あなたは、誰かの“いいね”に救われたことがありますか?
noteに憧れて、ブログに「いいねボタン」をつけてみた。 すると、どなたかが押してくれた。
──知らない誰かが、私の文章に触れて、指先でポンと応えてくれた。
それが、想像以上に嬉しかった。 「いいねボタン」を設置してよかった、と心から思った。
でも、現実はそう甘くない。 いいねがつかない記事のほうが、圧倒的に多い。
時間が経つにつれ、ふと胸がちくりとする。 「ほんとに導入してよかったんだろうか」 そんな気持ちも顔を出す。難しいものだ。
それでも、考えれば考えるほど── 自分でもなく、知り合いでもない、まったく知らない誰かが、 私の言葉に触れて「いいね」と残してくれた。
それって、実はとんでもなく貴重なことじゃないだろうか。
誰かの心に、ほんの少しでも届いた証。 そう思うと、やっぱり導入してよかったのかもしれない。
最近はnoteがGoogleと提携したらしく、SEO対策としても有利らしい。 サーバー契約も不要で、設定も簡単。 「もうnoteでいいのかな」と思うこともある。
でも、レンタルサーバーを契約しているからこそできることもある。 ソースが公開されているプラグインをいじって、PHPをちょっと変えてみたり── そんな体験は、noteでは得られなかったはずだ。
そう考えると、今の選択もまた、悪くない。
何事も、表裏一体。 「いいね」ひとつにも、いろんな気持ちが詰まっている。
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