2026年10月30日放送の金曜ドラマ『LOST10(ロストテン)』第3話。
第1話から次々と謎が生まれ、毎回驚かされているこのドラマですが、第3話も最後にとんでもない展開が待っていました。
北海道の山で遭難し、いまだ行方不明のはずだった人物が、なんと東京にいたのです。
えっ、どういうこと?
遭難事故だと思って見ていた事件が、どうやらそれだけでは済まなくなってきました。
今回は第3話のあらすじを振り返りながら、気になった伏線や今後の展開について考えてみたいと思います。
※ここから第3話までのネタバレを含みます。
第3話あらすじ|田畠の死、追い詰められる亜矢
第2話のラストで、マンションの屋上から飛び降りたツアーガイドの田畠元香(飯豊まりえさん)。
第3話では、田畠が亡くなったことが明らかになります。
残された娘の乃々は難病で入院中。母親が亡くなったことを主治医の吉野(井口理さん)から伝えられる場面は、見ていてつらいものでした。
一方、警察は二階堂(金子昇さん)の死亡事件について、猿渡亜矢(中村アンさん)への疑いを強めます。
二階堂が飲んだ睡眠薬入りのペットボトルから、亜矢の指紋が検出されていたのです。
さらに、亜矢には約400万円の借金があり、亡くなった父親に睡眠薬の処方歴があったことも判明。
しかし亜矢は、自分は薬を入れていないと否定します。
小駒(横浜流星さん)は恩師である亜矢を信じたいものの、警察上層部は早く自供を引き出そうとします。
そして小駒自身も、事件の捜査から外されてしまうのでした。
感想①|警察は本当に真実を知りたいの?
今回、私が特に気になったのは警察の対応です。
遠藤(吉沢悠さん)は小駒に対し、亜矢から自供を引き出せば希望する部署への異動を推薦すると持ちかけます。
これには違和感がありました。
本来なら、証拠を集めて真実を明らかにすることが先のはず。
ところが、すでに犯人を決めてしまい、その結論に合わせて捜査を進めているように見えるのです。
しかも、小駒が疑問を持つと、今度は捜査から外されてしまう。
組織というのは、時として正しいことよりも、都合よく物事を終わらせることを優先してしまうのでしょうか。
もちろん、警察上層部が事件に関与していると決まったわけではありません。
ただ、今回の警察の動きはどうにも不自然です。
私は、こういう組織の中で自分の考えを貫こうとする人の姿にも、つい注目してしまいます。
感想②|田畠はなぜ命を絶ったのか
田畠の死も、まだまだ謎だらけです。
彼女には、難病を抱えた娘の乃々がいます。
そして、乃々を受取人とする3,000万円の生命保険にも加入していました。
ところが、作中で説明された契約条件では、自殺の場合には保険金が支払われません。
娘のためにお金を残そうとしていたのなら、なぜあのような行動を取ったのでしょうか。
さらに、田畠は亡くなる直前に何者かと電話で話していました。
電話の相手は誰なのか。何を言われたのか。
第2話で彼女が口にした、すべてが丸く収まるという趣旨の言葉も、今になって気になります。
ここからは私の考察です。
田畠は、自分が死ぬことで何かを守れると思い込まされていたのではないでしょうか。
それが娘なのか、別の誰かなのかは分かりません。
もちろん、自ら飛び降りたという事実だけで、その背景や本人の意思を単純に判断することはできません。
ただ、彼女が事件について何か重要な秘密を知っていた可能性は高そうに思えます。
感想③|小駒と直のコンビが少しずつ良くなってきた
第1話では、どこか対立しているようにも見えた小駒と保険調査員の直(小栗旬さん)。
第3話では、二人が少しずつ協力するようになってきたことも印象的でした。
小駒は警察官として、直は保険調査員として、それぞれ違う立場から事件を追っています。
小駒には恩師を信じたい気持ちがあり、直には保険金に関する疑問がある。
それぞれに思い込みや事情があるからこそ、一人では見えないこともあるのかもしれません。
私は、この二人がこれからどんなコンビになっていくのかも楽しみです。
衝撃のラスト|遭難した門伝が東京にいた!
