友達が「雲海を見に行った」と話していました。
広島県内で雲海が見られるんだ。
そのときは、そのくらいに思っていました。
ところが今日、ふと三次の「霧の海」という言葉を目にしました。
霧の海。
きれいな名前です。
そして思い出しました。
「そういえば、友達が見に行ったと言っていた雲海って、これじゃない?」
さっそく聞いてみました。
すると、やっぱりそうでした。
場所は三次市の高谷山。
そして、
「写真があったらもらえない?」
とお願いしたら、送ってくれました。

写真を見て、改めて思いました。
本当に海みたい。
広島にこんな景色があるんですね。
三次の「霧の海」は雲海のこと
そもそも「霧の海」と「雲海」は違うものなのかなと思って調べてみました。
三次市では、秋から早春にかけて早朝に川霧などが立ちこめることがあります。
三次盆地を覆った霧を高い場所から眺めると、霧の上に山々の頂が顔を出します。
その姿が、大きな海に島々が浮かんでいるように見える。
それが三次の「霧の海」です。
三次市のホームページでも、この雲海が「霧の海」と呼ばれていると紹介されていました。
つまり友達が言っていた「雲海」と、私が見つけた「霧の海」。
同じ景色のことだったんですね。
友達が写真を撮ったのは「高谷山」
友達が行った高谷山は、三次の霧の海を見る代表的な場所です。
標高は約490メートル。
高谷山には展望台があり、そこから三次の町を見下ろすことができます。
霧の海が発生すると、いつもなら見えるはずの町が霧の下へ。
目の前には白い霧と、その向こうに浮かぶ山々。
友達から送ってもらった写真を見ていると、
「これを実際に目の前で見たら、どんな感じなんだろう」
と思います。
写真でもきれいなのだから、日の出を待ちながら目の前で少しずつ景色が変わっていくところを見たら、もっときれいなのでしょうね。
どうして三次には霧が多いの?
三次と霧。
そういえば、以前から霧が多いところというイメージはありました。
調べてみると、三次の中心部では西城川、馬洗川、江の川という3本の川が合流しています。
さらに盆地なので朝晩の寒暖差も大きく、こうした地形や気象条件が霧の発生に関係しているそうです。
川の水面より気温が低くなり、冷たい空気が水面へ流れ込み、さらに風が弱い。
そんな条件などがそろうと霧が発生します。
毎朝同じように見られるわけではありません。
自然が作る景色だからこそ、
「今日は見られるかな」
と早朝から出かける楽しみもあるのでしょうね。
ちょうどこれからがシーズン
三次観光推進機構によると、高谷山で霧の海が見られるのは、9月から3月にかけての早朝。
特に9月下旬から11月は発生率が高くなるとされています。
まさに今からです。
友達がこの時期に雲海を見に行ったのも納得しました。
高谷山にはライブカメラも設置されていて、24時間、山からの景色を見ることもできるそうです。
自然現象なので、「行けば必ず見られる」というものではありません。
だから、出かける前にライブカメラなどを確認してみるのもよさそうです。
私も一度見てみたくなりました
友達が雲海を見に行ったと聞いたときには、
「へえ、いいね」
くらいだったのですが。
こうして写真をもらって、場所を調べて、なぜ霧の海ができるのかまで知ると、だんだん自分でも見たくなってきました。
広島に住んでいても、知らない景色はまだまだあります。
わざわざ遠くまで旅行しなくても、県内にこんな景色がある。
それを知っただけでも、なんだか少し得をした気分です。
ただし、問題が一つ。
霧の海を見るなら、早朝です。
きれいな朝日と一緒に見ようと思ったら、まだ暗いうちから出かけることになります。
早起きできるかな。
そこだけは、ちょっと自信がありません。
それでも、友達からもらった写真を見ていると、
いつか自分の目でも、この「霧の海」を見てみたい。
そんな場所が、また一つ増えました。






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