私はマスコットが好きです。
Jリーグのマスコットも好きですし、ご当地キャラクターを見かけると、ついつい気になります。
島根県の「しまねっこ」も好きなキャラクターの一つです。
以前、広島で島根のイベントが開催されたとき、しまねっこが来ていて、見に行ったことがあります。
そのときの写真も残っています。
そんなことを考えていて、ふと思いました。
島根県は、しまねっこ。
では、お隣の鳥取県は?
これは分かります。
トリピー。
では、岡山県は?
山口県は?
そして――
広島県は誰なんだろう?
広島に住んでいるのに、改めて聞かれると少し迷います。
「咲ちゃんだったような気がする」
でも咲ちゃんって、ずいぶん昔の国体のキャラクターではなかったっけ?
最近は黄色い「ひろくま」もよく見かけます。
マスコット好きとして気になったので、中国5県について調べてみました。
島根県は「しまねっこ」
まずは、今回の疑問のきっかけになった島根県。
島根県観光キャラクターの「しまねっこ」です。
黄色い猫の姿に、出雲大社を思わせる大きなしめ縄。
私の中では、
島根県=しまねっこ
がかなりしっかり結びついています。
毎年出雲大社へ行くこともありますし、しまねっこの缶に入ったお菓子を買ったこともあります。
そして、広島に来てくれたときには実際に会いに行きました。
自分で撮った写真が残っているくらいなので、やはり好きなんでしょうね。
鳥取県は「トリピー」
鳥取県は「トリピー」です。
こちらも私は知っていました。
トリピーは、1997年に鳥取県で開催された「山陰・夢みなと博覧会」のPRキャラクターとして誕生しました。
博覧会終了後も活躍を続け、現在は鳥取県のマスコットキャラクターになっています。
モチーフには鳥取県の「鳥」や特産品の二十世紀梨などが取り入れられています。
博覧会のために生まれたキャラクターが、その後も県のマスコットとして残っているんですね。
→「トリピー」の姿は鳥取県公式サイトで見ることができます。

岡山県は「ももっち」と「うらっち」
岡山県は「ももっち」と「うらっち」。
ももっちは桃太郎をアレンジしたキャラクターです。
2005年の「晴れの国おかやま国体・輝いて!おかやま大会」のために登場し、その後、岡山県マスコットとして活動しています。
そして、もう一人が「うらっち」。
こちらは岡山に伝わる温羅(うら)伝説の鬼をモチーフにした女の子です。
桃太郎だけではなく、鬼も一緒に岡山をPRしている。
これはちょっと面白いですね。
→「ももっち・うらっち」の姿は岡山県公式サイトで見ることができます。

山口県は「ちょるる」
山口県は「ちょるる」です。
2011年に開催された「おいでませ!山口国体・山口大会」のマスコットとして活躍し、その後「山口県PR本部長」に就任しました。
名前の「ちょるる」は、山口弁の「~ちょる」が由来。
そして面白いのが、その姿です。
頭が「山」で、顔が「口」。
合わせると、
山+口=山口。
そう言われてから見ると、
「なるほど!」
と思います。
こういう意味を知ると、今度ちょるるを見かけたときには、まず頭と顔を見てしまいそうです。
→「ちょるる」の姿は山口県公式サイトで見ることができます。




では、広島県は?
さて、地元・広島です。
最初に考えたとき、私の頭に浮かんだのは、
「咲ちゃんじゃなかったっけ?」
でした。
咲ちゃん。
確か、もみじのキャラクターだったような気がします。
でも同時に、
「咲ちゃんって、昔の国体のキャラクターじゃなかった?」
とも思いました。
調べてみると、やはり咲ちゃんは1996年に開催された「ひろしま国体」のマスコットキャラクターでした。
広島県の木「もみじ」がモチーフになっています。
「そうそう、これ!」
懐かしくなりました。
でも、ここからが意外でした。
咲ちゃん、今も広島県マスコットだった
ひろしま国体が開催されたのは1996年。
もう30年も前です。
私はてっきり、
「咲ちゃん=昔の国体キャラクター」
だと思っていました。
ところが現在の広島県公式サイトを確認すると、
「広島県マスコット『咲ちゃん』」
として、今もちゃんと掲載されています。
えっ。
咲ちゃん、今も現役だったんだ。
今回、中国5県のマスコットを調べていて、私はこれが一番驚きました。
考えてみれば、鳥取県のトリピーも博覧会から誕生しています。
岡山県のももっちも国体。
山口県のちょるるも国体。
そして広島県の咲ちゃんも国体。
大きなイベントのために誕生したキャラクターが、イベント終了後も県のキャラクターとして活躍することは珍しくないんですね。
→「咲ちゃん」については広島県公式サイトで確認できます。




