こんにちは。たけのこです。
行ってきました。2024年最後のホームゲーム、ACL2 東方戦。
平日の木曜日17時からという、会社員には行きづらい時間帯に開催されましたが、どう考えても外せないと思ったので、有給休暇を取得して行ってきました。
絵画の額縁みたいなEピースの屋根
16時頃スタジアムに着きました。まだ空は明るくて、きれいな水色。
このEピースの屋根で切り取られた絵画みたいな空。いつも柄が違うからこそ、いつ見ても新鮮です。
選手のウォーミングアップが始まる前には、ピッチの緑と同じくらい、空を眺めています。
屋根で切り取られる空の中で、少しずつ動く雲を眺めます。大好きな時間です。
平日の夕方だから、どのくらいお客さん来るのかな・・と思ってましたが、16時過ぎにはSouthSideにもたくさんサポーターが来られてました。
私は今回、バックスタンドの1層の一番上の席にしました。
選手紹介
今日でもう、このピッチでのプレーが見られなくなる青山敏弘選手です。スタメンでした。
試合に出始められた頃から見ている選手だから、まだ信じられないです。
契約満了が発表された、柏好文選手もスタメンでした。
引退ではなく「契約満了」というのが、なんとも言えない気持ちです。
できることなら、柏選手が引退しようと思う時まで、サンフレッチェにいてほしかったです。
クラブにも色々な事情があるのだと思うので仕方ないのでしょうが。寂しすぎます。
せめてラジオは続けて、広島と縁をつないでほしいですね。
これからのサンフレッチェを担ってほしい、中島洋太朗選手もスタメンでした。
まさにこの試合が、歴史をつないでいるんでしょうね。
「きっと今貴重な瞬間を目撃しているんだろうな」と思いながらスクリーンを見てました。
試合の感想
青山選手。引退発表を後悔したりしないのだろうかと思うほど、キャプテンとして普通にすばらしいプレーを見せてくださいました。
東方に先制された後、なかなか点が入らなくて、ちょっと心配になった時間帯もありましたが、青山選手がプレーでひっぱって得点に結びつけてくれたように見えました。
得点シーンは、遠くてはっきり青ちゃんだとわからなかったんですけどね。
現役最後のホームゲームで得点を決められるって、どれだけスターなんでしょう。
1点目が入って得点者が発表される前、「誰?まさか青ちゃん?」と言っていたら、ほんとのほんとでした。
ゴール後の名前コールで、「としひろーっ」て叫んだのはいつ以来でしょうか。
叫べてよかった。
その後3回も得点シーンが見れました。そのひとつは中島洋太朗選手のゴールでした。
こんな完璧な世代交代ってあるんですね。スキッベ監督の采配、すごすぎます。
ずっと期待して注目している細谷航平選手も松本大弥選手も気持ちのこもったよいプレーでしたし、後半は選手たちが楽しそうにプレーしているようにさえ見えました。
内容が濃かったからなのか、得点がたくさん入ったからなのか、夢のような時間だったからなのか、すごく試合が短く感じましたね。できることなら、もっと続いてほしかったです。
ひとつ心残りだったのは、柏選手の得点が見られなかったこと。随所に柏選手らしいプレーは見られたんですけどね。
アウェイ東方戦も、リーグ最終戦も惜しいシュートがあっただけに、ゴールが決まるところを見たかったです。
思わずうるっときたシーン
試合後、選手がピッチを一周してくれました。1層の席だったので、セレモニーの時より青山選手が近くに見えました。
リーグ最終戦後の青山選手引退セレモニーで泣いてしまっていたので、今回はもう涙は出ないかな・・と思っていたんですけどね。
今回、なせか急に眼の奥が熱くなって涙ぐんでしまったシーンがありました。
柏選手が、ピッチから見えなくなる瞬間です。
バックスタンドにいたので、かなり小さくしか見えない姿だったんですけど、ほんとに最後。姿が見えなくなりそうになった瞬間、急にこみあげてきました。
青山選手はコーチとして広島にいてくれるけど、柏選手は他のチームの選手になってしまうかもしれない。
そう思うと、いたたまれませんでした。
まだ現役を続けるため、他のチームでプレーされることは、柏選手の希望なのでしょうから喜ばしいことなんですけどね。
想像してしまうと、複雑すぎます。対戦相手の選手として来られるのもね。想像しちゃうとなんとも。
選手がピッチからいなくなり、そんな想像ばかり思い浮かんできて、寒さが身に沁みました。
ほんとに観に行ってよかった試合なのは間違いありません。でもほんとにホーム最後の試合なだけに、感じた寂しさも大きすぎる試合でした。
今思えば、先日のコンサドーレ札幌戦の時は、「まだACL2の試合があるから最後じゃない」ということが心の支えになっていたのかもしれません。
「別れ」って、やっぱり嫌なものですね。別れのつらさが大きくなるのが嫌だから、なるべく人への思い入れを持ちすぎないようにしているのかもしれません。
明日、とうとうリーグ最終戦です。どんな結末が待っているんでしょう。
期待しすぎると叶わなかった時につらいから、期待しすぎないようにするのがいつもの私だけど、ブレーキをかけつつも、めちゃくちゃ期待しているのが本音です。
自力優勝はできないからこそ、優勝するならドラマになるでしょう。
可能性が低い、ほぼ無理だろうと思うからこそ、起こったら奇跡としか思えません。
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