栃木シティ戦のINSIDEが面白い!浅野拓磨選手の「声かけ」に聞き入ってしまった

サンフレッチェ広島

ルヴァンカップの栃木シティ戦。

かなりピッチコンディションが悪い中での試合だったので、実際に試合を見ているときは、選手たちも大変だっただろうなと思いながら見ていた。

ルヴァン杯・栃木シティ戦を見て|悪いピッチだからこそ面白かった、スカパーに入ってよかった夜
2026年9月29日のルヴァンカップ、栃木シティ対サンフレッチェ広島をスカパーで観戦。雨でピッチ状態が悪い中、工夫して2-0で勝利した広島の戦いぶりと、スカパーに加入して感じたことを書きました。

そんな試合の「INSIDE」が公開されたので、さっそく見てみた。

やっぱりINSIDEは面白い。

試合を見ているだけでは分からなかった選手たちの様子や、試合前後の雰囲気を知ることができる。

今回もいろいろ印象に残る場面があった。

でも、その中で私が一番心に残ったのは、試合に出場した選手の言葉ではなかった。

浅野拓磨選手の言葉だった。

ベンチメンバーに浅野拓磨選手がかけた言葉

試合前、スターティングメンバーを送り出したあと。

ベンチスタートの選手たちとスタッフが円陣を組む場面があった。

そこで声をかけたのが浅野拓磨選手だった。

内容を聞いていて、私は思わず聞き入ってしまった。

浅野選手は、スタメンではない選手も全力で一緒に戦うのは当たり前だと話したうえで、

「この環境(スタメンじゃなかったこと)に慣れてはいけない」

「悔しさを絶対に忘れるな。そこには恥じらいもなにもいらない。」

ということを選手たちに伝えていた。

次の試合では自分たちがスタメンで出て勝つ。

そのために、今日出番が来たら持っているものを全力で出そう。

そんな内容だった。

これを聞いて、なんだか「いつもの声かけとは少し違う」と思った。

「途中から出た俺たちが試合を決めよう」ではなかった

ベンチメンバーの円陣での声かけは、INSIDEでもこれまで何度も見てきた。

「途中から出た俺たちが試合を決めよう」

「交代で入った選手の勢いが必要だ」

そんな言葉はよく聞く。

浅野選手の声掛けにも、この内容は入っていた。

でも、浅野選手の言葉は、そこからもう一歩踏み込んでいたように感じた。

今、自分たちがベンチにいること。

そこにきちんと触れていたからだ。

スタメンではなかったことを悔しいと思う。

その悔しさを忘れない。

今ベンチにいる状況に慣れない。

そして、その気持ちを出番が来たときの力にして、次はスタメンを奪う。

私はサッカー選手ではないので、プロの選手たちがベンチスタートをどんな気持ちで受け止めているのか、はっきりわかるわけではない。

でも、自分だったら、ちょっと触れるのが怖い話題だと思う。

「今日はベンチだけど、頑張ろう」と言うほうが無難な気がする。

そこを浅野選手は避けなかった。

悔しさを消すのではなく、力に変える

ここが、私はすごいと思った。

「ベンチでもチームのために頑張ろう」だけではない。

スタメンで出られなかったら悔しい。

だったら、その悔しさを持っていていい。

むしろ忘れるな。

そして次は自分がスタメンに入って、試合に勝とう。

そういう方向へ持っていく。

聞いている選手たちも、「そうだ、やってやろう」と思えるんじゃないだろうか。

しかも浅野選手自身も、この試合はベンチスタートだった。

「君たちは頑張れ」と言っているのではない。

「俺たち」と言っている。

同じ立場から発せられた言葉だからこそ、余計に響くのかもしれない。

これまでの経験から出てきた言葉なのだろうか

浅野選手は長く海外でプレーされてきた。

今回の言葉は、海外での経験から出てきたものなのだろうか?

それとも、もともとの浅野選手のマインドを、そのまま発言されただけ、なんだろうか?

私は、想像した。

きっとこれまでにも、試合に出られなかったことも、スタメンから外れたことも、自分の思うようにならなかったこともたくさんあったのではないだろうか。

それでもそこからまた試合に出て、結果を残してきた。

そういう経験を何度もしてきた人だから言える言葉なのかな、と。

ただ勢いで鼓舞している感じではなかった。

悔しさという、できれば触れたくない気持ちにきちんと触れたうえで、それを次へ進む力に変えていく。

なんというか、一歩レベルが違うなと思った。

「何か違うことを言ってくれそう」と思っていたけれど

浅野選手がサンフレッチェに帰ってこられてから、そのなんともいえないオーラから、ほかの選手とは何かが違うのかな…と感じていた。

だから今回のINSIDEを見て、浅野選手に対する印象が大きく変わったわけではない。

むしろ、

「やっぱりそうなんだ」

と思った。

いや、ある意味想像していた以上だったかもしれない。

ピッチの上でプレーする浅野選手を見るのはもちろん楽しみだけれど、こういうところでもチームに与えるものがある選手なんだなと思った。

INSIDEを見ると、試合とは違うものが見えてくる

栃木シティ戦は、とにかくピッチコンディションが悪かった。

試合を見ながらも、選手たちは大変だろうなと思っていた。

そしてINSIDEを見ると、実際にどれだけ大変だったのかが、試合中継とはまた違う角度から伝わってきた。

全部興味深かったし、面白かった。

でも、今回のINSIDEで一番心に残ったのは、やっぱり浅野拓磨選手の言葉だった。

試合には出場しなかった選手の言葉が、一番印象に残ったというのもINSIDEならではなのかもしれない。

もしサンフレッチェの選手たちみんなが、

「今の環境に慣れない」

「悔しさを忘れない」

「次は自分がスタメンで出て勝つ」

そんな気持ちを持って競争しているとしたら。

サンフレッチェは、とんでもなく強いチームになるんじゃないだろうか。

そんなことまで思わせてくれた、浅野拓磨選手の声かけだった。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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