こんにちは、たけのこです。
昨日、思いがけずマツダスタジアムへ行くことになりまして。
カープ×阪神の試合。しかもキャッチャーの後ろのエリア、前から13列目という贅沢な席。

なんと、友人がチケットを譲ってくれたんです。
私がサッカーのチケットを譲ったことのお返し(?)らしく、人生って回ってるんだなあと感じた夜でした。
試合は…1対3でカープの負け。
それでも、いい試合でした。ピッチャーとバッターの一球一打に息をのむ時間。
そして、観客席に響くあの声援。久々に野球の応援ってやっぱり独特だなと再認識しました。
野球は「一対一」を応援するスポーツ?
サッカー観戦に慣れていると、野球の応援の「個人主義感」に驚きます。
バッターが変わるたびに、それぞれの応援歌があり、選手の名前が飛び交う。
ピッチャーとバッター、まさに1対1の勝負を、スタンドも一緒に見守る。
そこにあるのは「個人戦を団体で支える」ような文化。
一方で、守備の時間になると、応援は基本お休み。
ああ、こういう「インターバル」があるのも新鮮だな、と思いました。
サッカーは「チーム」を応援するスポーツ?
それに比べてサッカーの応援は、まさに「チーム全体」を鼓舞するもの。
攻守がめまぐるしく入れ替わる中、チャントは止まることなく続く。
基本、休憩はハーフタイムだけ。90分間、ほぼぶっ通し。
個人の応援歌もあるけど、基本試合中は誰か個人の応援というより、「今この時間を一緒に戦っている選手たち全員」にエールを送る。
同じ「スポーツ観戦」で、「カープ」と「サンフレッチェ」というクラブを応援している点では同じだけど、実際応援してみて、結構な違いを感じました。
その他、新鮮だったこと
サッカーは、エディオンピースウイングで行われる試合をほぼすべて観戦に行っているけれど、野球観戦は久々。これまでの人生で思い出しても、10回は確実に行ってません。5回目くらい?
新スタジアムができてからは、5~6年ぶりの2回目。だから色々と新鮮でした。
カープロード
スタジアムまでの道に、選手の看板がたくさん。ピースウイングへ向かう道にはないものです。
へぇーと思いながら、写真をたくさん撮りながら歩いていると、すぐにスタジアムに到着しました。

赤いローソン
テレビで見たことがあった気もする、スタジアム近くにある赤いローソン。初めて入りました。

中には、結構な場所を割いてカープグッズもたくさん売られてました。

ペットボトルはスタジアムに持って入れないそうで、「紙パックのドリンクならOK」と聞いて買おうとしたんですが、お茶は売り切れてました。
氷のうに入れる氷がもらえる
とんでもなく暑かったんですが、友人が氷のうを持ってきてくれていました。
でも、中に入れる氷を買うくらいなら我慢しようと思ったんですけど、なんと無料でした。

慣れた手つきで、次々と氷のうに氷を入れていく友人。

隣の人が、「これがあるとだいぶ違うわよ~」と、教えてくれました。
7回のカープの歌と風船飛ばし
サッカーで言うところの、ハーフタイムみたいなものだと思うんですが、7回の攻撃前にカープの歌を歌って、風船を飛ばします。
この歌は、奥田民生さんと吉川晃司さんでした。サンフレッチェだと、サンチェとフレッチェですよね。

その歌の時には、みんなが風船を膨らませてスタンバイしてます。サッカーだと、ペンライトの準備みたいなものでしょうか?

そして、一斉に飛ばすんです。久々に見ました。圧巻でした。

試合に負けていたからか、7回の攻撃後に帰る人が目立ち始めました。でも、7回まではほとんど埋まっていたと思います。この風船飛ばしはきっと、カープの試合観戦には欠かせないんでしょうね。
おわりに
というわけで、野球とサッカー、どちらも現地観戦するからこそ見える「応援の違い」を楽しんできました。
こういう体験があると、また次にスタジアムへ行く楽しみが増えますね。
感想として一番思ったのが、「広島ってすごいな…」でした。
「サンフレッチェ広島」があって、隔週くらいで観戦に行けていることは、私にとってとんでもなく大きなことです。
それだけでも広島で就職して、嫁いでよかったな、幸せな人生だな、と思っているんですけど。
さらにこんなにすぐ行ける距離に、「広島カープ」というまた違うスポーツのプロチームがあり、こんなお祭りのような空間が時間が、年に何十回もあるんですよね。
東京でも大阪でもない、中国地方のひとつの市ですけどね。いや、ほんとにすごいなって、初めてくらい実感しました。
ディズニーランドもUSJもないけど、広島という土地を選んで生きることにしてよかったなと、思いました。
50代も半ばになると、カープ観戦でこの感想になるんでしょうか。
いや、貴重な体験でした。
お友達へのお礼として、またサンフレッチェの試合に誘います。
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