抹茶が値上がりしているそうです。
しかも、その理由のひとつが、海外での抹茶人気なのだとか。
日本の伝統的なお茶が世界中で愛されるのは、うれしいことですよね。
でも、その人気によって日本でも値段が上がってしまうというのは、なんだか複雑な気持ちになります。
気になったので、少し調べてみました。
nana’s green teaが11月5日から値上げ
2026年10月14日、日本茶カフェ「nana’s green tea」が、抹茶を使用した商品の値上げを発表しました。
値上げは11月5日からです。
主な商品の価格は、次のように変わります。
| 商品 | 現在 | 改定後 |
|---|---|---|
| 抹茶ラテ(M) | 620円 | 710円 |
| 抹茶グリーンティー(M) | 620円 | 690円 |
| 抹茶白玉パフェ | 1,250円 | 1,390円 |
| 抹茶ガトーショコラ | 770円 | 820円 |
※税込価格。店舗によって異なる場合があります。
抹茶ラテは90円の値上げです。
もともと620円というのも、私にはちょっと贅沢な飲み物という印象ですが、710円となると、ますます気軽には注文しにくくなりそうです。
なお、抹茶を使っていない商品については、価格を据え置くそうです。
なぜ抹茶が値上がりしているの?
理由として挙げられているのが、世界的な抹茶需要の増加です。
海外では、抹茶ラテや抹茶スイーツが人気になっているそうです。
健康志向や日本食への関心の高まりも、人気を後押ししているようです。
農林水産省によると、2025年の日本の緑茶輸出額は721億円。
前年から約98%も増えています。
この数字には抹茶以外の緑茶も含まれていますが、抹茶を含む粉末状のお茶の需要が大きく伸びているそうです。
海外でこれほど人気になっているとは、知りませんでした。
人気だからといって、すぐに増産できるわけではない
それなら、抹茶をもっとたくさん作ればいいのでは?
と思ってしまいますが、そう簡単ではないようです。
抹茶は、主に「てん茶」という茶葉を石臼などで細かくひいて作られます。
てん茶は、収穫前に茶畑を覆って日光を遮るなど、特別な栽培方法で育てられます。
しかも、新しく茶畑を作っても、収穫できるまでには数年かかります。
急に世界中で人気になったからといって、すぐに生産量を増やせるわけではないんですね。
需要が増えても供給が追いつかず、原料価格が高騰しているということのようです。
抹茶と普通の緑茶は何が違う?
ところで、抹茶と普段飲んでいる緑茶は、何が違うのでしょうか。
どちらも同じチャノキから作られますが、栽培方法や製造方法、飲み方が違います。
一般的な煎茶は、茶葉をお湯に浸して成分を抽出して飲みます。
一方、抹茶は粉末状にした茶葉をお湯に混ぜて飲みます。
茶葉そのものを口にするところも、大きな違いですね。
普段何気なく飲んでいるお茶にも、いろいろな種類があるものです。
日本のお茶が世界で人気になるのはうれしいけれど
日本の抹茶が海外で人気になっているのは、素晴らしいことだと思います。
日本の食文化が世界に広がり、お茶を生産する方々にとっても、新しい可能性が生まれているのでしょう。
一方で、日本で暮らす私たちが、身近な日本のお茶を気軽に楽しめなくなってしまうのは、少し寂しい気もします。
最近は、食品でも日用品でも値上げの話題が続いています。
その理由も、原材料費や人件費の上昇だけでなく、今回のように世界的な人気が影響することもあるんですね。
抹茶が世界中で愛されるのはうれしい。
でも、日本でも手の届きやすい存在であってほしい。
そんなことを思ったニュースでした。






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