2026年9月28日から放送が始まったNHK連続テレビ小説『ブラッサム』。
主演は石橋静河さん。山口県岩国市出身の作家・宇野千代さんをモデルにした物語です。
朝ドラの舞台になると、その土地を訪れる観光客が増えるという話をよく耳にします。
では、今回の『ブラッサム』によって、岩国の観光は実際に盛り上がっているのでしょうか。
気になったので調べてみました。
岩国市長も観光客の増加に言及
2026年10月30日の岩国市長の定例記者会見では、観光について興味深い発言がありました。
朝ドラ『ブラッサム』の放送や、山口デスティネーションキャンペーンなどが重なり、多くの観光客が岩国を訪れているというのです。
ドラマが始まって、まだ1か月ほど。
それでも、すでに観光の盛り上がりが感じられるようです。
もちろん、秋の行楽シーズンでもありますし、すべてが朝ドラのおかげというわけではありません。
それでも、岩国に注目が集まるきっかけになっていることは間違いなさそうです。
ホテルの推定稼働率は91.5%!
さらに驚いたのが、ホテルの予約状況です。
宿泊施設のデータを分析するメトロエンジンリサーチによると、岩国市内のホテルの推定稼働率は次のようになっているそうです。
- 2026年9月:81.7%
- 2026年10月1日〜19日:91.5%
なんと、約10ポイントも高くなっています。

10月10日の3連休初日には、調査対象のホテルで前日時点の残室がわずか1室だったそうです。
ただし、これは主要予約サイトの掲載情報から推定した数字で、9月と10月では調査対象施設も異なります。
そのため、実際の稼働率がそのまま10ポイント上昇したとは言い切れません。
それでも、岩国の宿泊需要がかなり高まっていることがうかがえます。
宇野千代さんの生家にも注目
今回の朝ドラをきっかけに、ぜひ訪れてみたい場所のひとつが、宇野千代さんの生家です。
宇野千代さんは1897年に岩国で生まれ、98歳まで生きた作家です。
小説だけでなく、着物のデザインなど幅広い分野で活躍しました。
その波乱万丈な人生が、今回の『ブラッサム』のモデルになっています。
岩国市では、宇野千代さんゆかりの場所を巡る「ちよ散歩」という観光企画も展開されています。
また、錦帯橋周辺と宇野千代さんの生家などを結ぶ無料シャトルバスも、土日祝日限定で運行されています。
朝ドラを見てから実際にゆかりの場所を歩くと、また違った楽しみ方ができそうですね。
岩国といえば、やっぱり錦帯橋
岩国観光で外せないのが錦帯橋です。


五連のアーチが美しい、日本を代表する木造橋のひとつ。
春の桜も有名ですが、秋の紅葉も見事です。
これから11月にかけて、ますます美しい季節を迎えます。
朝ドラで宇野千代さんに興味を持った人が、生家を訪ね、錦帯橋を渡り、城下町を散策する。
そんな旅も素敵だと思います。
朝ドラが地域を元気にする
朝ドラは、毎朝15分のドラマです。
でも、その影響は意外と大きいものなのかもしれません。
ドラマを見て、登場人物に親しみを感じ、その人が生まれ育った場所に行ってみたくなる。
それまで知らなかった町の歴史や文化を知るきっかけにもなります。
岩国は、広島からも比較的近い場所です。
私にとっても、遠い観光地というより、気軽に足を延ばせる町という印象があります。
それだけに、今回の朝ドラで岩国が注目されているのは、なんだかうれしい気がします。
まとめ|この秋、岩国に出かけてみたくなる
朝ドラ『ブラッサム』の放送開始後、岩国ではホテルの予約状況が好調で、市長も観光客の多さに言及しています。
朝ドラだけが理由ではありませんが、ドラマと観光キャンペーン、そして秋の行楽シーズンが重なり、岩国が盛り上がっているようです。
宇野千代さんの生家、錦帯橋、そして秋の城下町。
ドラマをきっかけに、改めて岩国の魅力を知るのもいいですね。
私も、久しぶりに錦帯橋を訪ねてみたくなりました。






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