昨日、法事で家族が集まった。
甥は関西で仕事をしているため来ていなかったのだが、話の中で、義理の弟のお嫁さんからこんなことを聞いた。
「今、推し活にはまっていて、イコラブが好きなんですよ」
甥は21歳。
へえ、推し活してるんだ。
……と思ったところで、もう一つ疑問が浮かんだ。
イコラブって何?
名前を聞いたことがあるような、ないような。
そこで、ちょっと調べてみることにした。
イコラブとは「=LOVE」のことだった
「イコラブ」は、女性アイドルグループ**=LOVE(イコールラブ)**の愛称だった。
しかも調べてみて驚いた。
プロデューサーは、あの指原莉乃さん。
代々木アニメーション学院と指原莉乃さんによるプロジェクトとして誕生し、2017年にメジャーデビューしている。
「=LOVE」というグループ名には、
「アイドルはファンに愛されなければいけない。そして、アイドルという仕事も自分が愛さなければいけない」
という思いが込められているそうだ。
なるほど。
「イコールラブ」だから「イコラブ」。
ここでようやく私の中でつながった。
私が知らなかっただけで、かなり人気だった
さらに調べてみると、
「最近出てきた若い子たちのアイドルなのかな」
という私の想像とは、ちょっと違っていた。
2017年デビューなので、2026年で9周年。
しかも、2025年に発売された「とくべチュ、して」はストリーミング累計1.4億回再生を突破。TikTokでも大きく広がった。
2026年発売の20枚目のシングル「劇薬中毒」は、初日売上30万枚を超え、オリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得している。
Billboard JAPANのチャートでも、これまでに数多くの曲がトップ10入りしている。
私が知らなかっただけで、ずいぶん大きな存在になっていたらしい。
21歳が「推し活」にハマるのも珍しくないらしい
もう一つ気になったのが「推し活」だった。
私たちの若い頃にも、好きな歌手や俳優はいた。
レコードやCDを買ったり、雑誌を買ったり、コンサートへ行ったり。
やっていること自体は、今の「推し活」とそれほど違わないのかもしれない。
ただ、今はそれに「推し活」という名前がついている。
2026年6月に全国18~79歳の男女3,000人を対象に行われた調査では、18~29歳の64%が推し活をしているという。
なんと6割以上。
21歳の甥が推し活をしているのも、今の若い世代ではごく普通のことなのかもしれない。
「推し」がいると毎日が少し楽しくなる
調査では、推し活による変化として、
「気分転換やストレス解消になる」
「日々の楽しみや生きがいを感じる」
「好きなことに夢中になれる時間が増える」
といった回答も多かった。
これを読んでいると、なんだか分かる気がする。
私はアイドルの推し活はしていないけれど、好きなサッカーチームがあって、試合の日を楽しみにしたり、選手のニュースを見てうれしくなったりする。
考えてみれば、これも広い意味では「推し活」なのだろう。
そう考えると、21歳の甥と私も、やっていることは案外それほど違わないのかもしれない。
世代が違っても「好きなものがある」のは同じ
法事の日の何気ない会話から知った「イコラブ」。
最初は、
「ニコラブ? イコラブ? 何それ?」
という状態だった。
でも調べてみると、指原莉乃さんがプロデュースしていることを知り、ヒット曲もたくさんあることを知った。
そして「推し活」という言葉についても、少し見方が変わった。
若い人特有の文化のように思っていたけれど、結局は、
好きな人や好きなものを応援して、それを毎日の楽しみにすること。
そう考えると、昔からあったものなのかもしれない。
呼び方と楽しみ方が、時代とともに少し変わっただけ。
今度甥に会ったら、
「イコラブ、ちょっと調べたよ」
と言ってみようかな。
でもそのあと詳しい話をされたら、たぶん私はまだ全然ついていけない。






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