アジア大会は日本で何回開催された?最多開催国と広島大会の意外な歴史

2023.6.4 試合開始直前の様子 雑記
2023.6.4 試合開始直前の様子

女子バレーを見ていて、ふと気になった

今、愛知・名古屋アジア大会が開催されています。

私は女子バレーを見ていたのですが、試合を見ながら、ふと別のことが気になりました。

「そういえば、アジア大会って日本で何回開催されているんだろう?」

私が覚えているのは、1994年の広島大会です。

確か、広島ビッグアーチもアジア大会のために造られた施設だったはず。

今回の開催地は愛知・名古屋。ということは、日本での開催はそれほど多くないのでしょうか。

気になったので、アジア大会の歴史を調べてみました。

アジア大会は1951年に始まった

アジア大会の正式名称は「アジア競技大会」。

アジアの国と地域が参加する総合スポーツ大会で、原則として4年に一度開催されています。

第1回大会が開かれたのは、1951年。開催地はインドのニューデリーでした。

第二次世界大戦後、スポーツを通じてアジアの国々の交流を深め、平和につなげようという願いが込められていたそうです。

第1回の参加は11か国、選手489人。

現在の大規模な大会と比べると、ずいぶん小さな大会から始まったのですね。

日本での開催は、今回でたった3回

調べてみると、日本で開催された夏季アジア大会は次の3回でした。

開催年開催地大会
1958年東京第3回
1994年広島第12回
2026年愛知・名古屋第20回

なんと、広島大会から今回の愛知・名古屋大会まで32年も空いていました。

私にとってアジア大会といえば広島の印象が強いのですが、日本での開催自体が貴重な機会だったのですね。

では、どこの国で開催されることが多いの?

ここが一番気になったところです。

1951年の第1回から、現在開催中の2026年大会までの20大会を、開催国別に数えてみました。

アジア大会の国別開催回数

夏季大会・1951〜2026年/全20大会

タイ 4回

日本 3回

中国 3回

韓国 3回

インド 2回

インドネシア 2回

フィリピン 1回

イラン 1回

カタール 1回

意外だったのは、最も多いのがタイだったことです。

タイは1966年、1970年、1978年、1998年の4回。しかも、すべてバンコクで開催されています。

1966年から1978年までの12年間に3回も開催されていたとは知りませんでした。

一方、日本は今回で3回となり、中国、韓国と並びます。

開催国は20大会で9か国。アジアには多くの国がありますが、開催経験のある国は限られているのですね。

広島大会は、実は歴史的な大会だった

開催地を調べていて、もう一つ驚いたことがあります。

広島大会は、アジア大会が初めて首都以外で開催された大会だったのです。

1951年の第1回大会から1990年の第11回大会までは、すべて開催国の首都で行われていました。

その流れを変えたのが、1994年の広島大会でした。

これは広島県民として、ちょっとうれしい発見です。

広島大会には42の国と地域が参加し、当時としては過去最大規模の大会になりました。

平和都市・広島で開催されたことにも、大きな意味があったのでしょう。

ビッグアーチだけではない。アストラムラインもアジア大会がきっかけ

そして、私が覚えていた広島ビッグアーチのことも調べてみました。

やはり、アジア大会に向けて整備された施設でした。

広島ビッグアーチは1992年10月に完成し、その年のサッカー・アジアカップでも使用されています。

1994年のアジア大会では、開会式や陸上競技の会場となりました。

さらに驚いたのが、アストラムラインです。

こちらもアジア大会に向けた交通整備の一環で、1994年8月に開業しました。

ビッグアーチもアストラムラインも、今の広島の街につながるアジア大会の遺産だったのですね。

サンフレッチェ広島を長く応援してきた私にとって、ビッグアーチは特別な場所です。

アジア大会のために生まれた競技場が、その後、長い間サンフレッチェのホームスタジアムになった。

そう考えると、アジア大会が広島に残してくれたものは大きかったのだと思います。

ちなみに、冬のアジア大会もある

ここまで調べてきたのは、夏季アジア大会の話です。

実は、冬季アジア大会もあります。

第1回は1986年に札幌で開催されました。

日本では札幌で3回、青森で1回、合わせて4回の開催実績があります。

夏と冬を合わせると、日本での開催は今回で7回になるわけです。

夏季大会だけを考えていたので、これも意外でした。

まとめ|女子バレーから、広島の歴史につながった

女子バレーを見ていて、何となく気になったアジア大会の開催地。

調べてみると、知らなかったことがいくつもありました。

夏季大会は今回で20回目。日本での開催は3回目。

開催回数が最も多い国はタイで、広島は初めて首都以外で開催された都市だった。

そして、広島ビッグアーチだけでなく、アストラムラインもアジア大会をきっかけに整備されていたのです。

何気なく見ていたスポーツ中継から、思いがけず広島の歴史を振り返ることになりました。

今回の愛知・名古屋大会も、32年前の広島大会のように、何十年か先まで人々の記憶に残る大会になるといいですね。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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