私は、Jリーグのマスコットが大好きです。
特に好きなのは、V・ファーレン長崎のヴィヴィくん。
でも、もともとはサンフレッチェ広島だけを応援していました。
ほかのクラブの試合を見ることも、ほとんどありませんでした。
そんな私が、今ではカテゴリーが違えば、ほかのクラブも応援するようになりました。
そのきっかけが、Jリーグマスコット総選挙だったんです。
だからこそ、2023年を最後に終了してしまったことが、今でも残念でなりません。
マスコット総選挙が、私の世界を広げてくれた
マスコット総選挙をきっかけに、ヴィヴィくんを知りました。
かわいい!
そこから、ほかのクラブのマスコットにも興味を持つようになりました。
大分トリニータのニータンも、その一人です。
そして、マスコットを好きになると、不思議なことが起こります。
そのマスコットが所属するクラブのことも気になってくるんです。
最初はマスコット目当てだったのに、いつの間にか試合を見るようになる。
試合を見ていると、選手のことも覚える。
そして、気がつけば、そのクラブを応援している。
サンフレッチェ広島が一番好きなのは変わりません。
でも、カテゴリーが違えば、ほかのクラブも応援してしまうんです。
こんなふうにJリーグの楽しみ方が広がるなんて、以前の私には想像もできませんでした。
マスコットに会うためだけに遠征もした
マスコットが好きになって、とうとう会うためだけに遠征までするようになりました。




試合を見るためではなく、マスコットに会うために出かける。
以前の私だったら、考えられなかったことです。
でも、実際に会えるとうれしいんですよね。
写真を撮ったり、動いている姿を眺めたり。
マスコットには、それだけの魅力があると思います。
総選挙がなければ、私はヴィヴィくんを知らなかったかもしれません。
そう考えると、私にとって総選挙は、単なる人気投票ではなかったんです。
なぜマスコット総選挙はなくなったの?
Jリーグマスコット総選挙は、2013年に始まり、2023年の第11回を最後に終了しました。
Jリーグは終了を発表した際、マスコットの活動を広く世の中に届けるきっかけになったと振り返り、今後もマスコットを通じた情報発信を検討すると説明しています。
ただ、総選挙という形式を終了する具体的な理由については、明らかにされていません。
東京ドロンパが、2022年と2023年の総選挙への立候補を見送ったこともありました。
FC東京は、マスコットはそれぞれが尊く、みんながそれぞれのナンバーワンだという考え方を示しています。
この考え方も、わかるんです。
マスコットに順位をつけることに、違和感を持つ人がいても不思議ではありません。
好きなマスコットは、人それぞれ。
自分にとっての一番があれば、それでいい。
総選挙に参加しないという選択も、あっていいと思います。
ただ、東京ドロンパが辞退したことと、総選挙そのものが終了したことを結びつける根拠はありません。
そして私は、参加しない自由があることと、総選挙を開催することは、両立できるのではないかと思っています。
総選挙には、順位を決める以外の価値があったと思う
総選挙の魅力は、誰が一位になるかということだけではなかったと思うんです。
普段は自分の応援するクラブしか見ていない人も、総選挙があれば、ほかのクラブのマスコットを目にします。
「こんなかわいいマスコットがいるんだ!」
そう思ったことが、ほかのクラブに興味を持つきっかけになる。
私自身が、まさにそうでした。
マスコットを知り、クラブを知り、試合を見るようになり、遠征までするようになった。
マスコット総選挙は、クラブの垣根を越えてJリーグの魅力を伝えるイベントでもあったのではないでしょうか。
もちろん、総選挙でなければできないことではないかもしれません。
でも、毎年開催されるイベントだからこそ、普段はマスコットに関心がない人の目にも触れる機会があったと思うんです。
私のように、そこからJリーグ全体を好きになった人も、ほかにいるのではないでしょうか。
もう一度、マスコット総選挙を開催してほしい
私は、マスコット総選挙を復活させてほしいと思っています。
もちろん、参加するかどうかは、それぞれのクラブが選べればいい。
順位をつけることに抵抗があるなら、順位を競わない形でマスコットを紹介する企画を併せて開催するのもいいかもしれません。
大切なのは、知らなかったマスコットに出会える機会をつくること。
そして、その出会いをきっかけに、知らなかったクラブにも興味を持ってもらうことだと思います。
Jリーグには、魅力的なマスコットがたくさんいます。
でも、知らなければ、好きになることもできません。
私は総選挙のおかげでヴィヴィくんを知り、そこからJリーグの楽しみが大きく広がりました。
サンフレッチェ広島だけを応援していた私が、ほかのクラブの試合まで楽しむようになったんです。
マスコットには、クラブの垣根を越えて、サッカーを好きにさせてくれる力がある。
私は、自分の経験からそう思っています。
だからこそ、Jリーグには、マスコット総選挙が生み出していた出会いの価値に、もう一度目を向けてほしい。
そして、できることなら、また開催してほしいです。
あの総選挙がなかったら、私は今ほどJリーグを楽しんでいなかったかもしれないのですから。






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