エディオンスタジアムラストナイター/名古屋グランパスの森島司選手を見た感想

エディオンスタジアム広島ラストナイターの電光掲示板 サンフレッチェ広島
エディオンスタジアム広島ラストナイターの電光掲示板

こんにちは。たけのこです。

行ってきました。2023/9/30名古屋グランパス戦。

エディオンスタジアムラストナイターという特別な試合でしたが、それ以上に移籍してしまった森島司選手を久しぶりに生で見れたことが特別でした。

双眼鏡で見た名古屋グランパス練習着の森島選手

森島選手の移籍が決まった時から、この試合は絶対現地に行こうと早めにチケットをとってました。

やっぱりずっと好きだった選手なので、広島に来てくれるだけで特別な試合だったんですよね。

8月は突然の移籍でかなり心乱されましたからね。

サンフレッチェ広島 森島司選手が名古屋グランパス移籍?
サンフレッチェ広島 森島司選手が名古屋グランパスから正式オファーを受けたというニュースににショックを受けつつ、ひたすら残留のお祈りをしています。

突然の移籍情報に狼狽。神頼みしつつ、どこかで移籍が決定することはないだろうと信じていた時。今考えれば、この時はまだ幸せでした。

自慢の10番でした/森島司選手の名古屋グランパス完全移籍によせて
これまで何度も寂しい移籍はありましたが、今回の移籍は特別なものでした。森島選手の移籍を知った日。サンフレッチェの1サポである自分の思いを記録として綴りました。

移籍決定の報道を知った日。初めて選手の移籍で涙が出るという経験をしました。

紫熊倶楽部9月号の記事「森島司の移籍について」が読み応えありました
紫熊倶楽部9月号の記事足立強化部長へのインタビュー「森島司の移籍について」の感想です。

どういう経緯だったのか知りたくて、紫熊倶楽部9月号が発売後すぐ購入して読んだ日。少し割り切れてきましたが、まだ引きずってましたね。

いなくなって初めて気づいた森島選手の存在の大きさ。

森島選手が広島に所属していた時には、観戦に行くと毎回試合前の練習から森島選手を探して双眼鏡で追ってました。

たくさん見ていたはずなんですけどね。いつでも見られるし、これからもずっと見られると思っていたせいか細かく覚えていないんです。

これから1年のうち1回しか見られないかもしれない森島選手の姿ですから、今回は心して見ました。

バックゾーン指定席で名古屋グランパス側を購入したので、試合前の練習から森島選手がたくさん見れましたよ。

広島にいた頃より、髪色が暗めになってました。練習着がグランパスのカラーである赤と黒基調なのもあり、だいぶイメージ変わってました。

やっぱりかわいかっこよかったです。名古屋のどの選手にも負けてませんでした。

いつも見られる名古屋のサポさんたち、やっぱりうらやましいです。

白いユニフォームの森島選手

サンフレッチェのアウェイの試合は観に行ったことがないので、スタジアムでは紫のユニフォームしか見たことがありません。

白いユニフォーム姿を見たのは初めてでした。

その白さが悲しくもさわやかでしたね。つらいけどよく似合ってました。

試合が始まってからは、正直純粋に試合を見られず、折に触れ14番を追ってしまいます。

広島でもそうだったように、たくさんたくさん走ってました。

森島選手のすごさを知っているのでボールが渡ると心配でしたが、どこかで活躍する姿を見たい気持ちもあり、複雑な心境のまま時間が経過していきました。

そんなにこのチームでプレーしたかったのかぁ・・と、なんともいえないもやもやした感情が渦巻き続けているのを感じました。

森島選手を純粋に応援できないのって、初めての経験でしたね。

志知選手のボールが当たって倒れた時はめちゃくちゃ心配で、「森島くん大丈夫かな・・」と何度も言ってしまいました。

荒木選手が手を引っ張って起こしてあげて、ケアしてあげてましたね。

ボールが当たったせいなのかわかりませんが、前半で交代してしまい、森島選手のプレーは前半しか見れませんでした。

サッカーの詳しいことはわからないんですけど、目立ったシーンはなかった気がします。

コーナーキックもなかったです。

ほっとした部分もありますけど、残念さが大きかったです。できれば後半も見たかった。

だってもうこれからは、1年に1回しか見れないんですから。

ブーイングについて

試合前の選手紹介。

サンフレッチェサポーターの対応は、野上選手と稲垣選手に対しては拍手だけだったんですが、森島選手に対してはブーイングがありました。

森島選手にも拍手でいいと思ったんですけどね。私は拍手しました。

長年所属して移籍金を残してくれたわけだし、広島を愛してくれていたのは確かです。

公式サイトのメッセージも心がこもっていましたしね。

確かに新スタジアムができる前年のシーズン途中という、残念なタイミングではありましたけれど、ずっと好きだったクラブから好条件でオファーが来てしまったんですから仕方ないですよ。