では、最近よく見る「ひろくま」は?
ここでもう一つ疑問が出てきます。
最近の広島のキャラクターとして、黄色い「ひろくま」がいます。
実は私、ひろくまにも実際に会ったことがあります。
そのときの写真も持っています。


黄色い体が目を引くキャラクターで、一度見るとかなり印象に残ります。
ひろくまを見たことがあったので、
「今は、ひろくまが広島県のマスコットなのかな?」
とも思いました。
ところが調べてみると、少し違いました。
ひろくまは広島県に住んでいるという設定のローカルキャラクターで、現在は「HITひろしま観光大使」として広島の魅力を発信しています。
一方、広島県公式サイトには現在も「広島県マスコット『咲ちゃん』」が掲載されています。
つまり、
広島県マスコットとして現在も確認できるのが「咲ちゃん」。
そして、
広島の観光を盛り上げる「HITひろしま観光大使」として活動しているのが「ひろくま」。
同じ広島のキャラクターでも、立場が違うんですね。
これなら私が、
「広島って誰だっけ?」
と迷ったのも無理はないのかもしれません。
さらに驚いた。「咲ちゃん」というお菓子が今もある
咲ちゃんについて調べていると、さらに面白いものを見つけました。
広島ではおなじみの「にしき堂」に、
「やき餅 咲ちゃん」
というお菓子があります。
しかも、今も秋季限定で販売されています。
1996年のひろしま国体のマスコット「咲ちゃん」をイメージしたお菓子です。

そして、もっと驚いたのが、
「生もみじ」の原点となったお菓子
だということ。
生もみじはもちろん知っています。
でも、その原点に咲ちゃんがいたとは知りませんでした。
中国地方のマスコットについて調べていたはずなのに、まさか最後に生もみじにつながるとは。
こういうところが、調べものの面白いところですね。
「やき餅 咲ちゃん」、今度見つけたら食べてみたくなりました。
中国5県、調べてみるとそれぞれ面白い
今回調べた中国5県を整理すると、
島根県は「しまねっこ」。
鳥取県は「トリピー」。
岡山県は「ももっち・うらっち」。
山口県は「ちょるる」。
そして、
広島県は「咲ちゃん」。
最初は、
「島根はしまねっこ。鳥取はトリピー。じゃあ広島は?」
という単純な疑問でした。
でも調べてみると、それぞれのキャラクターが生まれた背景まで見えてきました。
特に地元・広島については、
「咲ちゃんって、まだ現役だったんだ」
という発見がありました。
さらに、実際に会ったことのあるひろくまとの違いも分かりました。
マスコットから、その土地が気になる
私はマスコットが好きです。
Jリーグでも、マスコットをきっかけに、それまであまり知らなかったクラブや地域に興味を持つことがあります。
ご当地キャラクターも同じなのかもしれません。
キャラクターを知る。
かわいいなと思う。
その土地が少し気になる。
実際に会ってみたくなる。
そして、その場所へ行ってみたくなる。
私はしまねっこに実際に会いに行きました。
ひろくまにも会ったことがあります。
今回調べたことで、今度ほかの県のキャラクターを見かけたら、以前より気になりそうです。
そして地元広島についても、
「広島県のマスコットは?」
と聞かれたら、今度は答えられます。
咲ちゃん。
30年前の国体で見たキャラクターが、今も広島県のマスコットだった。
なんだか少しうれしい発見でした。






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