアムでの試合になるので、後半観客動員が増えそうですね。
私もすごくファンになったので、現地観戦たくさん行こうと思います。
レジーナの選手の皆様、感動をありがとうございました。
レジーナの黄金時代が必ず来ます。ここからどんどん強くなる過程を、リアルタイムで追いかけていきたいです。
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