『Tシャツが乾くまで』第5話が面白い!充の「ただいま」で、恋愛ドラマが一気に動き出した

雑記

※この記事は『Tシャツが乾くまで』第5話のネタバレを含みます。

『Tシャツが乾くまで』第5話。

いやー、面白かったです。

これまで私は、このドラマのミステリー部分ももちろん気になっていました。

充とあずさは本当に不倫していたのか。

二人はなぜ長野へ向かったのか。

充はなぜバスを途中で降りたのか。

そして、なぜ帰ってこないのか。

謎はたくさんあります。

でも今回、第5話を見終わって思いました。

私がいちばん見たいのは、謎解きではないです。

咲子と樹生が、これからどうなるのか。

そちらのほうが、ものすごく気になってきました。

事故から約1年。いつの間にか二人の関係が変わっていた

第5話では、事故からもうすぐ1年というところまで、一気に時間が進みました。

咲子と樹生は、ときどきお互いの家で食事をして、毎週コインランドリーで一緒に洗濯をする関係になっています。

最初は、

「夫が行方不明になった人」

と、

「妻を亡くした人」。

しかも、その夫と妻が不倫していたかもしれない。

そんな、とんでもなく特殊な事情でつながった二人でした。

それが1年近く一緒にいるうちに、ずいぶん自然な関係になっていました。

ここが私はすごく好きでした。

恋愛ドラマなのに、

「好きです」

とか、

「付き合ってください」

ではないんですよね。

樹生が咲子に言うのも、

「一緒に住むのはありですか?」

です。

しかも翔くんも一緒に。

なんとも樹生らしいというか、このドラマらしい。

華々しい告白ではないのに、

「あ、この人は咲子とのその先を考えているんだ」

ということだけは、はっきり分かります。

咲子の気持ちは、もう少し樹生側へ動いている気がする

そして今回、私がかなり大きいと思った場面があります。

充から電話がかかってきた場面です。

ずっと会いたかった夫。

帰ってきてほしかった夫。

その充とようやく話しているのに、咲子が聞いたのは、

なぜ、あずさを連れていったのか。

ということでした。

これって、かなり大きな変化ではないでしょうか。

以前の咲子だったら、

「どうして帰ってこないの?」

「どこにいるの?」

「私に何か不満があったの?」

と、自分と充のことを聞きたかったと思うんです。

でも今の咲子は、あずさを失った樹生のことを考えている。

充が自分に何をしたのかではなく、

充が樹生に何をしたのか

を責めているように見えました。

公式のあらすじでも、第5話では咲子と樹生が「心を許しあえる関係」になったことが描かれています。

私は、恋愛感情かどうかはともかく、咲子の心の中で樹生の存在がかなり大きくなっていることを示す場面だったように思います。

だからこそ、あの「ただいま」は強烈だった

そしてラスト。

咲子は充の物を片づけ始めます。

おそらく、

充を嫌いになるためではなく、

充を忘れるためでもなく、

自分も先へ進むために。

そこに、

ピンポーン。

ドアを開ける。

充。

そして、

「ただいま」。

……いやいやいやいや。

今!?

