アルビレックス新潟には、なかなか勝てない。…そんなイメージを、やっとひとつ壊してくれた日曜日の夜でした。
2025/7/20 J1第24節、アウェイでのアルビレックス新潟戦。
結果は、2-0の勝利。いやほんと、勝ててよかったです。
試合の感想
開始早々、試合はいきなり動きました。
前への圧がすごかった広島。攻め込む中で、ジャーメイン良選手のシュートが相手に当たって流れたボールを、東俊希選手がしっかり詰めて、開始わずか2分で先制。
「今日はいけるかも?」
なんて思ったんですけど、過去何度もそう思って勝てなかっただけに、全く信じられない。時間が経つにつれ、やっぱり新潟は簡単な相手じゃなかったです。
果敢に攻めて、木下選手の決定機、中野選手のクロスバー直撃のヘディングなど、2点目がすぐに入ってもおかしくない展開。でも、入らなかった。これが怖かったです。
やっぱりそういう時って、流れが変わる。
飲水タイムのあと、少しずつ新潟の時間に。
小野裕二選手や奥村仁選手の仕掛けに、ヒヤヒヤしっぱなし。
広島のホームゲームでも負けてますし、なんで19位なの?と何度も思いましたね。新潟は普通に強かったです。
だけど、前半を1-0で折り返したあとの後半、立ち上がりにまた動いてくれました。
田中聡選手の飛び出しからのクロス。
そこからジャーメイン選手、中野選手、そして最後は木下康介選手。
大きな2点目が入りました。シュートする時の木下選手の落ち着きが、頼もしかったです。
そこからは、追加点は奪えなかったけれど、最後まで守り切って、2-0の勝利。
相手が新潟なだけに、最後の方まで安心はできなかったですけどね。なんとなく最後の数分は、時間がないはずなのに、新潟の選手が前にボールを運ぶ感じがないように見えました。
スキッベ監督になってから、新潟戦では2分3敗と一度も勝てていなかった広島が、6試合目でようやく初勝利を挙げました。
この試合、何が一番うれしかったかって――
日本代表に選ばれた6人が、全員そろってピッチに立っていて、ものすごい豪華メンバーに見えたことです。
ずっと応援している見慣れた選手たちなのですが、あの日本代表の試合を見た後だからでしょうかね。なにかオーラが違う気がして。これはちょっと圧巻でした。
しかも、みなさん「日本代表」っていうのにふさわしく見えましたねー。
プレーの精度、判断の速さ、そして何より頼もしさ。なにか変わった気がしました。
代表での経験って、選手を変えちゃう力があるんだろうな、ちゃんとチームに還元されるんだなと感じさせてくれました。
まぁ、欲を言えば正直、ジャーメイン良選手のゴールが見たかったですけどねー。
素人目には日本代表戦だったら決まってそうなシュート、何本かありました。
どれかでも決まっていればね。もっとよかったですけど。
次に期待です。どうせならホームゲームで見たいですしね。
勝利試合後の幸せ
…試合後は、家でささやかなお祝いをしました。
冷蔵庫に残ってたコーヒーゼリーと、ちょっとだけワインも開けて。
試合を見返しながら、時間を気にせずごちゃごちゃ感想を言い合う。
しみじみ、いい夜でした。
今日、アルビレックス新潟のセンターバックとして出場していたのが――
千葉和彦選手。なんと40歳。
広島が優勝した時のセンターバックの選手だからというのもあるけど、その明るいキャラクターで、記憶にも強く残ってますし、ずっと好きな選手です。
「千葉ちゃん」って今も呼んでます。
「ちゃん付け」で呼ばれる選手って、人柄が良くて、誰からも愛されるタイプが多い気がします。
その筆頭が、私にとっては今も千葉ちゃんです。
青山選手の引退セレモニーの時に、花束を持って出てこられて、最初からめちゃめちゃ泣かれていたのを思い出しました。
レジェンドマッチのピッチレポートを、森脇良太さんとされてましたしね。今も広島にかかわってくださっているの、うれしいです。
楽しみな次の4連戦
さあ、次の試合はちょっと先――でもただの1試合じゃありません。
8月6日、天皇杯。清水エスパルス戦。
その舞台が、私たちのホーム「エディオンピースウイング広島」です。
この場所で、あの日に試合があることの意味。
広島にとって、どれだけ大切な日か――だからこそ、この試合は特別です。
サッカーが、広島の街の真ん中で、行われること。
そのこと自体が、もう大きなメッセージなんだと思います。
幸せなことに、8/6の天皇杯の次は、8/10清水エスパルス戦、8/16ガンバ大阪戦、8/20ヴィッセル神戸戦。全部エディオンピースウイング広島なんです。
7月はホームゲームが少なかったので、その分たくさんあります。幸せ。
選手のみなさんには、しっかりと休んでもらって、
次はピースウイングで、かっこいいサンフレッチェ広島をまた見せてください。
楽しみに待っています。
2025/7/21 小原基樹選手が新潟に期限付き移籍と発表
昨日の試合後、このブログのアウトラインを書いたところで寝てしまい、次の日に完成させようと書いていたら、小原基樹選手の期限付き移籍が発表されているのに気がつきました。
少し前から噂になっていたから少しは覚悟していたけど、「やはり本当だったのかぁ」と、残念です。
「スガオハッチェ」という、菅ちゃんとのコンビ名も決定していたのに…。
ただ、なかなか試合に出場される機会が少なかったので、仕方ないのかなぁとも。
昨日のマリノスの勝利により、現時点でアルビレックス新潟が20位だそうです。
44難しい状況ですが、まだ14試合あるので、小原選手の大活躍によって、残留してほしいですね。
期限付き移籍なので、また帰ってきてほしいです。
なんか、移籍が多すぎて気持ちの整理が追いつかないのと、移籍先のチームの試合が気になって、見たい試合がたくさんできてしまいました。
今後は、アルビレックス新潟の試合もチェックしなければ。
小原選手、これからも応援してますね。
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