2026/27明治安田J1リーグ第4節。
サンフレッチェ広島はアウェイでガンバ大阪と対戦し、0-0で引き分けた。
今回はテレビ観戦。
試合が終わって最初に思ったのは、正直には、
「よく負けなかったな」
だった。
負けてはいない。
アウェイで、勝ち点1も取った。
それなのに、試合を見ている間はずっとガンバ大阪に押されているような気がしていた。
前半からずっと怖かった
特に前半。
私にはかなりガンバ大阪に押されているように見えた。
ガンバがボールを持つと怖い。
前に運ばれると怖い。
特に、ジェバリ選手と山下諒也選手が怖かった。
特に山下選手が走り出すと、
「また来る」
と思ってしまう。
広島が攻撃している時間よりも、ガンバに攻められてヒヤヒヤしている時間のほうが、ずっと長かったような気がしていた。
正直、ワクワクするというより、
「失点しませんように」
と思いながら見ていた時間のほうが長かった。
ところが数字を見ると、そんなに悪くない
ところが試合後にデータを見て、ちょっと驚いた。
シュート数などを見ると、私が試合中に感じていたほど広島が一方的に押されていたわけではない。
「あれ? そんな試合だった?」
と思った。
テレビで見ていた私には、もっとガンバの試合に見えていた。
もちろん私はサッカーの戦術に詳しいわけではないので、なぜそう感じたのかはよくわからない。
ただ、ガンバの攻撃には、
「ここから何か起こりそう」
という怖さがあった。
一方の広島は攻撃していても、私にはそれほど「入りそう」という感じがしなかった。
同じシュート1本でも、見ている側が感じる怖さは同じではないらしい。
たぶん私が見ていたのは、支配率でもシュート数でもなく、
「失点しそうな怖さ」
だったのだと思う。
塩谷司選手がいない
そして試合前、メンバーを見たときから気になっていた。
塩谷司選手がいない。
スタメンだけではなく、ベンチにもいない。
それを見た時点で、
「なんか嫌な予感がする…」
と思ってしまった。
実際の3バックは中野就斗選手、荒木隼人選手、佐々木翔選手。
もちろん、この3選手が悪かったというわけじゃない。
結果として無失点なのだから、最後までしっかり守ってくださった。
それでも塩谷選手がいるときに感じる、なんともいえない安心感というのは、やっぱり大きいんだなと思った。
山﨑大地選手も心配
そして、もう一人気になっているのが山﨑大地選手。
3日前の天皇杯・沖縄SV戦では先発したものの、前半35分に塩谷選手と交代となった。
現地で見ていたときも心配になった場面だった。
その後のコメントを見ると、膝を痛めて違和感があったため、自分から交代を申し出たとのこと。
本人はひどい感じではないと話しているようなので、そこは少し安心した。
それでも、今後のことを考えるとやっぱり心配だ。
塩谷選手が今回メンバーに入らず、山﨑選手も気になる。
長いシーズンを考えれば、これ以上けが人が増えないでほしいと思う。
天皇杯と移動の疲れもあったのかな
そういえば、この試合の3日前には天皇杯があった。
広島は福山で沖縄SVと対戦。
4-1で勝ったものの、そこから中2日で今度は大阪へ移動してガンバ大阪戦。
もちろん、ガンバも天皇杯を戦ってから中2日でこの試合を迎えているのは同じ。
だから広島だけが大変だったとは言えない。
それでも、お互いに天皇杯と移動の疲れはあったのかもしれない。
シーズン序盤とはいえ、この暑い時期。
見ている側が思っている以上に、選手には疲労があるのだろうと思う。
今回なんとなく両チームとも最後までスッキリしなかったのは、そんなことも少し関係していたのかなと思った。
鮎川峻選手が出てきた
そんな試合の中で、私がうれしかったこともあった。
鮎川峻選手が出場されたこと。
天皇杯の沖縄SV戦でも、後半から出場した鮎川選手はゴールを決められていた。
あのゴールが本当にうれしかった。
だから今回、ベンチに鮎川選手の名前があるのを見て、
「出場してほしいな」
と思っていた。
そして実際に出場された。
