9月12日のセレッソ大阪戦。
6-1。
鮎川峻選手がハットトリック。鈴木章斗選手が2得点。中野就斗選手もゴール。
現地で見て、DAZNでも見て、試合の内容はもう十分わかっているはずなのに。
INSIDEを何回も見てしまう。
今回は約37分。長い。
でも、全然長く感じない。
むしろ「ここまで入れてくれてありがとう」と思うくらい、ものすごく濃いINSIDEだった。
最初から、山﨑大地選手への思いがあふれていた
今回、私が一番好きなのは、
冒頭から、山﨑大地選手への思いがあふれていたことだ。
山﨑選手の手術が発表されたときは、本当にショックだった。
どうして山﨑選手ばかり…。
そんな気持ちになって、何と言えばいいのかわからなかった。
だから今回のINSIDEを見て、少し気持ちが変わった。
クラブがこんなにも山﨑選手を支えている。
選手たちも同じように山﨑選手を思っている。
それが言葉だけではなく、ちゃんと形にして表してくれているのがうれしかった。
特に感じたのが、中野就斗選手の思いだった。
山﨑選手と中野選手は同い年で同期。
だからこそなのだろう。
画面から伝わってくるものがあった。
このINSIDEを見たら、
「これだけの人たちがそばにいるなら、きっと大丈夫。戻ってきてくれる」
と思えた。
とにかく、ファンとして、またピッチに戻ってこられる日を待とうと思った。
37分に、ほとんど全部入っていた
それにしても、今回は盛りだくさんだった。
吉田での練習。
前日のビッグアーチでの練習。
試合前の選手たちの様子。
イエンギ選手のサポーターへのあいさつ。
佐々木翔選手のJリーグ通算400試合出場のセレモニー。
そして試合。
ゴールは、いろいろな角度から見せてくれる。
惜しかったシュートもある。
うまくいかなかった場面もある。
悔しそうな表情まである。
選手交代もほぼ一つ一つ追ってくれる。
復帰のキム・ジュソン選手が入るところ。
Jリーグデビュー、野口蓮斗選手がピッチに入るところ。
ほかの選手たちの交代も、そのときのベンチの様子も映る。
サポーターの姿も映る。
そして私がINSIDEで特に好きなのが、試合後の選手たちの表情や、ラウンド中の様子だ。
そこもしっかり入っていた。
試合中継をもう一度見るのとは、全然違う。
「この日のサンフレッチェ広島」が丸ごと残っているような37分だった。
鮎川峻選手って、やっぱりすごい
現地ではもちろん鮎川選手のハットトリックに興奮した。
でもINSIDEで改めて見ると、ゴールだけではない。
あのスピードでボールを運んでいくところ。
あれだけ長い距離を走りながら、プレーの精度を落とさないところ。
こんなにすごかったんだ、と改めて思った。
鮎川選手の良さを知っているつもりだったけれど、全然知っていなかった。
そして、東俊希選手。
ものすごい勢いで走っているのに、最後に鮎川選手へあれだけ正確なボールを送れる。
サッカー選手って、やっぱりすごい。
当たり前のことなのだけれど、INSIDEを見ると何度もそう思わされる。
中野就斗選手のエネルギーはどこまで続くのか
そして中野選手。
あの方のエネルギーは、いったいどこまで続くのだろう。
今回は右のセンターバック。
それなのに、気がつけばものすごい勢いで前へ出ている。
長い距離を走って、そのままゴールまで決めてしまった。
試合中はゴールしたことに興奮していたけれど、改めて流れから見ると、
「そこから来たの?」
と思う。
もはやサイドの選手のようにも見える。
90分の中で、どれだけ走っているのだろう。
しかも今回は、ピッチの中だけではなく、山﨑選手への思いも含めて中野選手の存在がとても印象に残った。
そして、鈴木章斗選手をもっと好きになった
この試合でハットトリックをしたのは鮎川選手だった。
でも、INSIDEを見て、さらに好きになったのは鈴木章斗選手だった。
2得点。
あと1点でハットトリックだった。
それでもPKを鮎川選手に譲った。
鮎川選手が決めれば、チームがもっとよくなる。
チームとしても、鮎川選手にとっても大きな1点になる。
そんなふうに、自然に考えられる人なのだと思った。
私は鈴木選手のことを少し誤解していたのかもしれない。
湘南ベルマーレからサンフレッチェに来てくれた選手たちは、すごい選手ばかり。
でも、活躍されると、また次へ移籍されてしまう。
だから、サンフレッチェに対する気持ちは、そんなにないのでは?
そんなイメージを、勝手に持っていた。
だから鈴木選手についても、サンフレッチェというクラブにどれくらい気持ちを持ってくれているのか、あまり想像したことがなかった。
でも違った。
ちゃんとこのチームに、気持ちを持って戦ってくださっている。
サンフレッチェのことを、ちゃんと好きでいてくださっているんだな。
今回のINSIDEを見て、そんなことを感じた。
考えてみれば、湘南ベルマーレではキャプテンも務めていたほどの選手だ。
プレーだけじゃなくて、人としてもすばらしい方なんだろう。
そんな当たり前のことに、今さら気づいた気がする。
そして試合後。
鈴木選手が、ハットトリックできなかったことを悔しがっている姿。
ちょっとキュンとした。
そりゃあ、したかったよね。
鈴木選手にも、ハットトリックさせてあげたかった。
「またいくらでもチャンスはある」と言えばそうなのだけれど、1試合で3点取れる機会なんて、そう何度もあるものではない。
次はぜひ鈴木選手に達成してもらいたい。そして、寿人選手依頼の得点王に。
INSIDEを、サンフレッチェを知らない人にも見てほしい
私は会社でも、まだサッカーを見に行ったことがないという人と話すとき、
「一回INSIDE見てみて」
と言っている。
今回のINSIDEは、まさにそんな人に見てほしい一本だった。
この動画が、無料で提供されているのは、すごいことな気がする。
「あのとき、こんなことが起きていたんだ」
と答え合わせをする楽しさもある。
現地で試合を見たからこそ面白い部分はあるのだろうけど、それだけではない。
選手の技術の高さ。
選手同士の関係。
ベンチの空気。
サポーターとの距離。
試合が始まるまでの緊張感。
勝ったあとの表情。
テレビ中継だけではなかなか伝わらないサンフレッチェ広島の魅力が詰まっている。
「サンフレッチェって、ちょっと気になる」
くらいの人にこそ、見ていただきたい。
そこから、
「一回スタジアムに行ってみようかな」
と思う人がいたらうれしい。
次はアビスパ福岡戦
そして次はアビスパ福岡。
いつも「強い」というイメージがある相手だ。
勝った試合でも、簡単に勝ったという記憶はほとんどない。
苦しいところから何とか勝ったり、逆に負けたり。
アウェイでは、ルヴァンカップも百年構想リーグでも、負けている。
だから、セレッソ大阪戦が6-1だったからといって、
「サンフレッチェ、めちゃくちゃ強いじゃん」
と安心は全くできない。
もし福岡を相手に、今回のような試合ができたら。
もしかすると、本当にすごいチームになってきたのかもしれない。
どうなるだろう。
楽しみだ。
それにしても。
現地で見て、DAZNで見て、INSIDEを何回も見て。
同じ試合をいったい何回楽しむんだ、と思う。
でも、それぞれ見えるものが違う。
試合結果だけなら「6-1」。
でもINSIDEを見ると、その6-1の中にいた一人一人の選手がもっと見えてくる。
だから、また見てしまうのだと思う。




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