私は鳥取県出身で、子どもの頃から「お好み焼き」といえば関西風。具材を混ぜて丸く焼く、あのふわっとしたお好み焼きが当たり前でした。
でも、大学で広島に来てから、世界が変わりました。
初めて見た“重ね焼き”スタイルに戸惑いながらも、ある日「お好み村」の水軍というお店で食べた広島風お好み焼きに出会ってからは、もう一気に広島派へ。
以来、私にとって「お好み焼き」と言えば、広島風。関西風とはわざわざ言わない限り、もう完全に“広島”の味がスタンダードになっています。
広島風お好み焼きの魅力っていろいろあるけれど、私が特に好きなのはキャベツのたっぷり感と、トッピングのバリエーション。たっぷり野菜でヘルシーな感じがして、罪悪感なしにガッツリ食べられるのがいいんですよね。
中でも水軍のお好み焼きは、特別です。
そばがとにかく軽い。
広島風のお好み焼きって、たまにそばが“べったり”重たく感じることがあるんですが、水軍のそばは全然違います。ふんわり蒸し上がったキャベツとのバランスが絶妙で、そばの存在感がありながらも、口当たりがとても軽やか。重たさがないから、最後までずっと美味しいんです。
そして、味付けが完璧。
ソースを追加で足さなくても、しっかり味が決まっているんです。これは他のお店で食べた時に、「あ、水軍ってすごかったんだ」と改めて感じたポイントでもあります。
私の鉄板トッピングは、
- 青ねぎ(必須!セットに入ってなくても絶対トッピング)
- チーズ(とろけた時のコクが最高)
やっと週末が来る金曜日の夜に、ふと食べたくなるのがお好み焼き。
広島に来られたビジターさんにも、ぜひ一度体験してほしい味です。
そして、どこで食べるか迷ったら、私の“お好み焼きの原点”、お好み村の水軍をぜひ。
写真は今回は撮れなかったけど、その分、味の記憶だけはしっかり残っています。
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