こうなると願うことは一つ。
「鮎川選手、決めて!」
テレビの前で鮎川選手のゴールを祈っていた。
残念ながら今回はゴールにはならなかった。
でも天皇杯で結果を出して、リーグ戦でも出場機会を得られた。
試合前には「Jリーグでゴールを決めたい」とコメントされていたという。
次はぜひ、そのゴールを見たい。
今まで出場機会の少なかった選手が結果を出して、そこからリーグ戦にも絡んでくる。
こういうのはやっぱりうれしい。
最後は「もしかしたら」と思った
試合の終盤になって、ようやく私も、
「もしかしたら勝てるかも」
と思える雰囲気になった。
87分にはガンバの岸本武流選手が退場。
広島が数的優位になった。
ここで一気に期待が高まった。
それまでずっと、
「今日は負けるかもしれない」
と思って見ていたのに、最後には、
「もしかしたら勝てる?」
に変わった。
サッカーはわからない。
でも結局、最後までゴールは生まれなかった。
0-0。
今季リーグ戦初の無得点となった。
千葉戦、浦和戦とはずいぶん違って見える
開幕のジェフユナイテッド千葉戦。
そしてアウェイの浦和レッズ戦。
あの2試合を見たときは、
「今年のサンフレッチェ、かなり強いんじゃない?」
と思った。
特に浦和戦は4得点。
攻撃がうまくつながっているように見えた。
ところが、その後の川崎フロンターレ戦は1-1。
そして今回のガンバ大阪戦は0-0。
急に簡単にはいかなくなったように見える。
千葉戦や浦和戦のときは、相手チームも、シーズン序盤で広島への準備がまだ十分ではなかったのだろうか。
それとも相性がよかったのか。
逆にフロンターレやガンバが広島にうまく対応した、ということなのか。
あるいは広島自身が、まだチームとして完成していないということなのか。
私にはわからないことなのだけど。
ただ、開幕2試合を見たときに感じた、
「今年はものすごく強いかもしれない」
という感覚からは、現実に戻されたような気がする。
まだ第4節。それでも優勝してほしい
もちろん、まだ第4節。
ここで優勝できるとか、できないとか言う時期ではない。
むしろ開幕4試合で2勝2分。
まだ負けていない。
今回だってアウェイのガンバ大阪戦で勝ち点1を持ち帰った。
それだけを考えれば、決して悪いスタートではない。
それでも川崎戦、ガンバ大阪戦と続けて見た今の時点では、
「このまま、簡単に優勝争いを走っていくほどの完成度ではないのかな」
とも感じている。
けが人のことも気になる。
これから長いシーズンを戦う中で、もっと難しい時期もきっとある。
それでも、ここからどんどん調子を上げてほしい。
そして優勝争いをしてほしい。
できることなら、その中で最後に優勝してほしい。
数字より怖かった。それでも負けなかった
今回の試合で一番印象に残ったのは、試合を見ていた感覚と、試合後に見た数字がずいぶん違っていたことだった。
私は、
「ずっとガンバに押されている」
くらいの気持ちで見ていた。
でも数字を見ると、そんなに一方的な試合ではなかった。
サッカーって、見ている印象と数字がこんなに違うものなのか。
90分間、ほとんど安心できなかった。
ワクワクしたというより、ヒヤヒヤした。
それでも失点しなかった。
そして負けなかった。
そう考えると、この勝ち点1も、あとになって大事な勝ち点だったと思える日が来るかもしれない。
そして個人的には、鮎川選手がまたリーグ戦のピッチに立ってくれたこともうれしかった。
今度こそ鮎川選手のゴールを見たい。
まだ4試合。
今完成していないのなら、これから完成するに違いない。
開幕2試合で見せてくれた強さがたまたまではなかったと思えるような試合を、また見せてほしい。
次は、平日の名古屋グランパス戦。
森島選手を広島で見られるかもしれない、1年で一番楽しみな試合でもあるけど、
勝敗は、サンフレッチェ勝利をお願いします。





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