そして、第3話最大の驚きはラストでした。
二階堂の妻・ハルネ(斉藤由貴さん)が東京へ姿を消し、その行方を追う小駒と直。
二階堂が所有していた渋谷のマンション周辺の防犯カメラを調べていると、そこに映っていたのは、なんと門伝隆太郎(兵頭功海さん)でした。
門伝は、北海道の支樺岳で遭難し、まだ見つかっていないはずのツアー参加者です。
つまり、少なくとも防犯カメラの映像に映る時点では、山に取り残されていなかったことになります。
いったい、いつ山を下りたのでしょうか。
なぜ救助されたことを知らせず、東京にいるのでしょうか。
そして、ハルネとの関係は?
ここで一気に、事件の見え方が変わってきました。
第1話から第3話までの伏線を整理
ここで、これまでの謎を振り返ってみます。
第1話:遭難事故と保険金の疑惑
北海道の支樺岳で、ガイド1人と参加者5人が遭難。二階堂の死亡、亜矢と田畠の救助、残る3人の行方不明という状況になりました。
一方、保険調査員の直が現れ、単なる遭難事故ではない可能性が浮かび上がります。
第2話:保険金と証言の食い違い
参加者に掛けられた山岳保険の受取人が亜矢になっていたことが判明。
二階堂の血液から睡眠薬の成分が検出され、亜矢と田畠の証言も食い違います。
そして田畠が謎の電話を受けた後、マンションから飛び降りるという衝撃の結末を迎えました。
第3話:容疑者の絞り込みと新たな生存者
亜矢の指紋、借金、父親の睡眠薬という疑惑が重なり、警察は亜矢を追い詰めます。
しかし、田畠が二階堂を「ツガル」と呼んでいたことから、二人に以前から接点があった可能性も浮上。
そして最後に、行方不明だった門伝が東京の防犯カメラに映っていたことが明らかになりました。
考察|門伝とハルネはつながっている?
ここからは、まだ確認されていない私なりの推測です。
まず気になるのは、ハルネと門伝の関係です。
ハルネが東京に姿を消した後、二階堂のマンション周辺を調べるなかで門伝が見つかった。
偶然にしては、少し出来すぎている気がします。
もしかすると、二人は以前から知り合いで、何かの計画に関わっていたのでしょうか。
ただし、防犯カメラに門伝が映っていたことと、彼が二階堂の殺害に関与したことは別です。
もう一つ気になるのが、残る行方不明者の美咲と宇江松です。
門伝が自力で下山していたのなら、二人もどこかで生きている可能性があります。
あるいは、門伝だけが何らかの事情で山を離れたのかもしれません。
そもそも、あの遭難事故は本当に偶然だったのでしょうか。
登山ツアーに参加した人たちは、それぞれ何を知っていたのでしょうか。
まだまだ疑問は尽きません。
世間の感想|「鳥肌」「全員怪しい」の声も
10月30日の放送後から31日朝にかけて、SNSではラストの展開に驚く声が多数紹介されています。
特に多かったのが、遭難しているはずの門伝が東京に現れたことへの驚きです。
「鳥肌」という反応のほか、登場人物がみんな怪しく見えて、誰を信じていいのか分からないという声も。
さらに、行方不明の3人も事件に関係しているのではないかと推測する視聴者もいました。
確かに、このドラマは一度疑い始めると、全員が怪しく見えてしまいます。
でも、それが面白いところでもありますね。
誰かが怪しいと思った次の瞬間に、別の人の行動が気になってしまう。
第3話まで見ても、犯人どころか、事件そのものの全体像がまだ見えてきません。
第4話はどうなる? 11月6日放送
次回、第4話は11月6日(金)放送予定です。
公開されたあらすじによると、小駒と直は東京でハルネと門伝の行方を追います。
また、田畠がガイド以外の仕事を始めていたことや、娘の治療費の支払いにも不審な点があったことが、新たな焦点になるようです。
田畠の死と遭難事故、そして保険金。
別々に見えていた出来事が、少しずつつながっていくのでしょうか。
第4話も見逃せません。
まとめ|本当に怖いのは、誰も信じられなくなることかもしれない
第3話まで見て感じるのは、このドラマが単なる犯人探しではないということです。
警察は亜矢を疑い、小駒は恩師を信じようとする。直もまた、自分の仕事と事件の真相の間で揺れています。
そして、誰かの証言が出るたびに、それまで信じていたことが崩れていきます。
真実を知りたいのに、誰の言葉を信じればいいのか分からない。
そんな不安が、物語全体に漂っています。
今回、行方不明のはずの門伝が東京にいたことで、事件はまた大きく動き始めました。
次回は何が明らかになるのでしょうか。
まだ第3話なのに、すでにこれだけの謎がある『LOST10』。
これからどんな展開が待っているのか、楽しみです。





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