『Tシャツが乾くまで』第4話感想|充が生きているまま、咲子と樹はどうなる?

雑記

※『Tシャツが乾くまで』第4話までの内容に触れています。

『Tシャツが乾くまで』第4話を見ました。

今回も、面白かったです。

咲子と樹が花火を見ながら話す場面が印象的でした。

二人は、それぞれ違う事情を抱えています。

咲子は夫の充が行方不明になり、樹は妻を亡くしました。

似ている境遇だから、寂しいから互いを必要としているのかもしれませんけど、

性格的にも合うところがあるし、互いに気になっているのは確か。

第4話を見て、私はますます、咲子と樹がうまくいってほしいと思うようになりました。

咲子と樹は、互いに惹かれ始めているように見える

咲子と樹は、すでにただの知り合いではなくなっているように見えます。

それぞれが抱えている痛みを、無理に励ますのではなく、自然に受け止め合っています。

咲子にとって樹は、あまり話したくない過去を話せることができる相手です。

樹にとっても咲子は、亡くなった妻の代わりではなく、今の自分の気持ちを話せる相手になり始めているように感じます。

樹の息子のこともあります。

妻を亡くした樹と、その息子、そして夫が行方不明になった咲子。

この三人が、新しい家族のような形になっていく可能性、十分にありますよね。

私は、できることなら、この三人がうまくいってほしいです。

しかし、そのためには大きな問題があります。

咲子の夫である充が、生きていることです。

郵便には離婚届が入っていると思っていた

充から咲子に郵便が届いたとき、私は離婚届が入っていると思っていました。

自分はもう帰らない。

だから咲子には、自分を待たずに前へ進んでほしい。

そういう意思を示すための郵便なのではないかと予想していたのです。

しかし、入っていたのは乾燥フィルターの掃除方法でした。

この内容は、意外で、正直少しイライラしてしまいました。。

充が咲子との暮らしを覚えていて、今でも気にかけていることは伝わってきます。

けれど、生きていることは知らせるし、咲子の生活も心配する。

それなのに、なぜ帰らないのかは説明しない。

離婚するのか、夫婦関係を続けたいのかも分からない。

咲子は、充を待つべきなのか、諦めてよいのかさえ判断できません。

充の態度は、あまりにも中途半端ではないでしょうか。

充は、もともとよい夫だった

難しいのは、充が咲子にとってよい夫として描かれていたことです。

咲子は充に惚れ込んでいました。

充も、咲子を愛していたように見えます。

二人の夫婦関係が冷え切っていて、その途中で充が姿を消したのであれば、咲子が樹に惹かれていく話も理解しやすかったと思います。

しかし、そうではありません。

二人の間には確かに愛情があった。

それなのに、今回の失踪が起きた。

ということは、充が姿を消した理由として、明かされていない重大な事情があるのでしょうけれど。

でも、どんな理由なら、私たちは理解できるんでしょうか。

病気なのか。

事故に関する罪悪感なのか。

一緒にいたあずさとの過去に何かあるのか。

ただ、病気だったとしても、なぜ咲子に正直に言わなかったのかという疑問は残ります。

咲子を悲しませたくなかったから姿を消した、という理由だとしたら、私は納得できない気がします。

突然夫がいなくなり、生きているのかさえ分からない状態にされる方が、咲子にとってはつらいからです。

充の失踪理由だけでは、物語は終われない

私が今もっとも気になっているのは、充が姿を消した理由そのものではありません。

その理由が明らかになったあと、咲子と樹の関係をどのように着地させるのかということです。

充に、誰もが納得できるような深い事情があったとします。

そうなると、今度は咲子が充ではなく樹を選ぶことへの納得感が難しくなります。

咲子はもともと充を愛していたのですから、充の失踪がやむを得ないものだったと分かれば、充のもとへ戻りたいと思うのが自然でしょう。

反対に、咲子と樹を一緒にするために、充を急に身勝手な人物として描いてしまったら、それまで描かれてきた充と咲子の夫婦関係が不自然になります。

充との愛情は本物だった。

充も咲子を愛していた。

それでも咲子は樹を選ぶ。

この流れを視聴者に納得させるためには、それ相応の展開が必要だと思います。

この難しい関係を、脚本がどう収めるのか

充が亡くなっていたのであれば、咲子と樹が新しい人生を始める物語として、もう少し分かりやすかったと思います。

しかし、充は生きています。

しかも、咲子との間に愛情を残したままです。

その状態で、咲子と樹は互いに惹かれ始めています。

樹は明らかですよね。私は咲子も樹に惹かれていると思います。

そうでなければ、花火にいっしょには行かないですよね。

恋愛ドラマとしては、充が生きているという障害があるからこそ、続きが気になります。

けれど、単に三角関係として盛り上げるだけではなく、充、咲子、樹の誰かを悪者にせず、それぞれの気持ちに納得できる結末になることを期待しています。

充が姿を消した理由は何なのか。

咲子はその理由を知ったとき、どのように受け止めるのか。

そして、充との未来はあるのか、充がいても咲子は自ら樹との未来を選ぶのか。

第4話を見て、私は充の失踪理由以上に、この難しい関係を脚本がどう収めるのかが気になりました。

咲子と樹には、うまくいってほしいんですけど、そのために充が悪い人として描かれてほしくはありません。

かといって、咲子と充が元の生活に戻って、樹が去っていくというのは、「この物語はなんだったの?」という気がする。

ほんとに、物語をどうおさめるんでしょう。

驚きの展開があると信じてるんですよね。

続きを見るのが、ますます楽しみになりました。

プロフィール
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たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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