2026年4月から、自転車の交通違反にも「青切符」が導入された。
始まる前にはかなりニュースになっていたので、
「歩道を自転車で走ったら青切符?」
「イヤホンはダメ?」
「どんな場合に反則金を払うの?」
と気になった人も多いのではないだろうか。
私も自転車にはよく乗る。
青切符が始まってから約半年。
実際、広島ではどうなっているのだろう。
気になったので調べてみた。
広島ではすでに544件
テレビ新広島の報道によると、広島県内では2026年4月の制度開始から8月末までに、自転車の交通違反で544件に青切符が交付されたという。
「そんなに?」
私は数字を見て、ちょっと驚いた。
ところが、内訳を見るとさらに驚いた。
544件のうち、携帯電話を使用しながら自転車を運転する、いわゆる「ながらスマホ」などの携帯電話使用等が475件。
実に9割近くを占めていた。
青切符と聞くと、歩道を走っただけでも次々取り締まられているようなイメージを持っていたけれど、実際の数字を見ると少し印象が違った。
私が一番気になっていたのは「歩道」
私自身が青切符について一番気になっていたのは、実は歩道だった。
自転車は原則として車道を走る。
これは分かっている。
交通量が少ない道なら、私も車道を走っている。
でも、交通量の多い国道となると話は別だ。
横をたくさんの車が走っていくところを自転車で走るのは、私は怖くてできない。
そんな道では歩道をゆっくり走っている。
そして前に歩行者がいたら、自転車から降りて押して歩くようにしている。
でも青切符が始まったと聞いてから、
「これも違反になるのかな?」
ということがずっと気になっていた。
「自転車は絶対に車道」ではなかった
改めて警察庁の説明を確認してみると、自転車は原則として車道を通行するものの、例外もある。
道路工事をしていたり、駐車車両が連続していたり、車道が狭かったり、交通量が著しく多かったりするなど、車道を走ることで事故の危険があると認められる場合には、普通自転車が歩道を通行できるケースがある。
これは少し安心した。
交通量がとても多い道路でも、
「ルールだから何が何でも車道を走らなければ」
というわけではないようだ。
ただし、歩道はあくまでも歩行者優先。
自転車で歩道を通行できる場合でも、車道寄りを徐行しなければならない。
歩行者の通行を妨げることになる場合には、一時停止する必要もある。
やはり「歩道だから自由に自転車で走っていい」ということではない。
歩道を走ったら即、青切符でもない
もう一つ、今回調べてみて分かったことがある。
警察庁によると、自転車の交通違反については、違反を認知した場合でも基本的には指導警告を行い、事故につながるような悪質・危険な違反などを検挙の対象としている。
歩道通行についても、単に歩道を通行したというだけなら、原則として指導警告の対象とされている。
「歩道を走っているところを警察官に見られたら、即青切符」
という単純な話ではないようだ。
だから歩道を自由に走っていいという意味ではない。
歩行者を危険にさらすような走り方をしないことが大前提だ。
一番多かったのは「ながらスマホ」
半年間の数字を見てみると、広島で圧倒的に多かったのは「ながらスマホ」だった。
携帯電話を手に持って画面を注視するなどの違反には、12,000円の反則金が科される。
これはかなり大きい。
でも考えてみれば、青切符があるからやめるというより、そもそも自転車に乗りながらスマートフォンを見ること自体が危ない。
自転車は思っている以上にスピードが出る。
その状態で前を見ていなければ、歩行者にも自分にも危険だ。
青切符より「安全に走るにはどうするか」
青切符が始まったときは、
「何をしたら捕まるんだろう」
「反則金はいくらなんだろう」
ということばかり気になっていた。
でも半年後の状況を調べてみると、少し考え方が変わった。
私はこれからも自転車に乗る。
交通量が少なく、安全に走れそうなところなら車道を走る。
でも交通量が多くて怖い道路では、無理をして車道を走りたくはない。
歩道を通行できる場合にはゆっくり走り、歩行者がいたら降りて押して歩く。
そのとき、その場所で一番安全な方法を選びたいと思う。
自転車の青切符が始まって半年。
「捕まらないためにどうするか」ではなく、
「自分も歩行者も安全でいるためにはどう走ればいいのか」
改めて考えるきっかけになった。






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