こんにちは。たけのこです。広島在住のサンフレッチェサポです。
サンフレッチェ広島は、新スタジアムができ盛り上がっていて、私もシーズンチケットを購入し、楽しいサッカー観戦ライフを送ってます。
そんな中、2024シーズンのレノファ山口はすごく盛り上がると思うって話を書こうと思います。
なぜ私がそんな話をするかというと、去年大分トリニータのマスコット「ニータン」が山口に来てくれるという情報を得て、ニータンに会いたくて山口に行ったんですね。
そこから、長崎のマスコット「ヴィヴィくん」が大好きな吉岡雅和選手がレノファ山口に移籍されていたことに気づいたんです。
そこから吉岡選手の情報チェックのため、レノファ山口の試合、公式動画、公式ツイートを見るようになりました。
2024シーズンが始まってからも引き続きDAZNで試合を見ていて、昨年と比べてチームの雰囲気がすごくいい感じであることに気づいたんです。
昨年なんとかJ2残留したチーム、という面影はもうないですねー。
選手もだいぶ入れ替わってはいるのですが、スタメンで見ると全員変わっているというわけではないんです。
でも、昨シーズンとは雰囲気が全く違うように見えます。
なぜこんなよい感じなのか、チェックした情報から感じたことをまとめました。
レノファ山口2024シーズン開幕戦に向けたクラブの盛り上げがすごい
2024/3/3 ブラウブリッツ秋田戦でした。
レノファ山口は「総力1万人プロジェクト」と銘打ち、来場者1万人達成を目指して集客活動をされてました。
開幕戦応援パレードの開催、メディアへの出演やJR西日本等企業や団体との協力、当日イベント開催などです。
クラブ公式動画もたくさんあげられていて、吉岡選手以外の選手をほぼ知らなかった私も、どんどん選手を覚えていくことができました。
クラブが広報にすごく力を入れられていて、盛り上げられているなぁと感じました。
結果、ホーム開幕の秋田戦は入場者数 8,906人。
1万人には届かなかったですけど、レノファ山口の歴代観客動員数の中では8番目の記録だそうです。
午前中には雪が降っていて、天候としては決してよくなかったのに、この記録。
すごいですよね。
実際、試合をDAZNで見たんですけど、サポーターシートのオレンジも人が多くて濃いかったですし、バックスタンドがわかりやすく人の密度が高かったです。
去年、8/6の大分トリニータ戦に行った時の観客は6000人くらいでしたが、バックスタンドはあまり埋まっていませんでした。だから、違いがはっきりわかりました。
あれだけサポーターの方がたくさん来られていたら、選手も気持ちが違うのだろうなと想像します。
志垣良監督の経歴がすごい
今年から、志垣良監督になりました。
現役選手時代を全く知らないので、どんな経歴を持たれているのか調べてみました。
「東福岡高校卒業後、イングランドへ渡り、リヴァプール・ジョン・ムーア大学サッカー科学学科卒業」という経歴だそうです。
イングランドの国立大学のサッカー科学学科で学ばれ、卒業後その後ずっと指導者の道を歩んでこられたようです。
2019年まで色々なクラブでコーチをされ、2020年から監督なんですね。去年はJ3FC大阪の監督をされていたそうです。
イングランドに数年おられたためか、コーチ兼通訳をされていたこともあるようです。
サンフレッチェの松尾コーチみたいな感じなんでしょうか。
しっかりと理論を学ばれ、指導者としての経験が豊富な監督なのですが、ほんとに手腕がすごいなと感じたのが、INSIDE動画です。
INSIDEで見た志垣監督の手腕
開幕戦のINSIDE、すごい見ごたえありましたよ。これです。
試合前のミーティングがすごいです。まずはウォーミングアップ前です。
切り替えが勝負を分ける
研ぎ澄まされた感覚が大切。「もし」ここでボールがこぼれてきたらどうするか、を常に考えてプレーしよう。
勝者と敗者の違いは、たいていの場合、やめないことである
すべてがうまくいくことなどない。苦しい時期がある。うまくいかないことがある。その時にやめてはだめ。10回だめでやめたら、11回目にくるかもしれないチャンスを逃す。10回だめなら11回、11回だめなら12回続けよう。とにかくやり続けることが大切だ。
これまでのよいシーンをまとめた動画を見せる
これまでのゴールシーンを中心に、サポーターの姿やミーティングシーンを織り交ぜた動画を選手に見せられてました。
