エディオンピースウイング広島の好きなところ。
第1回は「立地」。
第2回は「スタジアムの形」。
第3回は「試合の見やすさ」。
そして第4回は、
「演出」
について書いてみようと思います。
エディオンピースウイング広島で何度も試合を見てきましたが、私は特にナイトゲームが好きです。
日が暮れてくる。
照明が映え始める。
音楽が鳴る。
ペンライトの光が揺れる。
そして、ときにはスタジアムの屋根から花火が上がる。
昼間とはまったく違うスタジアムになります。
でも今回、改めて「Eピースの演出のどこが好きなんだろう」と考えてみたら、派手できれいだから、だけではありませんでした。
アウェイチームのことも、ちゃんと大切に扱ってくれる。
そんなところも含めて、私はEピースの演出が好きなんだと思います。
暗くなってからのEピースは、ちょっとすごい
エディオンピースウイング広島には、照明、音響、映像などを連動させる「統合演出装置」が導入されています。
大型ビジョンに映像が流れ、音楽が鳴り、それに合わせて照明が変化する。
それぞれが別々に動くのではなく、光と音と映像が一体になってスタジアム全体を演出します。
これが特に映えるのがナイトゲームです。
明るいうちは普通に見えていたサッカースタジアムが、日が落ちるにつれて少しずつ表情を変えていきます。
そして照明が落ちる。
音楽が鳴る。
大型ビジョンに映像が流れる。
何度見ても、
「始まるぞ」
と思います。
私はサッカーそのものを見るのはもちろん好きですが、この試合が始まる直前の時間もかなり好きです。

ペンライトで、自分も演出の一部になる
特に好きなのが、ペンライトを使った演出です。
スタンドのあちこちで紫色の光が揺れる。
スタジアムの照明や音楽と重なると、サッカーを見に来たはずなのに、ちょっとライブ会場のようにも見えます。
そしてペンライトのいいところは、
自分もその景色をつくる一人になれること。
周りを見れば、たくさんの人が同じように光を振っています。
自分が持っている小さな光も、その中のひとつ。
あの一体感が私は好きです。

音があるから、もっとワクワクする
そして、光と同じくらい好きなのが音です。
選手紹介。
選手入場。
ゴール。
試合前の盛り上げ。
音楽や効果音が入ることで、スタジアムの空気が一気に変わります。
家でテレビを見ているときには感じられない、身体に響いてくるような音。
周りの歓声まで一緒になると、さらに迫力があります。
選手入場のときなどは、
「これからサッカーの試合を見る」
というより、
「いよいよ何かが始まる」
という感じがします。

そして、屋根から花火が上がる
Eピースのナイトゲームといえば、やっぱり花火も外せません。
「超熱狂NIGHT FES」などでは、特殊効果花火を使った演出が行われています。
これが本当にかっこいい。
花火大会のように遠くの空を見るのではありません。
今、自分がいるサッカースタジアムの屋根から花火が上がります。

音楽。
照明。
歓声。
そして花火。
全部が一緒になる。
「サッカーを見に来ただけなのに、こんなものまで見られるんだ」
と、何度見ても思います。
2026/27シーズンの「超熱狂NIGHT FES 2026」では、対象4試合すべてで「超熱狂FIREWORKS」が実施され、さらにクラブ初となるレーザー照明演出も導入されました。
Eピースの夜の演出は、まだ進化しているようです。
ハロウィーンになると、紫がさらに似合う
季節の演出で私が好きなのが、ハロウィーンです。
サンフレッチェ広島では「超熱狂バイオレットハロウィーン」というイベントも開催されています。
考えてみると、サンフレッチェの紫って、ハロウィーンにものすごく似合うんですよね。
サンチェが「モンスターサンチェ」になったり、フォトスポットが登場したり、ハロウィーンメイクを楽しめたり。

いつものEピースが、少し怪しげな雰囲気になります。
子どもたちが楽しめる企画もあります。
私は、この
「今日はいつもの試合の日とちょっと違う」
という感じが好きです。
サッカーだけではなく、スタジアムへ行くこと自体がイベントになる。
Eピースができてから、そういう楽しみ方が増えたように思います。

DJサンチェも、すっかりEピースの夜の景色
「超熱狂NIGHT FES」では、DJサンチェも登場します。
DJブースに立って音楽とともにスタジアムを盛り上げるサンチェ。
冷静に考えると、
熊がDJをしている。
なかなか不思議な光景です(笑)。

