復職前夜、眠れなかった話

雑記

親しい同僚が、明日から復職するらしい。

その話を聞いて、
少しだけ、時間が戻った。

自分が休職して、
復職する前の日のことを思い出した。

休職は1か月。

長いようで、短くて、
でも、自分の中では
ちゃんと止まっていた時間だった。

本当は、
もう少し休んだほうがいいって
言われていた。

でも、
「仕事をしていない自分」でいることのほうが、
しんどかった。

だから、自分で決めて、戻ることにした。

決めたはずなのに、

復職の前の日、
全然眠れなかった。

布団に入っても、
頭の中だけずっと起きていて、

「やっぱり無理かもしれない」って、
何回も思った。

逃げたくて、
同じような人がいないか探して、

ブログとか、動画とか、
ずっと見ていた。

少しでも、
大丈夫だと思いたかった。

結局、一睡もできないまま、朝になった。

会社の前まで行って、
一度、立ち止まった。

入れなかった。

オフィスに入るのが、
ほんとうに怖かった。

何があるわけでもないのに、

ただ、怖かった。

あの感覚は、
たぶん、経験した人にしかわからないと思う。

そのあと、どうやって決心して中に入ったのか、
正直あまり覚えていない。

気づいたら一日が終わっていた。

なにをしていたのか覚えていないけど、

とにかく、
会社には行けた。

それだけだった。

でも、今思うと、

あの日を越えたことは、
ちゃんと意味があったんだと思う。

今、普通に働けているのは、
たぶん、あの日があるから。

同僚も、今、
同じ夜を過ごしているのかもしれない。

眠れているのか、
それとも、あのときの自分みたいに、
ずっと画面を見ているのか。

わからないけど、

もし、あの夜に戻れるなら、

「とりあえず身体を運ぶだけでいい、それだけでいいから。」って
ひたすら言ってあげたい。

ちゃんとやるとか、
うまくやるとかじゃなくて、

行けたら、それでいい。

たぶん、それだけで、
もう十分だから。

あの日、助けられた動画のリンクを貼っておきます。
この方も大変だったんだなぁ。私も明日を乗り越えよう、って思った動画です。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

たけのこをフォローする
雑記
スポンサーリンク

コメント