動画内のコメントがいいんです。
俺たちは戦う
どんなに苦しい時も、支え、励まし、背中を押してくれるファン・サポーターのために
山口の未来を担う子どもたちの憧れとなり、希望となるために
山口に集いしレノファの戦士たちよ
最高の舞台はととのった
全員で挑む総力戦
最後の最後まで全力でプレーし、絶対に掴み取ろう、勝ち点3
その1振りに思いをのせて その1プレーに想いを込めて
その得点を楽しみに待つ人たちのために
その1プレーでスタジアムを熱狂させろ
どんな形でもいい
絶対にゴールを奪い勝利を掴み取る
2024/3/3 レノファ山口試合前ミーティングでの動画内のコメントより
そして、志垣監督からのコメントです。
「我々の後ろには、今日メンバーに選ばれなかった選手がいる
サポーターがいる、ファンがいる、スポンサーがいる
山口にかかわるすべての人たちのために、勝ち点3を取りましょう。」
この動画、選手に見せるために特別に作成されたものだと思います。この1回だけのためなのかわからないですが、動画を制作された方は大変だったのではないかと思います。
でも、すごく選手の気持ちに影響を与えたと思います。
最後にミーティングを締める役割になった広報の方が作られたのですかね。
そして、ウォーミングアップ後。試合の直前にもさらにモチベーションアップにつながる仕掛けが続きます。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
自分の欲しいものは、リスクを冒してでもトライしないと成功はつかめない。
思い切って、自信を持ってボールをつなぐ。仲間を信じて走ること、ボール前に顔を出すこと、ボールを引き出すこと、みんなの力で絶対勝ちましょう。
入場前のハグ
試合前ピッチに送り出す直前だと思います。
監督の前を選手が通る際に、監督が選手を引き寄せ、軽くハグをするんです。
これ、選手はグッとくるでしょうね。
まとめ
昨年途中からレノファ山口の試合や、INSIDEなどの動画をチェックしてきましたが、明らかに2024シーズンになって、クラブの方々の努力や、志垣監督の手腕により、レノファ山口の雰囲気か変わってきていると思います。
ゴール後選手が真っ先に監督のところに抱きつきに行ったり、ホームゲーム勝利後の定番「やまぐち一番」に監督が入られていたり、志垣監督を中心にチームがまとまり、一致して勝利に向かっていく雰囲気になっていると思います。
いいなと思ったのは、メンバーに選ばれなかった選手にも言及され、「これからまたチーム内でよい競争をしよう」と締められていたことです。
これで、今回はベンチ外であった選手もやる気がおきますし、活躍した選手も安泰ではないことで、さらにチームが活性化することにつながるんでしょう。
20歳の河野孝汰選手とベテランの山瀬功治選手をダブルキャプテンに任命されたのも、このよい雰囲気につながっているのかもしれません。
ほんとに志垣監督、すごいなあと思いました。
サンフレッチェ広島のスキッベ監督&松尾コーチの雰囲気にも通じるなと思いました。
開幕戦は1万人には届かなかったですけど、気持ちの入った試合で快勝でしたよね。
無料招待だった学生さんや、誘われて試しで来てみただけの方の中に、面白いなと感じた方、絶対いらっしゃると思います。
かくいう私も、サッカーには全く興味なかったのに、他に見る番組がないから仕方なく見たシドニー五輪のサッカーから偶然ハマったくちです。
最初は代表戦しか見ないつもりだったのに、何度かサッカーの試合を見る機会から地元サンフレッチェ広島の試合を見始め、今はレノファ山口や名古屋グランパス、WEリーグも見ています。
長い間、スカパーやDAZNでのテレビ観戦が主でしたけどね。今は生観戦じゃないと物足りなくなっていますから、絶対面白さに気づく人はいて、段階的にハマっていくと思いますよ。
どんどん盛り上がってほしいですね。そしたら私も山口遠征が楽しくなるというものです。
3/17の長崎戦、ヴィヴィくん来場してくれないですかね?そしたらなにがなんでも広島から駆け付けるんですけどね。
昨年は維新みらいふスタジアムへの遠征は3回でした。今年はもうちょっとたくさん行きたいです。
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