サンフレッチェ広島から、「2026/27シーズン 明治安田Jリーグ」のチケット販売概要が発表されました。

私はシーズンチケットを持っているので、毎試合のチケットを購入するわけではありません。
それでも、家族や友人と一緒に観戦するときにはチケットを追加で購入することがありますし、今後の観戦環境がどう変わるのかは気になります。
今回のお知らせを読んで、私が気になったところをまとめてみます。
一番気になったのは、やはり手数料
今回の変更で、個人的に一番「そうか……」と思ったのが、チケット手数料の改定です。
これまでサンフレチケットでQRチケットを購入する場合、手数料は無料でした。
それが新シーズンからは、QRチケットでも1枚につき110円のシステム利用料がかかります。
110円だけを見ると、それほど大きな金額ではありません。
ただ、家族や友人の分を何枚かまとめて購入すれば、その枚数分だけかかります。
チケット代も安いものではありませんし、スタジアムへ行けば飲食代や交通費、グッズ代もかかります。
それぞれは小さな値上げでも、全部合わせると、観戦に必要な金額は少しずつ増えているなあと感じます。
セキュリティ対策やシステム運営費の上昇など、理由があることはわかります。
わかるのですが、今まで無料だったものが有料になるのは、やはり少し残念です。
チケットの購入上限は6枚から4枚へ
サンフレッチェクラブ会員の先行販売では、購入できるチケットの上限が6枚から4枚に変更されます。
会員割引が適用されるのも、1人4枚までです。
私は一度に5枚、6枚と購入することはほとんどないので、自分自身への影響はそれほど大きくありません。
ただ、家族連れやグループで観戦する人にとっては、少し不便になるかもしれません。
5枚以上必要な場合は、一般販売で追加購入することになります。
先行販売で全員分をまとめて確保できないとなると、近くの席を取るのが難しくなる可能性もありそうです。
一方で、人気試合のチケットを一部の人が大量に確保してしまうことを防ぎ、より多くの人が購入できるようにするための変更とも考えられます。
自分が買う側になれば不便ですが、チケットを買えなかった側から見れば、歓迎される変更なのかもしれません。
ビジター席が自由席から指定席へ
ビジターシートは、これまでの自由席から指定席へ変更されます。
ただし、立っての応援は可能とのことです。
これはアウェイで来られるサポーターの方からすると、どうなのでしょうか。
自由席の場合、早く行けば好みの場所を選べる一方で、席を確保するために早く並ばなければなりません。
指定席なら、入場時間をそれほど気にせずに済みます。
遠方から来られるビジターサポーターにとっては、列車や飛行機の到着時間に左右されにくくなり、助かる面もありそうです。
その反面、仲間と一緒に応援したい場合や、応援の中心に近い場所を選びたい場合は、自由席のほうが都合がよかったという人もいるでしょう。
指定された席によっては、周囲との応援スタイルが合わないこともありそうです。
これは実際に運用が始まってみないと、良い変更なのかどうか判断しにくい気がします。
ミックスシートの新設は面白い
新しく、ホームとビジターの両チームを応援できる「ミックスシート」が設けられます。
ホーム、ビジター双方のユニフォームや応援グッズを身につけることができ、両チームへの応援も可能な席です。
夫婦や家族で応援しているチームが違う場合には、利用しやすそうです。
友人にビジターチームのサポーターがいて、一緒に観戦したい場合にも便利だと思います。
サッカーでは、座席によって相手チームのグッズを身につけられないことがあります。
そのルールをよく知らない人にとっては、どこに座ればいいのかわかりにくいこともあります。
最初から「両チーム応援可能」と明確になっている席があるのは、初めて観戦する人にもわかりやすいのではないでしょうか。
ただし、ミックスシートでは立っての応援はできず、会員割引も適用されません。
熱く応援する場所というよりは、両チームのサポーターが落ち着いて一緒に観戦するための席になりそうです。
セブン‐イレブン支払いは試合5日前まで
セブン‐イレブンでの支払いを選べるのは、試合5日前の23時59分までになります。
試合前日や当日に購入する場合は、クレジットカード決済のみです。
