「フタバ図書が24時間営業になる」
そんなニュースを見かけました。
24時間営業といえば、コンビニなら珍しくありません。
でも、本屋さん。
夜中でも本を買いに行ける。
なんだかそれだけで、ちょっとワクワクしてしまいました。
しかも24時間営業になるのは、広島市安佐南区にあるフタバ図書TSUTAYA MEGA中筋店。
これはちょっと気になります。
調べてみると、ただ営業時間を延ばすという話ではありませんでした。
MEGA中筋店は10月1日から24時間営業に
フタバ図書の発表によると、2026年10月1日から「フタバ図書TSUTAYA MEGA中筋店」の書店・文具売場が24時間営業になります。
さらに10月8日からは、広島市安佐北区の「フタバ図書TSUTAYA可部センター店」でも始まります。
フタバ図書によると、大型書店売場の24時間営業は広島県内では初めての取り組みだそうです。
ただし、ここは間違えないようにしたいところ。
中筋店全体が24時間営業になるわけではなく、対象となるのは書店と文具の売場です。
現在、中筋店には駿河屋やタリーズコーヒー、GiGOなどもありますが、それらまで24時間営業になるわけではありません。
夜中は店員さんがいない?
では、どうやって本屋さんを24時間営業するのでしょう。
今回導入されるのが、日本出版販売の「ほんたす」という仕組みです。
日中はこれまでと同じように店員さんがいる有人営業。
夜間や早朝は無人営業に切り替わります。
無人の時間帯には顔認証による入店管理やセルフレジ、防犯カメラ、警備設備などを使用。遠隔でのサポートや緊急時の対応体制も用意されるそうです。
なるほど。
「24時間営業になる」と聞いて、最初は店員さんもずっといるのかなと思いましたが、そういうことではないのですね。
技術を使うことで、これまで閉まっていた時間にも本屋さんを利用できるようにする。
ちょっと未来の本屋さんのようにも感じます。
夜中の本屋さんって、どんな感じなんだろう
私はここが一番気になりました。
夜11時。
日付が変わった午前0時。
あるいは早朝5時。
そんな時間に本屋さんへ行ったら、どんな感じなのでしょう。
コンビニへ行くのとは、ちょっと違います。
静かな店内で本棚を眺めながら、
「何か面白い本はないかな」
と探す。
人が少ない時間なら、いつも以上にゆっくり本を選べるのかもしれません。
目的の本を買うだけなら、今はインターネットで24時間いつでも注文できます。
でも、本屋さんへ行く楽しさは、それだけではない気がします。
買うつもりのなかった本が目に入ったり、表紙に惹かれて手に取ってみたり。
知らなかった本と偶然出会える。
ネットで検索するのとは少し違う楽しさがあります。
それを夜中でもできるようになる。
考えてみると、なかなか面白いことなのかもしれません。
「営業時間」ではなく「楽しさと出会える時間」
今回の発表で、印象に残った言葉がありました。
フタバ図書は今回の取り組みについて、単に営業時間を延ばすのではなく、利用する人が「楽しさと出会える時間」を広げたい、という趣旨の説明をしています。
仕事を終えるのが遅い人。
早朝から活動する人。
人の少ない時間にゆっくり本を選びたい人。
生活する時間は、人によって違います。
本屋さんの営業時間に自分の生活を合わせるのではなく、「本を見たい」と思ったときに行ける。
そう考えると、24時間営業の意味も少し違って見えてきます。
一方で、今回の背景には人手不足や店舗運営コストの上昇といった問題もあります。
無人化というと少し寂しい気もしますが、技術を使うことで、本屋さんを利用できる時間が逆に長くなる。
そんな方向もあるのですね。
10月になったら、夜の本屋さんへ行ってみたい
中筋店の24時間営業が始まるのは10月1日。
せっかくなので、始まったら一度、あえて遅い時間に行ってみたいと思っています。
顔認証で入る本屋さんとはどんなものなのか。
セルフレジで本を買うのはどんな感じなのか。
そして何より、夜の静かな本屋さんはどんな雰囲気なのか。
実際に体験してみたら、またここに書いてみたいと思います。
「夜中に本屋へ行く」。
これまで特に必要だと思ったことはありませんでした。
でも、できるようになると聞いたら、なぜか一度やってみたくなりました。
10月から、広島の本屋さんの風景が少し変わりそうです。






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