試合中も、森島選手にボールが渡るとブーイングの声がありました。

そんなことしなくてもと思って、森島選手の気持ちが心配になっちゃいました。

んーでもまぁ、それだけ森島選手ってサンフレッチェサポーターにとっては、特別な選手だったんですよね。

移籍して欲しくなかったと、本人に直接示したかった人が多かったのかな。愛情表現みたいなものだったかもしれません。

サポさんたちの気持ちもわかるだけに、心が痛かったです。

なかなか試合に出られていなかった選手が出場機会を求めての移籍だったなら、純粋に応援できると思うのですが、森島選手は中心の中の中心、10番だったわけですから。

広島にとってなくてはならない、一番人気の選手だったわけですから。

みんなみんな、広島を選んで欲しかったわけなので。ブーイングもあって仕方ないのかなと思いました。

森島選手には、ブーイングが大きいほど、続くほど、広島サポからの「愛」の量だと受け取ってほしいですね。

試合後に挨拶に来てくれた森島選手

試合後、野上選手と稲垣選手と森島選手の3人でB6のサポータのところに挨拶に来てくれました。

野上選手と稲垣選手が気を遣っていっしょに来てくれたのかもしれません。

長くお辞儀されてました。

おそらく来づらかったと思うのですが、ちゃんと筋は通されてましたね。

ファン感謝デーではまだ移籍は決まっていなかったですし、次の浦和レッズ戦の時にはもう名古屋に行ってしまっていたから、移籍決定後、直接サポーターと会うことはなかったわけですからね。

慣習もありますけど、どうなろうと一度挨拶はすべきだと、森島選手も思われていたんだと思います。

嫌なことを言うサポーターがいるかもしれないとも思われていたと思います。それでも、来てくださった。

森島選手の対応は素敵でした。これで完全に移籍騒動は終わらせないといけないと思います。

あとで知ったのですが、「うらぎり」という言葉を書いて見せていた人がいたとか。

たとえそう捉えていたとしても、森島選手にそんな言葉を見せてほしくなかったですね。

森島選手の広島サポへのイメージを悪くしてほしくないです。

まぁたくさん人がいれば、人としてどうかと思う人も中には出てくるものです。

なんのために、どういう心理でそのような行動をとるのかわからないけれど、他人のことは変えられない。

森島選手には気にしてほしくないです。

たくさんの広島サポさんが、たとえ名古屋のことは応援できないにしても、森島選手のことは今後も応援してますよ。

名古屋の試合をDAZNで見て

森島選手が移籍後、初めて名古屋のホームスタジアムでスタメン出場した試合をDAZNで見ました。

3万人以上入った立派なスタジアムや、大きなビジョンに映る選手紹介の動画に出てくる姿、ピッチに立って涙ぐんでいるように見えた姿を見て、「これが森島選手の望むことだったんだな」と納得する自分がいました。

正直、憧れる気持ちもわかりましたね。

あんなにたくさんのサポーターがいる、生まれ育った地元のチームなんですものね。

最近、森島選手のチャントが歌われている動画も見ました。

佐藤寿人選手のチャントでもあったそうですね。

屋根があるからでしょうか。人数が多いからでしょうか。スタジアムに響きわたっていて、すっごくきれいでした。

「つかさ」と呼ばれているんですよね。

なんかおしゃれな気もしますね。

広島だと塩谷選手も「つかさ」だから難しかったと思いますが、やっぱり選手は苗字より名前をモチーフにしてもらえる方がうれしいのかな。

夢に見た場所に身を置けたことで移籍してよかったと思ったでしょうし、少なくとも広島に残留して、「あぁ、移籍を選択していれば、あそこでプレーできていたのに」なんて思われるよりは、よほどよかったと思います。

やっぱりチャンスがあるなら、誰しも希望する場所でがんばった方が後悔しないはず。

寂しくてショックでしたけど「これでよかったんだ」と、今はだいぶ素直にそう思えます。

広島にいた時よりたくさんのサポーターに愛され、必要とされる選手になってほしいと、心から願っています。

試合はサンフレッチェの逆転勝ち

前半で森島選手が交代になったので、後半は純粋に試合が見れました。

結果は、サンフレッチェの逆転勝ち。浦和レッズ戦からホームでは毎回勝利を見せてくれていて、今のサンフレッチェはほんとに強いです。

ベンチで見ている森島選手が「あぁ残留を選択していたら、このチームにいたのかなぁ」と、ほんの少しでも、もうひとつの選択に思いを馳せてくれていたらうれしいな・・と思いました。

まとめ

名古屋グランパスの選手になった森島選手を生で見たことで、森島選手がサンフレッチェ広島の10番であり続けるより、名古屋グランパスの選手になりたかったのだということを、完全に受け入れられたと思います。

もやもやとした感情に区切りがつき、吹っ切れた感がありました。

多くのサポさんもそうだったのではないかと思います。

新スタジアムでのシーズンに向けて、新しい気持ちでサンフレッチェを応援していきます。

移籍における森島選手の対応は完璧で、嫌いになる要素はなかったので、森島選手のファンであることも変わりません。

Jリーグアプリには、結果がすぐ見られるように、お気に入りクラブに名古屋も入れましたからね。

これからも活躍をチェックさせてもらいますので、森島選手も名古屋で活躍し、広島サポから愛された以上の存在になられることをお祈りします。

日本代表に選ばれてくれたらうれしいです。純粋に自分の応援するチームの選手としてまだ応援できますからね。

8月4日の中国新聞。森島選手移籍の記事が載っています。

なんでこれとっておいたのかわからないけど、なんか捨てられなかったし、片づけられなかったんですよね。

ずっとパソコンの横に置いていたけど、もう片付けます。

やっぱり捨てることはできないから、クリアケースに入れて、マッチデープログラムの間に挟んで保管しときますね。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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