サンフレッチェ広島から、山﨑大地選手の手術について発表があった。

9月8日に左膝の手術を受け、手術名は「前十字靱帯再建術、前外側構成体補強術」。
全治は10か月。
文字を見た瞬間、思っていた以上に大きな怪我だったことにショックを受けた。
沖縄SV戦で途中交代していた山﨑大地選手
山﨑選手が負傷したのは、8月26日に福山通運ローズスタジアムで行われた天皇杯2回戦・沖縄SV戦だった。



先発出場されていたものの、前半35分に塩谷司選手と交代している。
あのときは心配した。
ただ、試合後の本人のコメントを読んで、少し安心もしていた。
前半の接触プレーで膝を痛めたものの、その後もプレーはできていたという。
一方で山﨑選手は、負傷した瞬間、以前経験した前十字靱帯の怪我が頭をよぎったことも明かしていた。
記事のタイトルも「たぶん、大丈夫です」だった。
だから私も、大きな怪我ではないといいなと思っていた。
まさか、全治10か月という発表になるとは思わなかった。
山﨑大地選手は15歳のときにも左膝を負傷している
山﨑選手の怪我について調べてみると、今回が初めての大きな膝の怪我ではない。
サンフレッチェ広島ユース時代、15歳の春に左膝の前十字靱帯を断裂している。




ほぼ1年間リハビリ生活を送り、そこから復帰。
翌2017年にはU-17ワールドカップの日本代表に選ばれている。
15歳。
高校生になったばかりの頃に、約1年間もサッカーができない時間を過ごされていたことになる。
それでも復帰して年代別日本代表までたどり着いた。
改めて考えると、すごいことだと思う。
大学4年では右膝の内側側副靱帯を負傷
順天堂大学4年だった2022年10月末には、試合中の接触で右膝の内側側副靱帯を負傷している。
倒れてきた相手選手の体重が膝にかかった、防ぎようのないプレーだったという。
その影響で、サンフレッチェに加入した2023年のトルコキャンプでも、終盤近くまで別メニューで調整されていた。
ようやくプロとしてサンフレッチェに戻ってくるという時にも、怪我からのスタートだった。
2024年には今度は右膝の前十字靱帯断裂
そして2024年3月。
今度はトレーニング中の接触プレーで、右膝を負傷した。
3月12日に、
「右膝前十字靱帯再建術、内外側半月板縫合術」
を受け、全治9~10か月と発表された。




高校時代に怪我をしたのは左膝。
2024年は右膝だった。
山﨑選手にとっては、左右両方の前十字靱帯に大きな怪我を経験することになった。
長いリハビリを経て、ようやく戻ってこられた山﨑選手。
2026年はリーグ戦でも再びピッチに立っていた。
だからこそ、今回の発表はつらい。
そして今回、再び左膝
今回手術を受けたのは左膝。
15歳のときに前十字靱帯を断裂したのと同じ側になる。
ただし、今回のクラブ発表には「前十字靱帯再建術」とあるものの、15歳のときに負傷した箇所の再断裂なのかどうかまでは書かれていない。
わかっているのは、また前十字靱帯に関わる大きな手術を受け、全治10か月という長い時間が必要になったということだ。
15歳のときに左膝。
大学4年で右膝の内側側副靱帯。
2024年には右膝の前十字靱帯と半月板。
そして今回、再び左膝。
こうして並べてみると、山﨑選手がどれだけ怪我と向き合ってきたのかがわかる。
「また戻ってきて」と簡単には言えない気もする
サポーターとしては、もちろんまたエディオンピースウイングのピッチに立つ山﨑大地選手を見たい。
でも、全治10か月。
その数字を見ると、「頑張って」「早く戻ってきて」と簡単に言うことすら、ためらってしまう。
これまでも十分すぎるほど頑張ってこられた選手だからだ。
長いリハビリがどれほど大変なのか、私には想像することしかできない。
それでも山﨑選手は、15歳のときにも戻ってこられた。
2024年の大怪我からも戻ってこられた。
だから今回も、と言いたくなる気持ちはある。
でも今は、復帰の時期よりも、まずきちんと治してほしいと思う。
サンフレッチェ広島のDFを、今後10年は引っ張っていってくれるはずの選手だから。
山﨑大地選手が、またサッカーを楽しめる状態でピッチに戻ってこられること。
今はただ、それを願っている。
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