※この記事には第3話のネタバレが含まれます。
芦田愛菜さん主演のドラマ『南田南弁護士は天才肌』。
第1話、第2話と見てきて、だんだんこのドラマが面白くなってきました。
南田南先生の天才的な発想で事件が解決に向かっていくところも面白いですし、南先生と湊人さんのやり取りも、なんだかほっこりします。
最初は、ちょっと変わった天才弁護士が活躍するドラマなのかなと思っていました。
でも、今回の第3話を見て、このドラマの魅力はそれだけではないのだと感じました。
何より、南先生の人間性が素晴らしいと思ったのです。
第3話は、自閉スペクトラム症の青年が関わる事件
今回、南先生が関わることになったのは、自閉スペクトラム症の青年・惣介が、兄を殴って死亡させたとされる事件です。
惣介は、事件についてうまく説明することができません。
南先生は、彼の言葉や行動から何が起きたのかを理解しようとします。
同じ自閉スペクトラム症だからといって、相手の気持ちがすべてわかるわけではありません。
それでも南先生は、自分なりの方法で惣介に向き合おうとします。
このドラマの面白いところは、南先生がほかの人とは違った視点で物事を見ていることです。
普通なら見過ごしてしまいそうな小さなことにも気づき、そこから事件の真相に近づいていく。
今回も、そんな南先生ならではの発想力が描かれていました。
どれだけ悔しかっただろう。それでも依頼者のために
今回、私が一番心を動かされたのは、南先生が弁護団から外される場面でした。
南先生は、依頼者のために一生懸命考え、事件を解決しようと頑張っていました。
それなのに、自閉スペクトラム症であることを理由に、弁護団から外されてしまいます。
どれだけ悔しかっただろう。
私だったら、納得できない気持ちでいっぱいになってしまうと思います。
ところが南先生は、悔しさをほとんど表に出しませんでした。
淡々と身を引き、それでも依頼者のために自分にできることを考え続けていました。
決して悔しくなかったわけではないと思います。
きっと心の中には、悔しい気持ちがあったはずです。
それでも、その気持ちを表に出すことなく、依頼者のために何とかしようと頑張っていたのです。
自分が認められることよりも、依頼者が救われることを優先したのでしょう。
なんて素晴らしい人なのだろうと思いました。
南先生は天才的な発想力を持つ弁護士ですが、今回私が一番感心したのは、その能力ではなく、人間性でした。
悔しいときに悔しいと言うことも、もちろん大切だと思います。
だから、南先生のように感情を抑えることが正しいと言いたいわけではありません。
ただ、自分が理不尽な扱いを受けても、依頼者のことを最後まで考え続けた姿には、本当に心を打たれました。
南先生は、頭がいいだけではなく、心も素晴らしい弁護士なのだと思います。
能力があっても、認めてもらえるとは限らない
今回の話を見て、もうひとつ考えさせられたことがあります。
それは、人は必ずしも能力だけで評価されるわけではないということです。
南先生には、ほかの人にはない優れた観察力や発想力があります。
実際に、その能力が事件の解決につながることもあります。
それなのに、本人の能力や努力とは別のところで、仕事を任せてもらえなくなってしまう。
これは、とてもつらいことだと思います。
もちろん、弁護士として依頼者の利益を守るためには、周囲との協力やコミュニケーションも必要なのでしょう。
でも、だからといって、本人の特性だけで可能性を狭めてしまうのは残念なことです。
人にはそれぞれ得意なことと苦手なことがあります。
苦手なところだけを見るのではなく、得意なところを生かせるように周囲が協力する。
そんな関係ができれば、もっと多くの人が自分の能力を発揮できるのではないでしょうか。
南先生が弁護団から外される姿を見ながら、そんなことも考えました。
湊人さんの優しさにも、ほっこりする
このドラマで、もうひとつ楽しみにしているのが、高橋文哉さん演じる湊人さんと南先生の関係です。
湊人さんは、南先生のことを理解しようとしながら、自然に寄り添っています。
必要以上に特別扱いするわけでもなく、かといって突き放すわけでもありません。
そんな距離感が、とてもいいなと思います。
南先生は独特な感性を持っていますが、湊人さんとのやり取りを見ていると、なんだかかわいらしく感じることもあります。
二人の関係が少しずつ変わっていく様子も、このドラマの魅力ですね。
これから恋愛関係に発展することもあるのでしょうか。
事件の行方だけでなく、そんなところも気になっています。
第3話の視聴者の反応は?
第3話の放送後には、SNSなどでもさまざまな感想が見られました。
今回のエピソードについては、特に社会の偏見や、障害のある人が直面する難しさについて考えさせられたという反応が印象的でした。
また、南先生が最後に法廷へ駆けつけて華々しく活躍するような展開ではなかったことに、現実的な厳しさを感じたという声もありました。
一方で、湊人さんの優しさに心を和ませた人や、惣介を演じた大政凜さんの演技を評価する声も見られました。
私も今回は、事件そのものの展開以上に、南先生が理不尽な状況に置かれたときの姿が心に残りました。
天才だからといって、何でも思い通りになるわけではない。
能力があっても、努力していても、どうにもならないことがある。
そんな現実を描いているところにも、このドラマの良さがあるのかもしれません。
まとめ|南先生の本当の魅力は、その人間性にある
第1話、第2話では、南先生の天才的な発想力が面白くて、このドラマを見ていました。
でも、第3話を見て、南先生のことがもっと好きになりました。
自分が理不尽な扱いを受けたとき、悔しい気持ちを抱えながらも、依頼者のために自分にできることを考え続ける。
言葉にすると簡単ですが、実際にはなかなかできることではないと思います。
南先生の素晴らしさは、頭がいいことだけではありません。
人のために一生懸命になれること。
自分の立場よりも、依頼者のことを大切にできること。
そんな人間性こそが、南先生の一番の魅力なのではないでしょうか。
これから南先生がどんな経験をして、どんな弁護士に成長していくのか。
そして、湊人さんとの関係はどうなっていくのか。
ますます楽しみになってきました。






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