バモスの先に広がる、スペイン語チャントの世界

サンフレッチェ広島

先日、サンフレッチェ広島の応援でよく耳にする「バモス」の意味を調べてブログに書いたんですよね。

「Vamos!=行こう!」というスペイン語で、情熱のかたまりみたいな言葉。響きが良くて、スタジアムで聞くとなんだかテンションが上がる。

で、そこでひとつ思ったんです。

あれ? なんでそもそもスペイン語なんだろう?

サンフレッチェは日本のチームだし、応援してるのも日本人がほとんど。
なのに「Vamos Sanfre!」って、スペイン語がすんなり溶け込んでる。
不思議じゃないですか?

これが英語だったらどうなんだろう。「Go Sanfre!」……ちょっとあっさりしてる。
「Fight!」でもいいけど、なんだか短い。
やっぱり「バモス」のほうが、なんか…ノリがあるんですよね。口に出すと気持ちいい。

南米の応援文化がルーツだった

ちょっと調べてみたら、やっぱり理由がありました。

どうやら、サッカーの応援スタイルって、南米の影響をめちゃくちゃ受けてるらしいんです。

特にアルゼンチンの応援文化が世界中のサポーターに広まっていて、
あの「歌って跳ねて踊るような応援」は、彼らの十八番(おはこ)。

つまり、今のサッカー応援=ラテンの情熱スタイルなんですね。

スペイン語は“ノリ”がいい言葉

で、ラテンアメリカの公用語といえば?
そう、スペイン語!(※ブラジルだけポルトガル語)

だから応援歌も自然とスペイン語になって、
そのまま世界中のスタジアムに広がっていった。

日本にもその波がちゃんと届いていて、
私たちが何気なく歌っているあのチャント、実は南米サポーターたちからの“輸入品”なんです。

しかもスペイン語って、リズム感がいい。
「バモス」も「オーレ」も「アモール」も、母音で終わるから歌にぴったり。
覚えやすいし、声に出して気持ちいいし、サッカーの熱気とも相性が良すぎる。

英語との違いは「情熱」?

英語でも応援はできるけど、どうしてもクールにまとまりがちで、
「魂を込めて叫ぶ」って感じにはなりにくい。
(これはこれで好きなんだけど)

だから、スペイン語の応援が多いのは、
熱さとリズムがサッカーに合ってるからなんですね。

バモスの魔法

個人的には、「バモス!」って言ったあと、ちょっと自分も情熱的な人間になったような気がしてくるのが不思議です。
たぶん、言葉の力ってこういうことなのかもしれない。

というわけで、「バモス」から始まったこの探検。
気づけば、南米のスタジアムの熱気まで感じたような気分になりました。

次にスタジアムで「バモス!」が聞こえたら、
その奥にあるラテンの情熱もちょっとだけ想像してみてください。
…なんだか、いつもより声が出るかもしれませんよ。

おわりに

ここまで読んでくださってグラシアス!
サンフレッチェも、バモスでいこう。私たちも、バモスでいこう。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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