8月5日、サンフレッチェ広島から、大迫敬介選手がチームに再合流することが発表されました。
7月末からチームを離れていた大迫選手が、8月5日のトレーニングから再び合流するとのことです。
その知らせを見た瞬間、やはり最初に感じたのは、
「大迫選手が戻ってきてくれる」
という安心とうれしさでした。
でも、正直に言うと、手放しで喜んでいいのか分からない気持ちもあります。
海外移籍を覚悟したばかりだった
7月30日、サンフレッチェ広島は、大迫選手が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱したと発表しました。
私はそのとき、寂しい気持ちと、それでも海外で頑張ってほしいという気持ちを、こちらの記事に書きました。

大迫選手の海外移籍は、毎年のようにあるかもと心配していました。
日本代表にも選ばれ、サンフレッチェで長く正ゴールキーパーを務めてこられた選手です。
いつか海外へ行ってしまう日が来ても、不思議ではない。
ずっとそう思っていたはずなのに、いざクラブから発表されると、やはり寂しいものでした。
つい先日、川村拓夢選手がサンフレッチェに戻ってきたことを、大迫選手が喜んでいた動画を見たばかりです。
その姿を見て、私はすっかり、今シーズンは二人が一緒に戦うところを見られると思っていました。
それでも、大迫選手自身が海外へ挑戦すると決めたのなら、応援したい。
そうやって、ようやく送り出す覚悟をしたところでした。
移籍はまとまらなかったと報じられた
報道によると、大迫選手はベルギー1部のユニオン・サンジロワーズへ、買い取りオプション付きの期限付き移籍をする方向で話が進んでいたようです。
個人間では合意に達していたとも報じられています。
ところが、サンジロワーズが別のゴールキーパーを獲得したことで方針が変わり、大迫選手の移籍はまとまらなかったと伝えられました。
クラブが公式に発表しているのは、海外移籍が破談になったということではなく、大迫選手がチームに再合流したということだけです。
詳しい交渉の経緯や、大迫選手自身が今どんな気持ちでおられるのかは、分かりません。
ただ、もし海外でプレーする覚悟を決め、移籍の準備を進めていたのなら、落胆がなかったはずはないと思います。
戻ってきてくれるのは、もちろんうれしい
サンフレッチェにとって、大迫選手が戻ってきてくれることは、とても大きなことです。
前の記事には、大迫選手が移籍したあとに失点したら、
「大迫選手だったら、どうだったかな」
と思ってしまいそうだと書きました。
それほど長い間、大迫選手がサンフレッチェのゴールを守る姿を見てきました。
ゴール前に大迫選手がいる安心感は、簡単に代えられるものではありません。
その大迫選手が、また紫のユニフォームを着て戦ってくれるかもしれない。
サポーターとしては、もちろんうれしいです。
新しいシーズンに向けて、これほど心強いことはありません。
でも「残ってくれてよかった」だけでは終われない
一方で、大迫選手の海外挑戦が実現しなかったことを考えると、単純に「よかった」とだけ言うこともできません。
私にとっては、大迫選手がサンフレッチェにいてくれることが一番うれしい。
けれど、大迫選手本人にとって、海外でプレーすることは大切な目標だったということですよね。
自分の力でつかみかけた機会が、最後のところで実現しなかった。
もしそうなら、それはきっと、簡単に気持ちを切り替えられるような出来事ではないと思います。
「広島に残ってくれてうれしい」
「海外で戦う大迫選手も見たかった」
「大迫選手自身は、今どんな気持ちなのだろう」
いろいろな思いが入り交じります。
でも、この気持ちは矛盾しているわけではないのでしょう。
大迫選手が大切な選手だからこそ、サンフレッチェにいてほしいと思う。
同時に、大迫選手が望む場所で挑戦してほしいとも思う。
どちらも本当の気持ちです。
「広島の選手として貢献したい」という思い
報道では、栗原圭介強化本部長が、大迫選手について「彼が再合流する決断をしてくれた」と説明したことが伝えられています。
そして大迫選手自身も、広島の選手として貢献したいという思いをクラブに伝えたそうです。
この言葉を知り、少しほっとしました。
思い描いていた結果とは違ったかもしれませんが、
それでも、もう一度サンフレッチェの一員として戦おうと気持ちを向けてくれている。
そのことが、とてもうれしいです。
大迫選手がどんな思いで戻ってきたのかを、外からすべて理解できませんが、
だからこそ、無理に事情を想像して結論を出すのではなく、再び一緒に戦えることを大切にしたいと思います。
今は「おかえりなさい」と伝えたい
7月30日にチーム離脱が発表されてから、再合流の発表までは、わずか6日でした。
その短い間に、私は寂しくなり、送り出す覚悟をし、今度は戻ってくる知らせに驚きました。
サポーターの私でさえ、気持ちが追いつかないのです。
当事者である大迫選手の中には、もっとさまざまな思いがあるのだろうと思います。
この先、海外への挑戦がどうなるのかは分かりません。
今回の再合流が、今シーズンの残留を確定するものなのかも、現時点では発表されていません。
それでも今、大迫選手はサンフレッチェの選手として、再びチームのトレーニングに加わる決断をしてくださったことが、うれしいんです。
いろいろな気持ちを抱えたままですが、今はただ、こう伝えたいです。
大迫敬介選手、おかえりなさい。
またサンフレッチェのゴールを守る姿を見られることを、楽しみにしています。





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