でも、もう私にはすっかりEピースのナイトゲームらしい景色になりました。
サッカーにものすごく詳しくなくても楽しめる。
子どもでも楽しめる。
初めて来た人でも、
「なんかここ、楽しいな」
と思える。
そういうものが試合以外にもたくさんあります。
でも、派手な演出だけじゃない
ここまで書くと、
「Eピースは照明がすごい」
「花火がすごい」
という話だけに見えるかもしれません。
でも私が好きなのは、それだけではありません。
最近、
「これもEピースの好きな演出だな」
と思うようになったものがあります。
それが、
アウェイチームの選手紹介です。
アウェイチームも、一人ずつ紹介する
試合前には、もちろんサンフレッチェの選手紹介があります。
でも、その前に行われるアウェイチームの選手紹介もしっかりしています。
相手チームの紹介になると、スタジアムをぐるっと囲むリボンビジョンが、そのクラブのチームカラーに変わります。
そしてスターティングメンバーを一覧で表示して終わりではなく、
一人ずつ名前を表示して、紹介していきます。

一人紹介する。
次の選手。
また次の選手。
ホームのサンフレッチェだけではなく、その日ここで戦う相手チームの選手にも、一人ずつスポットが当たります。
私は最初、それが特別なことだとは思っていませんでした。
「これ、当たり前じゃなかったんだ」
私は他のスタジアムへ行く機会がそれほど多くありません。
山口へ試合を見に行ったことがありますが、そのときは相手チームの選手紹介は一覧表示だったと記憶しています。
そのときは、
「カテゴリーによる違いなのかな」
くらいに思っていました。
ところがSNSなどを見ていると、J1でもアウェイチームを一人ずつ紹介するところばかりではないらしい。
そして、Eピースへ遠征してきたアウェイサポーターの方が、
アウェイ選手を一人ずつ紹介してくれたことや、自分たちのチームカラーでスタジアムが演出されたことを喜んでいるのを目にするようになりました。
そこで初めて、
「ああ、これって当たり前じゃなかったんだ」
と思いました。
そう思ってから見ると、この時間が以前より好きになりました。
紫のスタジアムが、相手チームの色になる
特に私がいいなと思うのが、リボンビジョンです。
いつもは紫がよく似合うEピース。
でもアウェイチームの紹介が始まると、その時間は相手クラブの色になります。
赤だったり。
青だったり。
黄色だったり。
その日の相手によって、いつものスタジアムが違う表情になります。
もちろん私はサンフレッチェに勝ってほしい。
試合が始まれば、全力でサンフレッチェを応援します。
でも、試合前は、
「今日はこのチームが広島まで来て、一緒に試合をするんだ」
という感じがします。
「ようこそ広島へ」と言っているみたい
考えてみれば、試合は相手がいなければできません。
そしてアウェイチームの後ろには、そのチームを応援するために遠くから広島まで来てくれたサポーターさんたちがいます。

その人たちの前で、
自分たちのクラブの色がスタジアムいっぱいに広がる。
応援している選手の名前が一人ずつ紹介される。
遠征してきた側だったら、確かにうれしいだろうなと思います。
花火のように派手ではありません。
レーザーのように驚く演出でもありません。
でも私は、
「ようこそ広島へ」
と言っているみたいで、この演出が好きです。
ホームチームだけを格好よく見せるのではなく、
今日ここで戦う、もう一つのチームもちゃんと主役にする。
これもEピースの演出のひとつなんだと思います。
アウェイサポーターさんには、試合前から見てほしい
この連載は、これからエディオンピースウイング広島へ来られるアウェイサポーターさんにも読んでもらえたらと思って書いています。
交通機関や、旅行との兼ね合いもあると思いますが、
可能な限り、少し早めにスタジアムへ来ていただきたいなぁ、ということです。
特にナイトゲームなら、キックオフぎりぎりに来るのは、ちょっともったいないです。
日が暮れていくスタジアム。
照明、音響ペンライト、大型ビジョンなどを利用した演出。
その日によっては花火やレーザー。
そして、自分たちのチームの選手紹介が始まったら、ぜひリボンビジョンも見てみてください。
その時間だけ、紫のスタジアムが皆さんのチームの色になります。
「演出がすごい。そして、やさしい。」
私は以前、サッカースタジアムというのは、
「サッカーを見る場所」
だと思っていました。
もちろん、一番大切なのは試合です。
でもEピースができてから、
試合が始まる前やハーフタイムの時間も好きになりました。
そして、
アウェイチームにも一人ずつスポットを当てるのは、ずっと続けてほしいです。

演出がすごい。そして、やさしい。
それが、
私がエディオンピースウイング広島の演出を好きな理由です。




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