ゴールデンウィークの後半、5月4日。サンフレッチェ広島レジーナの今季ホーム最終戦を観に、昨日に続いてエディオンピースウイング広島へ行ってきました。
この日は特別な一日。ノジマステラ相模原との一戦でもあり、今季限りでの引退を発表している近賀ゆかり選手の現役最後のホームゲームでもありました。
城北駅から、そして昨日忘れた傘…
スタジアムへは、昨日と同じくアストラムライン城北駅から向かいました。昨日のブログにどんな道なのかレポしています。

やっぱりお天気のよい日は、このルートがベストな気がします。JRで広島入りされるビジターのサポさんにも、新白島駅からのルートをおすすめしたいです。広島駅から歩くより近いですよ。
実は昨日、傘を忘れて帰ってしまったので、試合前にスタジアムの管理事務所に立ち寄り、傘を受け取りました。普段は入らない場所だったので、思わず写真もパチリ。こういうちょっとした冒険も、スタジアム観戦の楽しみのひとつですね。


入口のマットの紫が美しすぎて、そしてピースウイングの絵がまぶしくて、踏めませんでした。


近賀ゆかり選手に贈られたお花が飾られていました。とってもきれいだったので、思わず撮影させてもらいました。


窓口で、忘れ物を受け取りました。ちょっと緊張しました。
デッキから見たスタジアム、サポーターズシートからの眺め
この日もお天気に恵まれて、スタジアムの景色がとても綺麗でした。


今日は観客が多いのか、いつもは開放されていないサポーターズシートの上段にも座ることができました。どんな景色なのか気になり、かなり上の方に座ってみました。


初めてみる景色です。開口部から、強めの風が吹いていました。


いつもトップチームの試合で座っているメインスタンド。こちらからはこんな風に見えるんですね。


小さい方のスクリーンの裏も、ちゃんと見るのは初めてかもしれないです。バックスタンドの向こうの景色が、リーガロイヤルホテルじゃないのも、新鮮でした。


試合開始前。選手紹介の動画を見ながら思う。
これまでは何気なく見ていた選手紹介映像。今日がホーム最終戦ということは、近賀ゆかり選手が映るのも最後なんだなぁと、ふいに寂しくなりました。
かっこいいトップチームとは違って、女性らしいかわいいイメージの動画。その中でぴりっと引き締めてくれる近賀選手の存在感は大きかったです。この雰囲気を出せる選手は、なかなか少ないんじゃないかなぁ。めちゃかっこいいです。


かっこいいだけじゃなくて、笑顔は優しくて素敵なんです。ほんとに今日が最後なんですか?


大型スクリーンにこんな風に名前があるのも、最後。そう思うと、0-0の状態なのに、思わず撮影してました。


試合は悔しい引き分け。でも感じた「みんなで勝とう」という気持ち
立ち上がり早々に先制されてしまい、苦しい展開になりましたが、後半に嶋田華選手が同点弾を決めてくれました。
残念ながら勝利には届かなかったけれど、ピッチの上からも、スタンドからも、「勝ちたい」という気持ちが強く伝わってきました。
近賀ゆかり選手、現役最後のホームゲーム
近賀選手は先発出場し、56分までプレー。ピッチを去る際には、両チームの選手・スタッフ、そして審判団が花道を作って送り出しました。その光景を見ているだけで、胸がいっぱいに。
大旗があってうまく撮れなかったですけど、交代シーンを撮影しました。


なんと今日の試合、1万人超えでした。去年の最終戦は、確か6000人台だったので、増えましたね。
近賀ゆかり選手の引退セレモニーがあったのも影響したかもしれないですが、レジーナのファンは増えているのではないですかね。


これで、1試合平均の観客動員はWEリーグの目標である5000人を突破したそうです。


試合後には引退セレモニーが行われました。
近賀ゆかり選手のこれまでの経歴が映し出されていましたが、ほんとにすごい方なのだなと再認識。




その経歴のとおり、引退セレモニーに駆け付けられた方たちも、すごい方々でした。澤穂希さんや佐々木則夫さんなど、なでしこジャパンのレジェンドたちが登場。


会場がどよめき、そして温かい拍手に包まれました。近賀選手のスピーチはとても丁寧で、言葉を詰まらせながらも「皆さんは私の誇りであり、自慢です」と語る姿に、思わず涙ぐんでしまいました。
サプライズ動画と、選手たちの笑顔
選手たちがこっそり作っていた、EXILEの「道」に合わせたサプライズ動画も本当に感動的でした。WEリーグの他クラブや、サンフレッチェ広島のトップチームの選手たちも出演していて、近賀選手への想いが詰まった一本。おそらく、撮影、編集は大変だっだろうなと思われるものでした。
入場時にいただいたクリアファイルに挟まれていたメッセージです。


レジーナの選手たちが、なでしこジャパンのレジェンドの方々と一緒に写真を撮るのを嬉しそうにしていたのも、とても印象に残りました。


そして、ピッチ一周で締めくくり
最後は選手・スタッフ全員でピッチを一周。スタンドと手を振り合い、たくさんの笑顔とカメラに包まれながら、今季のホーム最終戦が幕を下ろしました。


偉大なレジェンドに、ありがとうを
レジーナ創設当初からチームを支えてこられた近賀選手。40歳まで現役を続けられ、広島の地にこんなに素晴らしいクラブを根付かせてくれたこと、本当に感謝しかありません。近賀選手がいてくださったからこそ、レジーナが今のようなクラブになったと思います。
私が特に忘れられないのは、WEリーグカップ初優勝の後のINSIDE。試合後のロッカールームでの近賀選手の言葉が忘れられません。





昨日今日と、広島にいながらにして最高のゴールデンウィークを過ごせました。エディオンピースウイング広島ができてからというもの、広島での暮らしがますます楽しくなったなぁと、しみじみ感じた一日でした。
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