と思いました。

SNSでも「今さら!?」「なんで帰ってきた?」「ただいまじゃない」といった反応が相次いだようです。

でも私は、この展開を見て、

このドラマ、やっぱり恋愛ドラマとして面白いな

と思ってしまいました。

充が死んでいたら、たぶん簡単すぎる

私は以前からひとつ気になっていました。

もし最終的に咲子と樹生が結ばれる物語なのだとしたら、

充が生きている状態で、どうやってそこへ持っていくのだろう。

ということです。

充が亡くなっているのなら、まだ分かりやすい。

時間をかけて悲しみを乗り越え、同じ喪失を経験した樹生と新しい人生を始める。

それなら、とてもきれいです。

でも、このドラマはそんな簡単な道を選ばなかった。

充は生きていました。

しかも、

咲子がようやく前へ進もうとした瞬間に、

普通の顔で帰ってきました。

ここから咲子が樹生を選ぶのであれば、

「夫がいなくなったから」

では済まなくなります。

充が目の前にいるのに、それでも樹生を選ぶ理由

が必要になります。

だから私は、ここからがこのドラマの恋愛部分の本番なのではないかと思っています。

それにしても、充はなぜ今帰ってきたのか

もちろん、一番の謎はこれです。

なぜ1年間も帰ってこなかったのか。

そして、

なぜ今なのか。

偶然なのでしょうか。

咲子が前へ進もうとしたタイミングと重なったのは、ドラマ上の演出としては最高ですが、物語の中でも何らかの理由がありそうです。

第5話では、充のスマホに残っていた長野の住所を咲子が訪ねています。

ところが、そこでは充につながる答えは得られませんでした。

さらに長野では別の「葬儀」も描かれていて、充の過去に関係する誰かが亡くなったのではないか、という考察も出ています。

ここからは完全に私の想像ですが、

充が帰ってこなかった理由そのものが、この1年の間に終わった

のではないでしょうか。

誰かを看取っていたのか。

何かを片づけていたのか。

自分の過去と向き合っていたのか。

何なのかはまだ分かりません。

ただ、

「咲子が嫌だから1年間帰らなかった」

だけでは、これまで張られてきた長野や生い立ちの伏線が多すぎる気がします。

充とあずさも、やっぱり単純な不倫ではない気がする

そしてもう一つ。

私はやはり、

充とあずさは単純な不倫関係ではなかったのではないか

と思っています。

あずさが児童養護施設で育ったこと。

充も親族と疎遠だったこと。

今回、あずさが育った施設の職員がわざわざ登場したこと。

さらに宮内があずさの過去をかなり知っていそうなこと。

ここまで「過去」や「家族」を丁寧に置いておいて、

「実は二人は不倫していました」

だけで終わるとは、どうも思えません。

以前からSNSでは「同じ施設に関係しているのでは」「兄妹なのでは」といった予想も出ていました。

私はいまのところ、

二人にしか分からない過去を共有していた関係

くらいなのではないかと思っています。

恋愛でもない。

家族とも少し違う。

でも、配偶者には言えないほど深いところでつながっている。

そんな関係だったら、このドラマらしい気がします。

直人と宮内もまだ何か知っていそう

そして、まだまだ怪しい人がいます。

直人と宮内です。

特に直人。

充と連絡を取っていたことを咲子に黙っていたのに、第5話では咲子が充と電話で話せるようにしています。

一体どこまで知っているのでしょう。

咲子が好きなのか。

充を守りたいのか。

それとも両方なのか。

どうも単純な「咲子に片思いしている青年」では終わらなそうです。

宮内も同じです。

あずさが育った児童養護施設とのつながりまで出てきました。

この二人は、

充とあずさの過去を知る側の人間

なのではないでしょうか。

咲子と樹生が「知らなかった側」。

直人と宮内が「知っていた側」。

そんな対比になっているようにも見えます。

「ただいま」「おかえり」がいちばん切ない

そして最後に。

充の

「ただいま」

に対して、

咲子は

「おかえり」

と答えます。

ここもすごく好きでした。

一年いなくても、

理由も教えてくれなくても、

もう帰ってこないと思って夫の物を捨てようとしていても、

目の前に夫が立って

「ただいま」

と言ったら、

反射的に

「おかえり」

と言ってしまう。

夫婦だった時間は、そんな簡単には消えないんですよね。

だからこそ面白い。

樹生のことが大切になってきた。

でも充も嫌いになったわけではない。

そんなところに充本人が帰ってきてしまった。

次回の公式あらすじでは、充、咲子、樹生の3人がついに顔を合わせ、充がこの1年間について少しずつ語り始めることが明らかになっています。

もう、

早く第6話を見せてください。

という気持ちです。

ミステリーの答えも知りたい。

充とあずさの関係も知りたい。

充が消えていた理由も知りたい。

でも私は、それ以上に、

咲子がこれから、

充と樹生をどう見るようになるのか。

そこがいちばん気になっています。

『Tシャツが乾くまで』。

第5話で、ますます面白くなってきました。

プロフィール
この記事を書いた人
たけのこ

50代女性会社員です。子育てがひと段落し、趣味を楽しみながら定年までの会社員生活を過ごしています。
趣味はサンフレッチェ広島を中心としたJリーグ観戦。最近はWEリーグも気になり始めました。その他、好きなYoutuberさんの話など、日々気になったことを綴っています。

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