ワールドカップの日本対ブラジル戦を見ました。
日本には勝ってほしいので、一生懸命見ました。相手は強いブラジルですし、試合が始まれば緊張します。惜しい場面があれば、声も出ます。
サッカーなので、見ていればやはり面白いです。
ただ、試合が終わったあと、ブログに感想を書こうと思っても、敗戦になってしまい残念という以外、これといって書きたいことが浮かびませんでした。
もちろん、面白くなかったわけではありません。すごく面白かったんです。
でも、サンフレッチェの試合を見たあとのように、あれも書きたい、これも書きたいという気持ちにはならなかったのです。
なぜだろう、と考えてみました。
日本代表には、もちろん勝ってほしい
日本人なので、日本代表の試合を見れば、当然、日本に勝ってほしいと思います。
普段はサッカーをあまり見ない人でも、日本代表の試合は見ることがあります。ワールドカップとなれば、なおさらです。
私も、日本が攻めれば期待しますし、ピンチになれば心配します。ゴールが決まればうれしいし、失点すれば悔しいです。
つまり、めちゃめちゃ応援しているんです。
ただ、私にとって日本代表は、日頃からずっと追いかけているチームではありません。
名前を知っている選手はいても、顔と名前が一致しない選手もいます。どこのクラブに所属されているのか、普段どのようなプレーをしているのか、よく知らない選手がほとんどです。
もちろん、それでも試合は楽しめます。
ただ、サンフレッチェの試合を見るときとは、気持ちの入り方が違います。
サンフレッチェなら、ピッチにいる選手を全員知っている
サンフレッチェの試合なら、ピッチにいる選手もベンチの選手も、全員分かります。
名前や顔だけではありません。
どんなプレーをする選手なのか。最近調子がよいのか。前の試合で活躍したのか。しばらく出番がなかったのか。
そういうことを、ある程度知ったうえで見ています。
スタメンが発表された時点で、
「今日はこの選手が出るんだ」
「うわ、久しぶりに先発だ」
「この組み合わせは、どうなるんだろう」
と、いろいろ考えます。
途中から選手が交代で入ってくれば、その選手にも結果を出してほしいと思います。
なかなか試合に出られなかった選手に出番があれば、それだけでうれしいですし、ずっと応援してきた選手がゴールを決めれば、ものすごく誇らしい気持ちになります。
サンフレッチェの試合を見るのは、ただボールの行方を追っているだけではないのだと思います。
選手のこれまでを知っているから、ひとつのプレーが重くなる
同じゴールでも、誰が決めたかによって、感じ方は変わります。
最近なかなかゴールが決まらなかった選手なら、
「やっと決まった」
と思います。
途中出場が続いていた選手なら、
「このチャンスをものにできてよかった」
と思います。
移籍してきたばかりの選手なら、
「これでチームになじめるかもしれない」
などと、勝手に想像します。
反対に、ミスをした選手がいれば、その後も引きずっていないか心配になります。
もちろん、選手の本当の気持ちは分かりません。それでも、これまで見てきた時間があるので、ひとつのプレーにいろいろな思いが重なります。
日本代表の選手にも、それぞれに長い物語があるはずです。
ただ、私がそれをほとんど知らないのです。
だから、日本代表の試合では目の前のプレーを見ているだけになり、サンフレッチェの試合では、その選手のこれまでまで一緒に見ている、という違いがあるのかもしれません。
私が好きなのは、サッカーだけではなかった
私は、サッカーというスポーツそのものが好きなのだと思っていました。
もちろん、それもあるとは思います。
知らないチーム同士の試合でも、見始めれば面白いことがあります。攻守が目まぐるしく入れ替わる試合や、最後まで結果が分からない試合には引き込まれます。
それでも、私が一番見たいのは、ただレベルの高いサッカーではないのだと思います。
応援している選手たちが、今日も元気にピッチに立っていること。
その選手たちが、どんなプレーをするのか。
試合が終わったあと、どんな表情をしているのか。
私はサッカーを見ながら、応援している選手たちを見ているのだと思います。
だから、サンフレッチェの試合は面白いのです。
勝ったから面白い、負けたから面白くないというだけでもありません。
負ければもちろん悔しいですが、それでも書きたいことはたくさん出てきます。
よかった選手のこと。惜しかった場面。次の試合で期待したいこと。
それだけ、選手やチームに対する思いがあるということでしょう。
応援は、積み重ねなのかもしれない
日本代表は、日本のチームだから応援します。
サンフレッチェは、長い時間をかけて好きになったチームです。
結局、その違いなのかもしれません。
サンフレッチェの選手たちを、最初から全員好きだったわけではありません。
試合を見て、活躍を知って、インタビューを見て、少しずつ好きになっていきました。
うまくいった試合も、うまくいかなかった試合も見ます。
移籍してきた選手がチームになじんでいく様子や、若い選手が少しずつ出場時間を増やしていく様子も見ます。
そういう積み重ねがあるから、試合が始まる前から気持ちが動きます。
日本代表には日本代表の特別さがあります。
大きな大会でしか味わえない緊張感もありますし、日本中が同じ試合を見ているような空気も楽しいです。
それでも私にとっては、普段から見続けているサンフレッチェの試合のほうが、やっぱり面白い。
ワールドカップのブラジル戦を見て、そのことをあらためて感じました。
好きな選手がいる試合は、やっぱり特別
日本対ブラジル戦は、面白い試合でした。
日本に勝ってほしいと思いながら、最後まで一生懸命見ました。
それでも、試合が終わったあとに何か書こうとして、考えたことは、やはり私はサンフレッチェの試合が好きなのだということでした。
知っている選手がいる。
日頃から応援している選手がいる。
その人たちの活躍を見たいと思う。
同じサッカーでも、その思いがあるだけで、面白さはずいぶん変わります。
私はサッカー観戦が好きです。
でも、それ以上に、サンフレッチェというチームと、そこでプレーする選手たちを応援することが好きなのだと思います。
日本代表しか興味ないよ、という方がいらっしゃる一方で、Jリーグファンの方。ほかのチームのサポーターさんでも、同じような方、たくさんいらっしゃるんじゃないかなぁ。





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