未入金のまま座席が長期間確保されることや、転売行為を防ぐための変更とのことです。
人気試合では、完売したと思っていた席が支払期限後に突然戻ってくることがあります。
購入したい人がいるのに、未入金の座席が押さえられたままになるのは、確かにもったいないことです。
そう考えると、必要な変更なのだと思います。
ただ、クレジットカードを使わない人にとっては、直前に観戦を決めにくくなります。
観戦したいと思う人を増やすことと、不正や迷惑行為を防ぐこと。
その両立は、なかなか難しいのだろうと思います。
少しずつ変わっていく観戦環境
今回の発表を見て、「ものすごく大きく変わった」という印象はありませんでした。
ただ、手数料、購入枚数、支払い方法、座席の運用と、細かい部分がいくつも変わっています。
エディオンピースウイング広島は、多くの試合でたくさんの観客が入るスタジアムになりました。
チケットがなかなか売れなかった頃とは違い、今は「より多くの人に公平に販売すること」や「チケットを適切に流通させること」が重要になっているのでしょう。
多くの人がサンフレッチェを見に来てくれるのは、長く応援してきたサポーターとしてはうれしいことです。
一方で、人気が出れば出るほど、チケットは取りにくくなり、料金や手数料の負担も増えていきます。
うれしいような、少し寂しいような、複雑な気持ちです。
シーズンチケットを持っている私は、今回の変更による影響は比較的小さいと思います。
それでも、友人を誘って観戦するときや、いつもと違う席で見たいときには関係してきます。
まずは、新しい仕組みが始まってから、実際にどのような影響があるのか見ていきたいと思います。
できれば、初めての人にも、長く通っている人にも、これからもサンフレッチェの試合を見に行きやすい仕組みであってほしいです。
変更はないけど、気になっていること
今回の発表では、ホーム側のサポーターズシートを除き、アウェイチームのユニフォームやグッズを身につけて観戦できるというルールに変更はありませんでした。
一方で、ビジターシートと新設されるミックスシート以外では、アウェイチームを応援することはできません。
このルールを見るたびに、私は「応援とは、どこからが応援なのだろう」と思います。
これまでに何度か、アウェイチームのユニフォームを着た人と近くの席になったことがあります。
その人たちは、大きな声で歌を歌ったり、立ち上がって応援したりしていたわけではありません。
ただ、アウェイチームに得点が入ったときには、やはりうれしそうにしていました。
声を上げなくても、拍手をしなくても、得点を喜ぶことは応援ではないのだろうか。
かといって、好きなチームに得点が入ったのに、まったく喜ばないようにするのも難しいと思います。
自然に表情が変わることまで止めることはできません。
それならば、アウェイグッズを身につけることは認めながら、応援は禁止するというルールは、少し曖昧な気がします。
ユニフォームを着ていれば、どちらのチームを応援している人なのかは周囲にもすぐわかります。
ホームチームを応援する人の中には、近くで相手チームの得点を喜ばれることを、不快に感じる人もいるかもしれません。
もちろん、これまで大きな問題が起きていないからこそ、今回も同じルールが継続されたのだと思います。
いろいろなチームのサポーターが同じスタジアムで観戦できること自体は、悪いことではありません。
ただ、アウェイグッズの着用は可能で、応援は不可。
その線引きについては、今回のお知らせを読んでも、やはり少し疑問が残りました。
新しくミックスシートが設けられるのであれば、アウェイグッズを身につけて観戦したい人には、ミックスシートを選んでもらう形でもよいのではないかと思います。
誰かを排除したいわけではありません。
ホームサポーターも、アウェイサポーターも、お互いに気を使いすぎずに観戦するためには、どの席で何ができるのかを、もう少しわかりやすく整理できないのかな、と思います。
実質的には、アウェイグッズを身につけてホームエリアで観戦する人は、歌を歌ったり拍手したりはだめだけど、得点が入って喜ぶのはOK、ってことなんでしょうか?
そうはっきり定義されていれば、納得できるんでしょうかね。今後の課題な気がしますね。





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