フリーライダーの周りが全員フリーライダーにならない理由。なれないならあきらめるしかないのか。

仕事

こんにちは。たけのこです。

会社でフリーライダーに苦しんでいませんか。

ストレスで追いつぶされそうで、自分もそうなれたらと考えてしまっていませんか。

だけど、そう簡単に周りは全員フリーライダーにならないですよね。

なぜか考えたことありますか?

それは、周りの普通の人には「良心」があるからです。

普通の人の「良心」により、フリーライダーはフリーライダーとしてのうのうと生き延びているんです。

私は下記の考えから、自分は「良心」のために、フリーライダーにはなれないなと諦めています。

そのように思うようになった経緯をシェアします。

フリーライダーってどんな人?

責任感がなく、ゆっくり仕事をして、たいしたことをしてくれないのに、異常にたくさんの残業をする人たち。

仕事を頼むと、「できません」と言う。

それでもやってもらおうとすると、「手順がないとできない。具体的にひとつずつ言ってもらわないとできません。」と堂々と言う。

新入社員ならまだわかるが、50を超えたベテランの人たちだ。

対応する時間がないから頼みたいのに。そんなくらいなら、頼むだけ手間だ。

時々、どうしても手が取れず頼んでしまうことがある。

そうすると、最悪な結果が待っている。

障害が発生する。障害発生を免れても、手戻りだらけなのでで尻ぬぐいが大変となる。

こんなことなら、頼まない方がマシだったことを知る。

結果、もう何も頼めなくなる。

フリーライダーは何をしているの?

フリーライダーには、誰でもできる簡単な仕事しか頼めないので、単純作業をしている。

時間がやたらかかるので、少量だ。

なのに、時間外をたくさんして、残業代をもらっている。

時間外しないように言うと、烈火のごとく怒るか、録音していじめられると訴える。

もう、言うのがめんどくさくなる。

周りにも、あの人たちは仕事ができないと認められていて、面倒だったり考えなければならない仕事は振られない。

なので、常に平和なポジションで、楽な仕事で、たくさんお金をもらっている。

フリーライダーはどんな心境なの?

自分に置き換えれば、いたたまれない心境だろうと思うのだが、全くそんな雰囲気はない。

自分に自信を持っており、自分がしている仕事を、自身はものすごく評価している。

やりがいもあるという。

心からなのか疑ってしまうが、話を聴く限り、まじで心から思っているようだ。

すごい。ある意味最強である。

自分もフリーライダーになってしまいそうになる

彼らを見ていると、難しい調整をしたり、障害の是正をしたりしているのがばかばかしくなる。

面倒だったり難しい仕事が、全部回ってくるのだ。

それで仕方なく残業をしている横で、簡単な仕事で彼らも残業しており、もらえるお金はたいして変わらない。

不公平だ。やりきれない。

いっそ、自分も彼らみたいになれれば、どんなに楽だろう。

どのみちこれ以上がんばっても、定年も見えている年齢であり、等級が上がるわけではない。

だったら、楽な仕事をした方がよい。そして早く帰宅して、ブログを書いた方がよい。

私なら、無駄な残業をしないだけ、彼らよりマシだ。

そんな思いが、離れなくなった。

自分がフリーライダーになった時に発生する解決できない問題

しかし、ひとつ問題があることに気づいた。

超えられない問題。

それは、自分がフリーライダーになった場合、自分の姿に対する自分の評価高いわけないことだ。

フリーライダーになっている自分を、自分が一番責めてくる。

その自責の念に、耐えられなくなる可能性が高いのである。

だから、彼らのようにはなれない。全員がフリーライダーにはなれないのだ。

だから、フリーライダーだけが、ずっとフリーライダーでいられるのだ。

おそらくそういうメカニズムなのだ。

フリーライダーになっている自分に気づかず、自分の仕事に心から自信を持てれば、どんなに幸せだろう。ま、どんなに考えても無理です。

まとめ

職場のフリーライダーに周りは迷惑し、やる気をなくす。

いっそ自分もフリーライダーになってしまえばよいと考えることになる。

しかし、普通の人はフリーライダーである自分に自信は持てず嫌悪感を感じるため、フリーライダーになり切れない。

だから、本来のフリーライダーだけが、ずっとフリーライダーでいられる。

周りは、疲弊し続ける。

そのようなメカニズムとなっている。

フリーライダーは、おそらく社員を首にしにくい日本の会社では、いなくならない。

対策としては、「良心」に従って、がんばってフリーライダーの分も日々対応しつづけるしかない。

フリーライダー関連本の紹介

諦めつつも、フリーライダーについては特に、どうやって自信を持てているのかが気になり、いくつか本を読みました。

とりあえず、このままがんばるしかないなぁと思えました。

フリーライダーが分類されています。読み物としておもしろいです。

色々な組織の問題事例が書かれています。あるあるがたくさんあり、おもしろいです。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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