雑誌は好きなのに、雑誌を買わなくなった
最近、テレビを見なくなったことについて考えていたら、もう一つ気づいたことがありました。
雑誌もまったく買わなくなりました。
以前はファッション雑誌も買っていましたし、週刊誌や情報誌を買うこともありました。
気に入った雑誌は、何度も読み返していました。
雑誌の値段を高く感じるようになってからは、新刊ではなく、発売から一か月ほどたったものをブックオフで買って読んでいたこともあります。
それでも今は、中古の雑誌さえ買いません。
でも雑誌を読みたくなくなったわけではありません。
二か月に一度くらい美容院へ行くと、置いてある雑誌を読むのが楽しみなんです。
普段は読まないファッション雑誌や週刊誌も、美容院にあると、「やったー」という感じで、すごい勢いで手に取っています。
だったら自分で買えばいいのですが、買うほどではないのです。
なぜなんでしょう。考えてみました。
モデルさんの服装が参考にならなくなった
ファッション雑誌には、きれいなモデルさんが、きれいに服を着て載っています。
以前は、それを見て楽しんでいました。
けれど最近は、見てもあまり参考にならないと感じるようになりました。
モデルさんと私は、年齢も違えば、身長も体形も違います。
モデルさんが着ればすてきな服でも、自分が着るとそうでもないってこと、多いです。
それよりも、自分と同じくらいの年齢で、同じくらいの身長や体形の人が、実際に服を着ている姿を見たいと思うんです。
完璧に着こなした姿ではなく、自分にも真似できそうな服装を知りたいのです。
そうなると、雑誌よりもネットのほうが便利です。
年齢や身長、体形を入れて検索すれば、自分に近い人のコーディネートを探すことができます。
若い頃もそうだったはずなんですけどね。
年齢で体形が変わったし、モデルさんとの違いが大きくなったからかもしれません。
ヘアカタログも芸能人より一般の人
髪形も同じです。
以前は、芸能人の髪形を見て、美容院で参考にすることもありました。
今は、一般の人が美容院で切ってもらった写真を見ることのほうが多くなりました。
自分と同じくらいの年齢で、髪の量や髪質が近い人。
丸顔やくせ毛など、自分と似た条件の人。
そんな人の写真のほうが、仕上がりを想像しやすいのです。
雑誌に載っている数人の中から探すより、ネットで条件を入れて探すほうが、自分に合う写真にたどり着きやすくなりました。
読みたくないのではなく、買わなくなっただけ
雑誌に興味がなくなったわけではありません。
美容院にあれば、今でも楽しく読みます。
ただ、一冊買って、その中から自分に必要な情報を探すことをしなくなったのだと思います。
今は、知りたいことがあれば、その都度ネットで探せます。
服が見たければ服だけ。
髪形が見たければ髪形だけ。
気になる人の話が読みたければ、その人の記事だけ。
いつでも、どこでも、自分の条件に合うものを探せます。
便利になった一方で、偶然開いたページから、知らなかったものに出会う機会は減ったのかもしれません。
美容院で雑誌を読むのが楽しいのは、自分では検索しない情報が、そこに並んでいるからなのでしょう。
雑誌を買わなくなったのは、雑誌が嫌いになったからでではなく、お値段の割に欲しい情報を得られた満足感が少なく感じてしまうから。
インターネットがあって、いつでも情報を見られるスマホがあって、自分に必要なものだけを、自分で選ぶことに慣れてしまったからなのだと思います。




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