高校生の流行語、いくつわかりますか?
ネットを見ていたら、「2026年秋の高校生最新トレンド」という調査を見つけた。
高校生の間で今、どんな言葉が流行っているのか。
ランキングを見てみると、
1位 メロい
2位 ドパガキ
3位 フレネミー
4位 滅
5位 ネ申
……。
正直に言う。
ほとんどわからない。
「メロい」は、どこかで見たことがあるような気もする。
でも、「ドパガキ」って何?
「滅」って、あの「滅びる」の滅?
高校生200人を対象に行われた調査で、2026年10月2日に結果が発表されたものらしい。
せっかくなので、50代の私も少し勉強してみることにした。
1位「メロい」は、メロメロになるほど素敵
1位は「メロい」。
「メロメロになるほど、かっこいい・かわいい」という意味から広がった言葉らしい。
最近では、見た目だけでなく、
「その行動、メロい」
「そういうところがメロい」
というように、その人の雰囲気や内面を褒めるときにも使われているそうだ。
なるほど。
意味を知ってしまえば、意外とわかりやすい。
「かわいい」「かっこいい」「素敵」をまとめて、さらに「ちょっと心を持っていかれた」という感じなのだろうか。
私たちの若い頃にはなかった表現だけれど、なかなか便利な言葉かもしれない。
2位「ドパガキ」は、かなり衝撃的
そして2位が「ドパガキ」。
これは文字を見ただけでは、まったく意味がわからなかった。
調べてみると、「ドーパミン中毒のガキ」を縮めた言葉なのだそう。
TikTokやYouTubeショート、SNS、ゲームなど、短時間で次々と刺激を得られるものを見続けてしまう状態を、自分たちで少し自虐的に「ドパガキ」と呼ぶらしい。
高校生同士で、
「私、ドパガキだわ」
などと笑って使うこともあるという。
でもこれ、若者だけの話ではない気もする。
私もYouTubeショートを作っているし、見る側になると、つい次、次、とスワイプしてしまうことがある。
「あと1本だけ」と思っていたのに、気がつけばずいぶん時間が経っていた。
……もしかすると、50代にもドパガキはいるのかもしれない。
3位「フレネミー」は、友達+敵
3位の「フレネミー」は、
Friend(友達)+Enemy(敵)
を組み合わせた言葉。
表面上は友達のように見えても、実は嫉妬していたり、陰で足を引っ張ったりするような相手を表す言葉だそうだ。
ただ、必ずしも深刻な場面だけで使うわけではないらしい。
仲のいい友達同士で、ちょっと意地悪なことを言われたときに、
「それフレネミーじゃん(笑)」
という感じで、冗談っぽく使うこともあるという。
言葉というのは、使われていくうちに少しずつ意味や雰囲気も変わっていくものなのだなと思う。
4位「滅」って、何が滅びるの?
そして4位が、
「滅」
だった。
最初に見たときは、
「滅びる?」
と思ってしまった。
なんだかずいぶん物騒な言葉に見える。
ところが、調べてみると、男性5人組ダンスボーカルグループM!LKの曲『好きすぎて滅!』から広がった言葉なのだそうだ。
「好きすぎて滅!」
つまり、
「好きすぎてもう無理」
「感情が強すぎて自分が滅びそう」
くらいの意味らしい。
そこから、
「かわいすぎて滅」
「眠すぎて滅」
「おいしすぎて滅」
というように、感情が強すぎるときの語尾として使われているという。
なるほど。
「滅」という字だけを見ると怖いけれど、実際には「最高すぎる」「好きすぎる」といった、とても強い気持ちを表していることもあるようだ。
しかも「滅ポーズ」というものまであるらしい。
高校生の言葉というのは、本当に想像がつかない。
5位の「ネ申」で、急に親近感
ところがランキングをさらに見ていて、私はちょっと笑ってしまった。
5位が、
「ネ申」
だったからだ。
これは知っている。
というより、
「まだ使われているの?」
と思った。
「ネ」と「申」を並べて「神」に見せる、昔のインターネットでよく見かけた表現だ。
私の感覚では、どちらかというと少し懐かしい言葉。
若者言葉は次から次へと新しいものが出てくると思っていたけれど、昔のネット用語が突然戻ってくることもあるらしい。
流行というのは面白い。
ファッションと同じで、言葉も一周して戻ってくるのだろうか。
若者言葉は、知らなくても結構面白い
高校生の流行語ランキングなんて、自分にはあまり関係ないと思っていた。
でも調べてみると、
「そんなところから言葉を作るんだ」
とか、
「昔の言葉がまた戻ってきているんだ」
とか、意外と面白い。
特に今回、私が一番驚いたのは「滅」だった。
「滅」という漢字を見て、「好きすぎる」という方向に想像できる人がどれだけいるのだろう。
もちろん私が明日から、
「それメロい!」
「私ドパガキだわ!」
「おいしすぎて滅!」
などと言い始めることは、おそらくない。
無理に若者の言葉を使うと、逆に妙なことになりそうだ。
でも、今の高校生がどんな言葉を使っているのかを知っておくのは楽しい。
そして何十年か後には、今の高校生たちもきっと、
「最近の若い子の言葉は全然わからない」
と言っているのかもしれない。
そう考えると、それもまた面白い。






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