SAZABYはなくなった?1995年に買った手帳が30年後もそのまま残っていた

SAZABYの手帳 雑記

家の中を見ていて、ふと昔の手帳が目に入った。

黄色い革のシステム手帳。

**SAZABY(サザビー)**のものだ。

たぶん購入したのは1995年ごろ。

改めて考えると、もう30年以上前になる。

使うためというより、憧れて買った手帳

この手帳、実はほとんど使っていない。

少しだけ予定を書き込んだ跡はあるけれど、きちんと使いこなした記憶はない。

では、なぜ買ったのか。

はっきりとは覚えていないけれど、おそらく職場の同僚か先輩が、こういうシステム手帳を使っていたのだと思う。

予定を書き込んだり、必要なときにさっと開いて確認したり。

そんな姿が、なんとなく格好よく見えた。

「私もこんな手帳を持ったら、あんなふうに仕事の予定を格好よく管理できるのかな」

そんな憧れがあったのだと思う。

今で言えば、「形から入った」ということなのかもしれない。

SAZABYというブランドにも憧れがあった

当時の私にとって、SAZABYはちょっと特別なブランドだった。

高級ブランドほど敷居は高くない。

でも、普通のバッグや小物より少しおしゃれで、持ってみたくなる。

そんな存在だった気がする。

私が選んだのは黄色い手帳。

今見ると、明るい黄色というより、少し落ち着いたマスタード色に近い。

30年以上たっているので多少の傷や汚れはあるものの、今見てもそれほど古く感じないデザインだ。

ほとんど使いこなせなかったのに、持っているだけで満足していた。

そんな手帳だった。

開いてみると、時間は1995年のままだった

久しぶりに開いてみると、驚くほど当時のままだった。

SAZABYの手帳
購入当時のまま残っている1995年のSAZABYのレフィル

中には、

「SAZABY PERSONAL DATA SYSTEM」

という文字。

そして、

「CALENDAR 1995」

と書かれたレフィルが、そのまま残っていた。

手帳の中だけ、1995年で時間が止まっている。

少しだけ予定を書き込んでいるページもある。

当時の私は、この先もずっとこの手帳を使うことができると思っていたはずだ。

レフィルがなくなったら、また買えばいい。

翌年になったら新しいレフィルに交換すればいい。

それが当たり前だと思っていた。

SAZABYは2021年に終了していた

ところが今回、

「そういえばSAZABYって、今もあるのかな?」

と気になって調べてみて驚いた。

SAZABYは、2021年3月9日に全店舗を閉店していた。オンラインショップも同年6月30日で販売を終了している。Sazaby League

運営していたサザビーリーグは、2020年10月にSAZABYのバッグ事業終了を発表している。ただし、公式発表では終了の詳しい理由までは説明されていない。

SAZABYをよく見かけていた時代を知っているだけに、

「え、もうないの?」

というのが最初の感想だった。

バッグも、小物も、手帳も。

いつでもそこにあるような気がしていた。

「いつでも買える」と思っていたものが、なくなる

1995年にこの手帳を買ったとき、

「レフィルはいつでも買える」

と思っていた。

ブランドそのものがなくなるなんて、考えもしなかった。

30年以上という時間は、考えてみれば長い。

街並みも変わる。

会社も変わる。

お店も変わる。

そして、あれほど普通に見かけていたブランドもなくなる。

そう考えると、この黄色い手帳が急に少し特別なものに見えてきた。

使いこなせなかった。でも、なぜか捨てなかった

不思議なのは、この手帳をほとんど使っていないのに、ずっと手元に残っていることだ。

何度も片づけをしたはずなのに、捨てなかった。

手帳として便利だったからではない。

たぶん、

「こういうふうに仕事ができる人になりたい」

と思っていた頃の自分まで、一緒に残っていたからなのだと思う。

使いこなせなかったことも含めて、1995年の私の一部なのかもしれない。

では、今でもレフィルは買えるの?

ここで気になったのが、

「もし今、この手帳を使いたくなったら、レフィルは買えるのだろうか」

ということ。

SAZABY純正のレフィルは、ブランド自体が終了しているため、現在は基本的に新品では手に入りにくい。

ただし、うれしいことに、6穴のシステム手帳用レフィルそのものは今も販売されている。

私の手帳は写真を見る限り、小型の6穴タイプなので、現在でいう「ミニ6」サイズに近い可能性がある。

実際、NOLTYの「Bindex」では、現在もミニ6サイズの月間・週間レフィルが販売されている。2026年版だけでなく、2027年1月始まりの商品もすでに店頭やネットで販売されている。

ロフトのネットストアでも、ミニ6サイズの月間ダイアリー、週間ダイアリー、方眼メモ、インデックスなどが見つかる。

ミニ6の検索結果
ミニ6のロフトネットストアでの検索結果です。

つまり、

SAZABYの純正品はなくても、規格が合えば今でも使い続けることはできる。

ということになる。

※古いシステム手帳はサイズに違いがある場合もあるので、実際に購入するときは、今入っているレフィルの縦横サイズや穴の間隔を確認したほうが安心だ。

30年前の手帳は、まだ使おうと思えば使える

これからこの手帳を本格的に使う予定は、おそらくない。

でも、

「もう使えないもの」ではない

ということが、少しうれしかった。

1995年のレフィルを抜いて、2027年のレフィルを入れれば、また手帳として時間を動かすこともできる。

そう考えると不思議だ。

30年以上前、いつでもレフィルは買えると思っていた。

SAZABYそのものはなくなってしまったけれど、

「必要なら新しいページを入れられる」

というシステム手帳の仕組みだけは、今もちゃんと残っていた。

黄色いSAZABYの手帳。

中の時間は1995年で止まったまま。

たぶん、このまま使わずに持っていると思う。

でも、ときどき開いて1995年の自分を思い出すのも、悪くない気がしている。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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